vol.21【需要の半分は『幻想』でできている!?】

みなさんこんにちは

海外投資のGIA長谷川です^ ^

 

 

前回

ゴールド各国価格の見方

現地の現物価格

要チェックツール

についてお話ししました。

 

【人類が創造した『伝統的ツール』を味方に】

 

 

今回は、

ゴールドの実需と、

内訳に見る不安と内情

取り上げます(*´꒳`*)

 

 

全体はヨコヨコ→最大シェアは?

 

 

まずは大枠から。

GWC2018年12月31日掲載

によると全体的な需要はヨコヨコ

 

 

一番のシェアを誇るのは「宝飾品」

次いで「投資」「中央銀行」「工業品」です。

 

 

2010年〜の9年間を見ると

全体の60%〜50%弱

宝飾品需要が占めています。

 

 

Gold Survey 2018(田中貴金属工業株)

によると、

 

 

宝飾品需要を牽引しているのは

やはり根強いインド・中国です。

 

 

【2017年:エリア別・宝飾品加工量】

 

インド

消費回復に牽引され13%増

2016年規制変更の影響で需要が急減。

2017年58%増加し史上2番目となる伸び。

 

 

欧州と北米

安定した金価格と消費者の信頼回復により

需要がわずかながらも増加。

 

 

東アジア(中国含む)

2017年に2%減少し865トン。

4年連続の減少。

 

 

中国

低カラットの宝飾品志向が強まった。

純金の消費量が減少。

金の宝飾需要が3%減少。

 

 

中東

宝飾品に対する輸入関税の導入が打撃。

UAEとイランの需要は大幅に増加。

サウジアラビアとエジプトの需要が減少。

 

 

需要の半分が「宝飾品」の懸念

 

 

ゴールドの価格には

ある種『幻想』の様なもの

含まれているように思います(*´꒳`*;)

 

 

需要の最大シェア「宝飾品」は、

人の嗜好に依存しているからです。

 

 

嗜好が変われば

需要が減り価格を失う

そんな可能性を秘めています

 

 

そうなれば

ゴールド価格は4-5割下落_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

宝飾品が需要が

急落しないか?

維持できるのか?

増加するのか?

 

 

見てみましょう(*´꒳`*)

 

 

1位インド:根強い宗教と文化

 

 

2017年公表レポートによると

【インドの金市場:進化と革新】

 

 

ゴールド購入機会は

1、結婚式(24%)

2、誕生日(15%)

3、宗教祭(12%)

 

 

ゴールドはヒンズー教における

富と繁栄の象徴とされ、

所有・購入する習慣ができています

 

 

72%:ゴールド宝飾品を所有

55%:過去1年以内に購入

51%:1年以内に購入予定

 

 

結婚式

ゴールドの宝飾品需要は

結婚シーズンピークをつけます。

 

 

農業人口の2/3以上

農作物を収穫して販売すると、

その収益の一部をゴールド

(通常はジュエリー)に投資しています

 

 

宗教祭

新年の始まりを表すディワリ祭

縁起の良い日の1つAkshaya Trithiya

 

 

この日に

ゴールドを買うと縁起がいいとされて、

多くの小売業者も割引・広告を出して

精力的に販売促進をしています。

 

以上の結果 

結婚式・収穫・お祭りシーズン

購入が集中する傾向にあります。

 

  

これまで十分ではなかった

オンライン販売も開拓されていて、

 

 

今後も期待される経済成長や

中間所得層の拡大人口の増加など、

今後の新規顧客の増加も見込まれます。

 

 

ただ!

今以上に伸び続けるか?というと

経済成長次第の部分ももありますね

 

 

2位中国:内需と外需の両輪で

 

 

中国での宝飾品需要において

過去10年間でピークを

つけたのは2013年です。

 

 

2014年公表のレポートによると

【中国の金市場:進歩と展望】

 

 

中国のゴールド宝飾品需要は、

経済成長→中間所得者層の増加

欧州、アメリカ向け輸出増

による製造分野の拡大が大きな要因。

 

 

購入の機会としては

誕生日、母の日、春節などの

大切な日の贈り物や、

 

 

結婚式の装飾品として

使用する習慣があることから、

結婚件数の増加も内需増に貢献

 

 

中国の本土の公式データ

(香港、マカオ、台湾含む)によると、

 

 

結婚件数は

過去10年間から60%増加し、

2012年末には1,320万件。

ゴールド需要が増加しました。

 

 

悩ましいのは、2019年3月29日の

中国国家統計局・民政省発表によると、

 

 

2018年の人口総数に対する

婚姻件数の比率(千人当たり)は7.3で、

2013年の9.9から5年連続で減少

 

 

近年の中国では

人口減少傾向・婚姻の減少などが

問題となりつつあることから、

 

 

この分野での需要見込みは

弱含みですね。

 

 

ゴールドの宝飾品事情として

外需要因も大きくなることから、

 

 

世界経済の成長による

嗜好品需要の増加なるか?

も鍵になりそうです。

 

 

0リスクは無し。+要因は欲しい

 

 

インドの政治や法律は

宗教が大きな影響を与えています

 

 

国民の生活における

宗教観が強いことの現れであり、

インドのゴールド宝飾品需要が

宗教と文化に根ざしていることを考えると

 

 

「突然無くなることはナイ!」

と見て取ることができます(*´꒳`*)v

 

 

中国に関しては

新規の需要の機会増加が見えにくく

維持またはやや減少傾向

にありそうです。 

 

 

前々回で取り上げた

ゴールドの供給について、

供給シェアの4割

リサイクルが占めていましたが、

 

 

この内訳の90%は

宝飾品からくるものであり、

 

 

宝飾品が飽和することによる

「在庫増加→生産減少→需要減退」?

というのは、

 

 

宝飾品内で循環が起きているので

そこまでの懸念材料には

なりにくいと思われます

 

 

一方で肝心の

「需要増→価格上昇」を考えると

 

 

世界的な

可処分所得の上昇

中間所得層の増加

景気の拡大

 

 

という上昇要因が

やはりもっと出てきて欲しい

所です(*´꒳`*)

 

 

色々な国を知り、色々な投資を知り、

ご自身の判断で自分の投資を

作り上げてくださいね!

 

 

次回は、

ゴールド需要「工業品」

取り上げます(*´꒳`*)

 

 

どうぞお楽しみに!

 

 

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