みなさんこんにちは
海外投資のGIA長谷川です^ ^
前回
・ゴールド実需ヨコヨコ
・インド・中国の実需
・ゴールド需要の今後
についてお話ししました。
今回は、
実需のうち「工業品」
を取り上げます(*´꒳`*)
GWCの
2018年12月31日掲載によると、
2018年「工業品」の需要は7.7%。
2010年〜9年間を見ると
減少と横ばい傾向にあります。
ゴールドは、よく伸び、
錆びたり変質したりせず、
高速の電気信号を伝えることができるので、
高性能な電子機器が
日常生活に欠かせない今、
欠かせない鉱物です(*´꒳`*)
経済産業省所管の独立行政法人
「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」
鉱物マテリアルレポートによると、
日本では、宝飾品その他より、
電気通信機・機械部品需要が大きく、
2017年において1番です。
によると、
2017年世界のゴールド需要は
工業用も世界経済の好調を背景に
2010年以来の増加。
特に電子機器部門で、
ボンディングワイヤでの
ゴールドの使用量増加もあり、
需要が5%増加し高水準に達しました。
ボンディングワイヤは、
ICチップの接続端子であるアルミ電極と、
外部と接続するためのリード電極とを
電気的に接続するための配線材で、
半導体部品に入っています。
工業品としては
歯科用の金歯などに用いられますが、
この需要は長期減少基調にあります。
工業用のゴールドは
スマホやPCなどのほか
家電、自動車などに組み込まれています。
これらは
景気に左右される分野であり、
経済動向による需要増減に影響されます。
工業品のゴールド需要については
スマホの普及もよく取り上げられます。
スマホの需要は
現在一巡しているところがあり、
劇的な需要増加は難しいですが、
2019年中に
需要増が期待されているのは
5Gの導入です。
今後浸透していく分野ですから
新たな需給として期待をもって
みていきたい分野ですね(*´꒳`*)
工業品としてのゴールドは
現在の生活において不可欠な分野であり、
ゴールドの実需の中でも
特に信頼のおける需要です。
例えば「宝飾品」
これは前回書いたように、
人の好みに左右されます。
そして「中央銀行」
ドルやその他の通貨の
安心感が増し・信頼が回復すると、
ゴールド需要の状況が変わってきます。
「宝飾品」「中央銀行」需要は
価値観で変わってくるものですが、
「工業需要」は、
ボンディングワイヤに関しても
銀や銅などの利用もあるものの、
ゴールドそのものが必要だから
生まれている需要です。
「工業品需要」は
その他の需要とは異なる立ち位置なのです。
もしゴールドの価値が
世界的に揺らいだとしても、
「工業品」需要は無くならない、
需要の底と見て良いと思います。
だからこそ工業品需要は
注目しておきたい所です(*´꒳`*)
色々な国を知り、色々な投資を知り、
ご自身の判断で自分の投資を
作り上げてくださいね!
次回は、
ゴールド需要「投資」
を取り上げます(*´꒳`*)
どうぞお楽しみに!
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