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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.367
トランプ砲がビットコインを熱くする!?
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの中村です。


Twitterで大ブレーク中の作家、
『きくちゆうき』さんをご存知でしょうか?
彼の作品
『100日後に死ぬワニ』が、
空前絶後の人気を集めています。
・内容の深さ


・マーケティング力


・読者の反応



どれもが素晴らしく、
私自身、この作品の虜になってしまいました。


ちなみに私が執筆しているタイミングの最新号は、
71万いいね、18.4万リツイート、
7,852件もコメントされていました。
・・・驚異的ですよね。。


それほどまでに世間に注目されている
内容とは・・・・・?


続きは【編集後記】にて
トランプ砲、、、、発射!!
約110兆円を給付するって本当!?
終わりが見えないコロナショック、
各国の政府が経済救済策を出していますが、
さすがのトランプ大統領、


1兆ドル(約110兆円)の経済対策を発表しました!
日本政府もコロナに対する経済対策として、
緊急会合を開催しましたが、


会合の結果は、


『ETFの日銀による買い上げを、
予定額の6兆円から、倍の12兆円に増額』

という内容のみでした。。


ETFとは、
株式市場に上場している投資信託の事で、
ここに資金を投入しても、


大手企業の株価を買い支えるだけで、
民間人に直接経済的な影響は出ません。


ここにきて、日本とアメリカで、
経済対策に大きな差が出てきていますよね。。


トランプ大統領は、約110兆円の半分、
約55兆円を民間人に直接給付する予定です。
具体的な給付内容は、


1人につき1,000ドル(約11万円)
子供1人につき500ドル(約5.5万円)です。


例えば、
大人2人子供3人の5人家族の場合、
約38.5万円を給付される形になります。


また、給付した6週間後にも、
緊急事態が続いている場合、
同額を給付する予定のようです。


・・・アメリカ人が羨ましいですね。


経済対策として、


・仕事ができなくなり、資金的に苦しい人にとって、生活の糧となる資金になる。


・生活が困窮していない家庭では余裕資金が生まれ、そのお金を使う事で経済圏にお金が回る


・投資家にとっては投資するための資金が増え、下げを狙った投資に活用され、弱気相場の下支えをしてくれる可能性もある



と、どの角度から見ても、アメリカの経済対策は、良い方向に行くイメージが湧きますよね。


ですが、この方針の際に起こり得る、
経済リスクについても意識する必要があります。
自粛モードでも投資の観点を忘れずに!
ひとつ、
そもそものお話をしたいと思います。


「死者が多数出ている時に、
 投資で利益を狙うことを考えるなんて!
 なんて不謹慎なんだ!」

と、思われる方もいるかも知れませんが、
今、世界中で騒がれているコロナショックは、
過去数十年と起きていないレベルのトラブルです。


ご自身の資産を守るためにも、
また、資産を増やす機会を探すためにも、
冷静に経済をウォッチすることが重要だと、
私は考えています。


もちろん私も、
「コロナのおかげで儲かった〜!」
とSNSで自慢をするような人や、


品不足のマスクなどを転売して、
利益を出しているような方達は、


「不謹慎だな〜・・・」
と感じております。


言葉遊びのように受け取られるかも知れませんが、
『投資機会がないか?』


という視点を、このような時でも、
当メルマガ読者のみなさんには、
持ってもらいたいと思っています。
トランプ砲で起こり得るリスク
その狭間で見え隠れする投資機会とは?
アメリカの経済対策により、
約110兆円という膨大なお金が、
市場に出回ることとなります。


その時に経済がどう動くか?
一つの可能性を私なりに、
考察してみようと思います。
アメリカの経済圏で、
お金を使いたい人が、
急激に増える形となります。


経済対策の前から、
自社の供給するサービスが、
問題なく完売できている企業の場合、


これ以上需要が増えても仕方ないので、
値上げなどをする形で、
フォローすることが予想されます。


その他の企業に関しても、
コロナの影響で集客が激減した業種以外は、
自社の提供する供給量が増えたわけでもなく、


需要だけが跳ね上がる状態になるので、
商品、サービスの需要に合わせて、
全体的な値上がりをする可能性もあります。
物や、サービスの値段が上昇する、
つまり「インフレーション」が起き得るのです。


