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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.364
このご時世だからこそのお勧め海外投資手法
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


今話題の、ある機能を使った、セミナー形式を取り入れてみました。


続きは【編集後記】にて
低金利時代に利息を稼ぐには難しい・・
ある方式でそれがハッキリとわかる!
みなさんが海外投資に関心を持つ理由の一つに、『高い金利』があげられるかと思います。


現在は世界的な金融緩和政策により、どの国も低金利、あるいはマイナス金利状態が継続していますが、日本も2016年2月に日本銀行がマイナス金利政策を導入したことで、相対的に海外での運用利回りの方が高い状態になっています。
▲「Let’s Gold:政策金利の推移チャート」から引用


投資の鉄則として、必ず理解しておくべきこととして、<リスクとリターンは相関する>という点があります。


高いリターンが得られる商品は、それなりのリスクが含まれていると考えるのが普通ですし、しかもそれは、顕在していることに加えて、まだ想定されていない、潜在的なリスクもあるでしょうから、より注意が必要です。
▲「インカムラボ」より引用


今年年初には、米・イラン間の軍事衝突が起こったり、現在は新型コロナウイルスの世界的規模での感染拡大など、いわゆる『テールリスク』が度重なっていることによるリスクオフな状態では、リスク資産と呼ばれる商品や市場から資金が逃避されていく流れにならざるを得ません。


では、リスクが低い商品に資産を集中させれば良いのかといえば、またそうではありませんよね。


リスクが低い商品は、リターンを得るのにそれなりの時間を要することになるからです。


投資に関心があるみなさんなら、【72の法則】はご存知ですよね?


72の法則とは、お金が2倍になる期間が簡単にわかる便利な算式で、式としては「72÷金利≒お金が2倍になる期間」となります。


例えば、金利3%の商品があった場合、元本が2倍になるのに必要な運用年数は<72÷3=24>となり、24年かかります。


一方で、現在の日本の定期預金のように、年利0.1%としても、同様の計算式に当てはめれば、720年もかかってしまうことがすぐにわかります。


720年・・・・ 気が遠くなるばかりか、資産運用自体、ほぼ諦めた方が良い数字ですよね・・・涙


また一方で、リスクが怖いから何も投資(=運用)しないというのでは、利益を生むことを逸する『機会損失リスク』が生じることも、先々振り返って後悔することが多いことは、投資家として覚えておかなくてはいけません。


では、景気の先行きが混沌としている中で、それでもより安定的に、より高い利回りで運用するためにはどうすれば良いのか?


みなさんが置かれている立場、あるいは目指すべきゴールは違うので、一概に「これです!」とは言えませんが、あくまでも私が実践している中で、比較的投資初心者でも受け入れやすい、ある海外の投資商品についてお話しますね^^
今更だけどきちんと抑えよう!
外貨定期預金のメリットとデメリット
まずその商品とは『外貨定期預金』です。


このメルマガ読者様の中でも、すでに外貨定期預金をやられている方も多いかと思いますが、改めてそのメリットをあげると以下のようになります。
・日本円で運用するより高い利回りが得られる
・基本満期まで放ったらかしで、手間がかからない
・特別な知識を必要としない
・仕組みがわかりやすい
・資産分散に適している(日本円以外を持つ)
・小さな金額から開始できる
・為替差益を得られる(逆に差損が出る場合もある)
・運用期間が選択できる
・複利で運用できることもある
外貨定期預金は、日本国内の金融機関でも取り扱っているので、一度は勧められたことがあるかもしれませんが、びっくりするほど手数料が高いので、お勧め出来ません。


どうせやるなら、海外の銀行が取り扱う外貨定期預金です!(もちろん海外で自分名義の口座を開設することが先決ですが・・・)


一方で、外貨定期預金だからこその、デメリットは何でしょうか?


