vol.59【迫る中国化。香港資産への懸念はコレ】

みなさんこんにちは、

海外投資のGIA長谷川です^ ^

 

 

前回は

・「逃亡犯条例」は異常なものか?

・香港市民の権利を脅かす中国の力

・延期後なおデモ拡大:G7見解

・声を届ける限られた手段、そして

についてお話ししました。

 

【香港資産を逃すか?香港を考える】

 

なぜデモが行われるのか、

その背景を取り上げました。

 

 

今回は、

そんな香港において、

今置いている資産をどうしようか、

私の見解を書いていきます(*´꒳`*)

 

 

慌てる時ではない。観察+準備

 

 

香港が

完全に中国化すると想定する場合、

投資家として懸念すべきことは?

 

 

海外への資金移動です

 

 

まず、

現在の中国国内の保険契約、

また銀行口座の資金も、

個人資産として維持されていますから、

 

 

たとえ中国化しても、

銀行・保険会社等の

個人の契約自体に影響が出たり

 

 

現行の契約、口座資金が

毀損するような影響は

現実的には考えにくいです

 

 

中国の方や、

中国の銀行口座を保有している方が、

どんなことに困っているかというと、

中国から海外への持出し

 

 

これと同レベルのことは

将来の香港でも行われるかもしれません

 

 

2047年に大きな区切りがある

 

 

1997年7月1日施行

『香港特別行政区基本法』の中で

 

 

2047年まで一国二制度が維持される

と記されています。

 

 

【香港特別行政区基本法】(一部)

第1章:第5条

香港特別行政区は社会主義の制度および政策を実施せず、従来の資本主義制度および生活様式を保持し、50年間変更しない

 

 

つまり

中国化が進まなくても

2047年には

・その後も現行の香港のままか?

・完全に中国と同一になるか?

の判断が行われることになります

 

 

中国化の波というのは

遅かれ早かれ対応すべき事なのです。

 

 

ともあれ

2047年の区切りは

もともとあるものですから、

今何か慌てるものではありません^ ^

 

 

2047年〆切も想定しできること

 

 

ということで。

今の段階で口座資産や契約を

引き出す緊急事態ではありませんが、

 

 

今後の備えとして、

長期定期預金や金融商品など、

出口の時期がだいぶ先になる場合は

 

 

残存期間と今後の香港の

変化の具合をチェックしながら、

状況に応じ対応する心づもりは必要です。

 

 

また今後の

金融商品等の新規の契約については、

損益分岐点の早い商品を扱うと

融通が効きやすくなります^ ^

 

 

リスクには備えメリットは享受

 

 

まずは香港の

これまでと今を理解し、

現実路線の想定をしつつ、

 

 

リスクには備え、メリットは享受し、

地に足をつけて投資をしていきましょう

 

 

次回、

備えるとは、今何をできるのか?

を取り上げます。

 

 

どうぞお楽しみに(*´꒳`*)

 

 

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インフレと口座対応

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