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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.382
新聞一面【香港は死んだ】!?
みなさんこんにちは、
中村です。


先週のGIA通信で、
久々に悲しい思いをしました。涙
その悲しい思いを打破するために!


有料会員様限定で配信した動画の抜粋を
GIA通信読者のみなさんへ『無料配布』
致します!


中村ががっかりした理由は?
無料配布の詳細とは?


詳細は編集後記にて
香港は死んだ!?
新聞一面を飾った強烈な表現の意味
7月1日、
産経新聞の一面は以下のような、
超インパクトのある内容でした。
『香港は死んだ』


・・・なんてパワーワードでしょう。。


産経新聞が、
このような記事を出した理由は


6月30日に行われた
中国全人代常務委員会で
「香港国家安全維持法」が可決され、
同日午後11時をもって施行されたからです。


施行されるまでこの法律の
全文は公開されませんでした。


しかも公開された法律全文が
中国語のみで、英語のものはありません。


香港で施行される法律で
英文がないものは初めてなので、
この今回の施行が前代未聞なのは、
間違いありません。


法律全文を説明すると長くなるので、
インパクトのある部分をお伝えすると、


「国家分裂罪」「政権転覆罪」は、
最高刑罰は無期懲役になる点です。


施行された翌日には、
鞄の中に「香港独立」
という旗を所持していただけで、
逮捕をされる方も出てしまいました。
香港デモでのリーダー的存在だった、
アグネスチョウさんも


身の危険を感じ、
デモ団体から脱退を表明しています。
1997年に、
イギリス領土だった香港は、


中国の社会主義を適用せず、
従来の資本主義体制や生活様式を
返還後50年間維持する、
つまり2047年までは、


「一国二制度」
を保障することを条件に、
香港の主権は中国へと返還されました。
一国二制度を約束された香港で、
「香港独立」
という旗を所持しているだけで逮捕。。


社会主義化してきているのが、
容易にイメージできるかと思います。
施行直後の海外の反応から見る
今後の香港の経済的位置づけ
とても重要な情報なので、
GIA通信でも何度も取り上げてますが、


前回までは、可決前段階で、
実際に施行されてのGIA通信は、
本号が初となります。


可決されないように、
中国、香港に大して、
「可決すると経済制裁するぞ!」
と、各国が圧力をかけていましたが


その圧力も虚しく、
可決が実現してしまいました。。


それに対して、
アメリカのポンペオ国務長官は、
香港への貿易などの優遇措置を、
撤廃する考えを改めて示しました。


撤廃の表明の際に、
ポンペオ国務長官は、
こう発言しています。
「香港は共産党が管轄する街になってしまった。
市民は共産党エリートの気まぐれで取り締まられる」



また、今回の可決に対して、
「すべての国への侮辱だ」
と批判もしています。


民主党のペロシ下院議長も
「一国二制度の死だ!」
と強く批判しています。


具体的な経済制裁は出ていませんが、
間違いなく施行されていくでしょう。


そして、経済制裁の怖いのは、
「報復制裁」です。


経済制裁をされた側が、
それにやり返す形で制裁を加えることを、
『報復制裁』と表現されています。


中国からすれば
虎の子的存在の香港が、
経済制裁をされて厳しい状況になれば、


逆に香港を悪用する形での、
『報復制裁』が起こる可能性も出てきます。


中国自身の首を絞める形となるので、
そのようなことはしないと思いますが、
今回の香港国家安全維持法での中国は、


完全に四面楚歌状態なので、
逆上して無茶な動きをするリスクも、
想定する必要があるかも知れません。
香港の資産はどうしたらいいの?
HSBC香港の口座管理
「HSBC香港は大丈夫でしょうか?」
と香港の銀行口座についての質問を、
多くいただいております。
以前からGIA通信でも回答している通り、
すぐにどうこうなってしまう、
ということはないのが私の見解ではありますが、


HSBC香港口座内で、
米ドルか日本円へ両替をしておくのは、
一つの選択肢として考えておきましょう。


米国の香港政策法では
「香港ドルと米ドルの自由な交換を認める」


とされていますが、
これが見直される可能性も、
ゼロではありません。


どうであれ、
米ドルとペッグされている香港ドルが、
対ドルに対して強くなる未来はなく、


あるとしてもペッグが撤廃されて、
香港ドルが弱くなるリスクの可能性の方が、
高いタイミングなのは意識しておきましょう。
(実際ドルペッグが外れる可能性はかなり低いとは考えています。)


HSBC香港は口座内での両替が、
24時間可能なので米ドル、
または日本円に両替可能です。


※日本のATMで引き出す場合は、
香港ドルの残高がないと引き出せないので、
引き出し必要分は香港ドルで保有することを、
お勧めします。


また、特別な理由がなければ
HSBC香港の残高を、
日本の口座へ移すのも、
全然ありだと考えています。


海外口座を持つ目的は様々ですが、
HSBC香港を保有する目的は、
『利便性』『リスク分散』でしょう。


日本国内での預金封鎖や、
ハイパーインフレーションのリスクより、
今は香港に資産を持つリスクの方が、
間違いなく高いタイミングです。


であれば今は、
日本国内に資産を戻しておくことが、
一つのリスクヘッジだと考えています。
GIA通信は、
海外投資教育をモットーとしていますが、
何がなんでも海外投資というわけではありません。


リスクオフ時に円は強いですし、
コロナや香港の問題で、


世界的混乱が起きている今は、
『国内口座で日本円を保有しておく』
という選択肢は妥当と考えています。


あくまでも、
今はそのようなタイミングなだけで、
今後、日本国内、日本円で保有することが、
リスクになるタイミングもあり得るでしょう。


リスクやチャンスを把握し、
それに合わせて資産を移動できるのが、
私たち投資家の特権ですよね。^^


今後もアンテナを高く張り、
世界情勢を含めてこの辺りの考察を、
GIA通信で配信していく予定です。


(1)最新かつ精度の高い情報収集
(2)その情報を得た上での自分なりの考察
(3)考察を踏まえた具体的アクション



全世界の経済が、
様々な要因で揺れ動く今だからこそ、
上記3つを意識していきましょう!
編集後記
先週のGIA通信でご案内した、
『心のあり方セミナー』


ありがたいことに、
既に120名以上の方の
お申し込みをいただいておりますが


GIA通信読者様からは、
ほとんどお申し込みを、
いただけていないのが実情です。。


GIA通信読者様は学習意識が高いので、
私が主催するセミナー告知では、
いつも数百名規模でお申し込みを、
いただいていることを考えると、


今回のセミナーの魅力を、
お伝えできていないのことに、
とても悔しく思っております。


そこで!


『今回のセミナーの魅力が伝わって欲しい』


という思いを込めて、


先日有料会員様に向けて開催した、
『マインドフルネス講座』


の抜粋されたバージョン動画を、
無料にてプレゼント致します!


15分ほどの動画ですが、


マインドフルネスとは?
マインドフルネスの効果

などについてしっかり理解できる内容となっています。


下記ホームから希望いただくと、
自動返信で視聴ページが送られてきますので、
ぜひご視聴下さい。^^
まだ検討中で、
申し込みを忘れていただけの方は、
こちらよりお申し込み下さい。^^
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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