一番大きいのは、為替によって、日本円換算した場合に、元本割れしてしまうことでしょう。


要は、預け入れた時と比べて、満期時に為替が円高になっていれば(運用利率や為替手数料にもよりますが)、元本より少なくなってしまうので注意が必要です。


この辺はネットや書籍で調べればいくらでも書いてますので、必要に応じて自分で調べてみて下さいね。


あとは、流動性が若干少ないこともあるでしょう。


もちろん1ヶ月定期とかもあるのですが、それでは手間がかかりすぎるし、余計なコストも発生することから、基本、1年間忘れていても良い位の金額に抑えるべきです。


特に海外での外貨定期預金の場合、ネットバンキング対応の銀行でも、定期の解約は銀行の窓口に出向かないと対応してくれないこともありますので。


あと外貨定期預金を考える上で、一番重要になってくることは、「どの通貨で資産を持つか」ということ。


これをお読みの方の多くが、お給料を含めた収入のほとんどが日本円で入ってくるでしょうし、すでにある資産の8割以上は、日本円で持っているのでは?


だからこそ、健全な資産ポートフォリオを考えた場合に、日本円以外の通貨をどれくらい組み入れるか、そこはしっかりと考えるようにしましょう。
アセットアロケーションを考える上で
お勧めの方法とは?
では、私両角が実践している方法はどんなことか?


まず、自らの資産ポートフォリオを考えた場合に、株式や不動産と言ったリスク資産をどの程度持つのか、からスタートするのが良いでしょう。


その場合、「100歳マイナス年齢方式」を使えば、簡単にベンチマークとする指標が出ます。
ちなみに私は現在45歳なので、この方式で考えると、<100歳-45歳=55%>と、リスク資産は55%程度持つことが推奨される訳ですが、すでに子供達も大学生で、今後かかる支出もある程度見えてきたことから、もう少しリスクを取っても良いかなと考え、現時点でのリスク資産の割合は、全体の60%〜65%ほどにしています(←これはあくまでも個人的な考えなので、これをお勧めする訳ではありません)。


今回お伝えしている海外外貨定期預金は、どちらかというと、「ミドルリスク・ミドルリターン型」の商品群に属するものですが、流動性・収益性・安定性を考えた場合、もう少し「ローリスク・ローリターン型」寄りかなとも思えます。


さて、ある程度、自分の資産のうち、何を、どの程度を組み入れるかイメージできたかと思いますが、次に考えることは、「どの通貨か?」ということですね。


通貨の選択において、現時点ではやはり、世界の基軸通貨である<米ドル>は外せません。


やはり「通貨が安定している」ことと、出来れば「今後より強くなる(例、円安ドル高)」になる通貨を選択することが大事だからです。


最近、トランプ米国大統領は、自国経済・貿易のことを第一に考え、<弱いドル政策>を好んでいるようにも思えますが、昨今の世界経済の中では米国が一人勝ち的な状況でもあるので、その意向とは反し、強いドルが継続していることは、興味深いですね。


あとは、より高い利回りで運用出来るかが大事ですが、米ドルも昨年FRB(米国の中央銀行)が金融緩和政策へ舵を切り、年に3回利下げをし、現在1.5〜1.75%程度と決して高い数字ではありません。


また、足元の新型肺炎拡大による国内消費の需要縮小を防ぐ意味でも、早期の追加利下げを検討しているとも言われており、そうなれば、他の通貨が追随しない限り、魅力は薄まります。


ただ、そうは言っても、冒頭のグラフで示したように、他の主要国通貨がまだまだ低いので、相対的に見て米ドルは、他の通貨(ユーロや日本円)と比べて高い利回りが期待できるとして、今後も引き続き高い人気を誇っていくことでしょうし、私もその点は一致しています。
米ドル外貨定期預金をしたい場合の
お勧めの国とその理由はいかに?
では、その米ドルを、自分の資産ポートフォリオに組み込むには、どんな方法があるでしょうか?


それを考える上で、みなさんに知っておいて欲しいのは、1)米国以外の国でも 2)米ドルで高い金利が得られる国があること、です。


1)米国以外の国でも とういうだけなら、この日本においても可能ですよね^^


例えば、みずほ銀行の米ドル定期預金(1年もの)の金利は、2月27日の時点で、年利0.35%となっています。


1000米ドル(約11万円)預け入れて、3.5ドル(約385円)が利息としてもらえます(←手数料、税金考慮せず)
(みずほ銀行HPより引用)


普段みなさんが預金している国内銀行の円普通預金口座の金利は、概ね0.001%ですから、それと比べてなんと350倍! これは嬉しいww


「じゃ、今すぐ米ドル定期預金をしよう!」というのはちょっと待ってください。


それはリテラシーが低い人が考えることで、みなさんはやってはいけません。


なぜなら、日本の銀行では日本円⇔米ドルに変換する両替手数料がビックリするほど高いので、手数料および税引後で考えると、意外と効果が少なかったりします。


では、どうするのか?