インフレが起きた時、
何を買うにも値段が上がった状態になりますが、
貯金していたお金は上昇してくれません。


つまり、インフレが起きた時は、
お金の価値が落ちてしまうのです。


当たり前のことではありますが、
日本人のほとんどの人が、


このインフレリスクを対策するような、
資産を持っていたいのが実情です。


さすがに、1回のトランプ砲のみで、
すぐにインフレが起きることはないでしょう。


ですが、
市場では今回のトランプ砲に対して、
ネガティブな評価は少ない状態な上に、
ある程度の経済的な効果も期待されるので、
2発目、3発目のトランプ砲もあり得ます。
何より、トランプ大統領は、
今年の11月の大統領再選までは、
意地でもアメリカ経済を落とさないように、
あらゆる手段を講じてくるのは間違いないので、


お金のばら撒くような施策は、
今後も大量に出ることが予想されます。


まずは、
「コロナショックからのインフレがあるかも?」


という点を視野において起きましょう。
インフレリスクに強い資産
ビットコインがエントリー!?
前章でインフレリスクに触れた上で、
「インフレに強い資産は何か?」
について触れて行きます。


インフレに強い資産とは、
インフレによってお金の価値が下がる時に、
一緒に価値が下がりにくい資産のことです。


このようなインフレリスク回避として、
有名な資産は『金(ゴールド)』です。
金は埋蔵量に上限があり、
お金のように無限に印刷できないので、
インフレリスク時には価格が上昇します。


金と同様に、最近注目をされ始めたのが、
実はビットコインなのです。


有料会員の方達には、
今週号の会員限定メルマガで詳細に触れましたが、


今週、貴金属の資産運用をしている、
大手企業のGoldMoney社 CEOより


「ビットコインと金は団結するべきだ」
という熱いオファーをもらったばかりで、
金とビットコインの親和性が高いことが分かります。


過去の事例で言えば、
ハイパーインフレを起こしたことで有名な、
ジンバブエでは、インフレによる自国通貨不信で、
ビットコインが一時800万円台まで上昇しました。
その他、現在経済危機に瀕している、
ベネズエラでもビットコインの取引量は、
非常に高くなっています。


上記の例は極論的な面も否めませんが、
経済の動きを知る分かりやすい例ではあります。


「トランプ砲がビットコインを熱くする!?」


という刺激的な題名で、
本号は配信させていただきましたが、


「だからビットコインを買いましょう!」


ということを決して言いたいわけではありません。


今回のメルマガで配信したのは、
あくまでも私の考察の中の一例です。


GIA通信読者のみなさんも、
今回のコロナショックの中で、


・経済がどのような動きをするのか?


・各国、政府はどのような施策を打つのか?


・そのような中、自分はどのような考察を立て、
 どのようなアクションを取るべきなのか?



しっかりと考えていく癖をつけて行きましょう!



〜P・S〜


気丈なふりをして、
先のような考察をしておりますが、


私自身、稀に見る世界的な問題に、
心配も動揺もしております。


鎖国に近い閉鎖的な状況で、
気分も落ちてしまいそうですが、


大切なことは、


『今の状況でも、自分にできることは何か?』
に目を向け日々動き続けることだと思います。
(動くといってもオンライン打ち合わせが中心です)


お亡くなりになられた方の、
ご冥福をお祈り申し上げると共に、


一刻も早い新型コロナウイルスの殲滅を、
心より願っております。
編集後記
冒頭でご紹介した
『100日後に死ぬワニ』
リアルに1日1話ずつツイートをされますが、
その内容はとても平凡な日常で、
死への伏線は1ミリもない内容です。


作者のコメントは
「100日後にワニが死ぬことは確実です。」


とだけツイートしており、全ての読者が、
ワニの最期を気にしている状態です。


死への100日の生活の中で、
ワニが頑張る姿や悩む姿、
画中に見せる屈託のない笑顔に、
毎回数千と来るコメントの中には、


「ワニくん!死なないで!」
「既に悲しい」「泣いちゃう」

などのメッセージでいっぱいです。


そのコメントへの作者のツイートがこちら
死と真剣に向き合う機会を与えてくれて、
『リミットがある人生を大事に生きよう!』
と、私自身感じされせてもらいました。


と、執筆している今は、3月20日の11:00です。


なんと、
ワニが死ぬ100日目というのが、
まさに今日なのです。。


今日の夜に、確実にワニくんが死ぬ・・・涙
どのような最期を迎えるのか分かりませんが、
しっかり見守ろうと思います。


こちらからワニの1日目が見れます。


書籍化されるのも決定しており、
見れなくなる可能性もあるので、
その旨ご了承ください。
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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