海外投資のGIA長谷川です^ ^
前回は
・「逃亡犯条例」は異常なものか?
・香港市民の権利を脅かす中国の力
・延期後なおデモ拡大:G7見解
・声を届ける限られた手段、そして
についてお話ししました。
なぜデモが行われるのか、
その背景を取り上げました。
今回は、
そんな香港において、
今置いている資産をどうしようか、
私の見解を書いていきます(*´꒳`*)
香港が
完全に中国化すると想定する場合、
投資家として懸念すべきことは?
海外への資金移動です。
まず、
現在の中国国内の保険契約、
また銀行口座の資金も、
個人資産として維持されていますから、
たとえ中国化しても、
銀行・保険会社等の
個人の契約自体に影響が出たり、
現行の契約、口座資金が
毀損するような影響は
現実的には考えにくいです。
中国の方や、
中国の銀行口座を保有している方が、
どんなことに困っているかというと、
中国から海外への持出し。
これと同レベルのことは
将来の香港でも行われるかもしれません。
1997年7月1日施行
『香港特別行政区基本法』の中で
2047年まで一国二制度が維持される
と記されています。
つまり
中国化が進まなくても
2047年には
・その後も現行の香港のままか?
・完全に中国と同一になるか?
の判断が行われることになります。
中国化の波というのは
遅かれ早かれ対応すべき事なのです。
ともあれ
2047年の区切りは
もともとあるものですから、
今何か慌てるものではありません^ ^
ということで。
今の段階で口座資産や契約を
引き出す緊急事態ではありませんが、
今後の備えとして、
長期定期預金や金融商品など、
出口の時期がだいぶ先になる場合は、
残存期間と今後の香港の
変化の具合をチェックしながら、
状況に応じ対応する心づもりは必要です。
また今後の
金融商品等の新規の契約については、
損益分岐点の早い商品を扱うと
融通が効きやすくなります^ ^
まずは香港の
これまでと今を理解し、
現実路線の想定をしつつ、
リスクには備え、メリットは享受し、
地に足をつけて投資をしていきましょう。
次回、
備えるとは、今何をできるのか?
を取り上げます。
どうぞお楽しみに(*´꒳`*)
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※続章はまた後日お楽しみに^ ^
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