みなさんこんにちは
海外投資のGIA長谷川です^ ^
前回は
ロシアの銀行口座を持つ時に、
どの銀行を開設するか?
参考イメージを書きました。
vol.9【ロシアNo.1銀行で開設したい?でも悩ましい事がある】
この記事の中で、
ロシアのペイオフは、
140万ルーブルあると書きましたね。
ここでホッとした方も
いらっしゃったはず(*´꒳`*)
しかし投資の世界は【無常】です。
ロシアの歴史を遡ると、
為替政策も時代と状況に応じて
変化していきました。
日本でも
税金だって毎年見直されていますし、
年金制度だって変化していきます。
「保証」があると
心理的なハードルは下がりますが、
本当の想定外には
対応できない場合もあるかもしれません。
そもそも「安心」「保証」
がなくても投資をするのか?
を考えた上でGOをし、
「安心」「保証」は
おまけ的な感じの認識が
望ましいのではないかなと考えます^ ^
皆様もご存知のように、
現在イギリスとEUの間で
イギリスがどのように離脱をするか、
繰り返し交渉が行われています。
EU圏内の銀行では
万が一銀行が破綻した場合に、
10万ユーロまで
保証されるようになっています。
では、
イギリスがEUから離脱をしたあと、
イギリスの銀行の預金は
どのように守られるのでしょうか?
イギリスが離脱をすれば
銀行経営もリスクにさらされます。
つまり、倒産リスクが高まる中で
預金者の資産がリスクに
さらされることになります。
3月1日
EUの銀行監督当局、
欧州銀行監督機構(EBA)が、
意見書を公表しました。
【英銀支店の預金保護を要請】
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-banks-idJPKCN1QI521
イギリスがEUから離脱後、
EU域内に残るイギリスの銀行の預金口座が
どのように守られるかは、
イギリスの対応次第、
ということになるようです。
ペイオフというものも
今後ずっと続くかというと、
状況や環境の変化によって
見直される可能性もあるものということですね。
今あるルールや通例も
現状がずっと続くとは限りませんから、
何かを信じ切って
投資の判断基準を緩めることは
やめた方が良いですね。
私はロシアの定期預金は
「ペイオフがなくてもする」
と考えてしていますし、
ペイオフがない国の
定期預金もガッチリしています^ ^
イギリスの金融機関にお勤めの方から
先日お伺いさせていただいたのですが、
現在の作業量が半端ないそうです(汗
離脱になった時用、
離脱にならなかった時用、
どちらになっても良いように
両方に対応できる準備をしているそうです。
国の大事とはいえ
涙ものですね(涙
ということで
次回もどうぞお楽しみに!
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