ここで先のほどの、2)米ドルで高い金利が得られる国があること、が重要なのです。


海外投資に常にアンテナを張っている人なら、「あ、あそこね^^」と分かることでしょう。


実際にはいくつかあるのですが、私としてお勧めは『カンボジア』です。


カンボジアは、自国通貨『リエル』があるものの、国内現金流通量の8割以上が米ドルとなっていて、普段の生活でも全く不自由なく使えます。


そして、まだ今であれば、(カンボジアから見て)非居住者である我々でも、銀行の口座開設及び定期預金を開設することが(ある条件下において)可能です。
ちなみに私は、カンボジア国内の4つの銀行に、それぞれの目的に応じて口座を保有しています。


下は、そのうちの一つ、【ABA銀行】の定期預金金利表です。


この銀行では、利息の受取方法を、1)満期時に一括して受け取るのか、2)毎月受け取るのかを選択することができます。


下表の左側にある<満期時に受け取る方法>を選択した場合、1年定期で米ドルで3.50%、現地通貨リエルで5.00%となります。
これであれば、日本の金融機関が取り扱う米ドル外貨預金と比べて約10倍の利息がもらえますし、円普通預金と比べると、なんと、3500倍のリターンが得られる訳です!


海外投資であれば、高いリターンを期待している人も多いのですが、冒頭に書いたように、リターンとリスクは相関しますし、年率10%を超える投資商品もないことはないですが、それなりの覚悟を持って購入・参加するべきかと思います。


今回ご紹介した外貨(米ドル)定期預金なら、
・日本円で運用するより高い利回りが得られる
・基本満期まで放ったらかしで、手間がかからない
・特別な知識を必要としない
・仕組みがわかりやすい
・資産分散に適している(日本円以外を持つ)
・小さな金額から開始できる
・為替差益を得られる(逆に差損が出る場合もある)
・運用期間が選択できる
・複利で運用できることもある
といったメリットを享受出来ますし、何より今の低金利・マイナス金利の環境下において、リスクを抑えてリターンをあげられる、代表的な投資商品であることは間違いありません。


もちろん、カントリーリスクや、銀行が倒産するリスクはゼロではないですが、個人的にはそのリスクとこのリターンは、全然釣り合ってない(リスク<<リターン)と思いますけどねw


ちなみに、下記の写真は、私が2015年6月に、カンボジアのPPCB(プノンペン商業銀行)にて5年定期を組んだ時の証書です。


その時は、5年定期の利率は<7.3%>もありましたので、2000米ドルを預け入れ、5年間での利息が730.80$(単利)が付与されるのです。


はい、旅行ついでに現地に行って、口座を開設して、定期預金を組んで、そしてその後はなーーーんもしないで、5年間で貯金が約37%も増えちゃうのです!


いや〜、こんな低金利時代になることがわかっていたら、もっと大金を打ち込んで入ればと、、、、残念!


ま、タラレバはやめましょうw


満期が今年の6月なので、それまで楽しみに待ちたいと思います!
編集後記
すでに連日報道されているように、新型肺炎の感染拡大が懸念されている中、スポーツイベントをはじめとして、多くの行事が中止や延期を発表したり、企業も自宅での業務、テレワークを推奨するなど、自粛ムード一色・・・


そんな流れもあって、我々も会議室を使ったセミナーでの開催を急遽中止し、ZOOMを使ったオンラインセミナー(ウェビナー)に切り替えるべく、実装検証中です。


これまでの会場+収録動画配信ではなく、このウェビナースタイルでのセミナーを積極的に取り入れて、より1名でも多くの方が参加できるようにしていければと思いました。


しかし、今更ですが、Zoomはとても便利なことに再発見できましたし、実際Zoomの株価もグイグイと上昇していますね。


今回の騒動によって、会議室を利用したセミナー需要が減り、こうしたウェビナーを提供している関連企業の株価がますます強くなっていきそうな感じです。


やはり、経済の仕組みがしっかりわかれば、投資で勝つ確率も増えると思いますので、引き続き、アンテナの精度は高くキープで!
P.S. 投資は自己責任でお願いします!
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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