みなさんこんにちは、
海外投資のGIA長谷川です^ ^
前回は
・価格に一番反応する需要
・世界で最初のゴールド連動ETF
・現物に欠けた俊敏性を補う
についてお話ししました。
ゴールド連動ETFの特徴と魅力が
伝わったかなと思います。
今回は
「SPDR ゴールド・シェア」と同じETFで
似ているけど、異なる商品を2つ
取り上げます(*´꒳`*)
ゴールドETFの中には、
いくつか種類があります。
まずは
野村アセットマネジメントが運営する
「金価格連動型上場投資信託(1328)」
この商品も
ゴールド価格との連動を
目指して運用されています。
こちらはETFの中でも
リンク債型ETFというタイプで、
ETN(Exchange-Traded Note)という
現物資産を組み入れないETFです。
現物の裏づけがナイので、
商品を組成しているリンク債を
発行している会社が倒産をした場合、
投資資金が一部も保障されません。
ファンド組入銘柄
「UBS AG, London Branch」は、
格付け会社S&P社、ムーディーズ社の
格付け評価でA以上なので、
すぐ倒産・・
というのは無さそうですが、
現物を裏付けにしたETFと、
同じに並べることはできません。
「金価格連動型上場投資信託」は
「SPDR ゴールド・シェア」と比較して、
・最低投資可能額が2.8倍前後になる事
・信託報酬が0.54%で少し高い事
などから、
金額的な旨味を見出すのも難しいです。
できればもっと何か魅力が欲しい・・
と思ってしまったり。。しまったり。。
もう一つ取り上げます。
三菱UFJ信託銀行が管理をする
「純金上場信託(現物国内保管型)(1540)」
この商品も
ゴールド価格との連動を
目指して運用されています。
この商品は、
現物のゴールドを
裏付けにするタイプなので、
運営会社が倒産しても
投資資金が0になる心配が低い、
安心感の強い商品です。
それにさすが
三菱グループの商品です。
投資家がETFを買うと、
三菱商事株式会社(日本)が
現物のゴールドを拠出し、
三菱UFJ信託銀行(日本)が
ゴールド現物を保管します。
前回取り上げた
「SPDR ゴールド・シェア」と比較して、
全て国内で行われているという点に
分かり易さと馴染み易さがあります。
この恩恵があるからこそ、
購入したETFがゴールド1kg以上になったら、
希望に応じて現物のゴールドに替えて
受け取ることもできます*
信託報酬は0.432%で、
「SPDR ゴールド・シェア」と比べて
0.032%だけ高い程度です。
ゴールド価格に連動したETFの中で
商品としての魅力が尖っているので
魅力的に感じてきますね(*´꒳`*)
ただ。
よく考える必要もあります。
「現物のゴールドで受け取れること」に
本当に魅力があるのか?
ETFで買ったものを現物に替える時に、
それなりにコストが掛かります(涙
前回の投稿で、
現物とETFの使い分けを書いたように、
ETFと現物は
基本的に別の商品です。
せっかくETFで買ってきたものを
現物にするのは勿体無いですね。
現物は現物で
コツコツ。
ETFはETFで
コツコツ時に大胆に。
住み分けも大切です。
日本国内で買える
ゴールド価格に連動するETFは
まだ他にもあります。
今回のように特徴をよく見比べて
目的にあった商品と投資方法を
よく選択してください(*´꒳`*)
ゴールドについては
話が長くなりすぎるので、
以前弊社で開催したセミナー動画を、
無料で視聴できるように
準備をしています(*´꒳`*)
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色々な国を知り、色々な投資を知り、
ご自身の判断で自分の投資を
作り上げてくださいね!
次回もどうぞお楽しみに!
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