【商品の時代】 こんばんは。がのです。 今週もお勧めの本をシェアいたします!…
こんばんは。がのです。
今週もお勧めの本をシェアいたします!
題名:商品の時代
著者:城繁幸
出版社:PHP研究所
「商品の時代」
→http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA38
今回も経済の本です。
世界的にも有名な投資家であり、
バイクで世界六大陸を冒険した
ジム・ロジャース氏の著書です。
ジョージ・ソロス氏
ウォーレン・バフェット氏
に並ぶ、世界三大投資家の一人とも
言われている方です。
投資家としては、
あまりに有名人なので、
私が説明するまでもないですか^^;
このジム・ロジャース氏。
先日、
「二十年後、日本の歴史を振り返った時。
安倍首相は、日本経済を破壊した張本人として
語られるであろう」
と発言した事が話題になりました。
世界三大投資家として有名であり、
かつ彼は、類まれなる「先見性」を
持っていることで知られるため、、、
非常に重い言葉として
私は読み取りました。
日本、、、どうなる事やら。。。
そんなジム・ロジャース氏が、
10年ほど前に書いた書籍になります。
これからは商品が上昇する!
という旨の話を書いていますが、、
株式市場と商品市場は、
約20年周期で交互にピークを迎える
という独自の理論を展開しています。
そして、彼自身、
60年代後半に、誰も商品に目を向けず、
株式ばかりを推奨していた時に、
商品を購入し、大きく稼いだとのこと。
歴史的な話を書いていくと、
株式が大きく高騰したのは・・・
1929年:世界大恐慌の直前まで
1971年:ニクソン・ショックの直前まで
2008年:リーマン・ショックの直前まで
が挙げられます。
40年~50年のスパンで
バブルがおき、暴落しています。
一方、商品相場の高騰は、、、
1949年:第2次世界大戦の物資不足バブル終了まで
1983年:石油危機後のOPECの行き過ぎまで
という事で、
こちらも約40年置き。
に高騰しています。。
で、並べて見ると、
■1929:株バブル→世界恐慌
↓
◆1949:世界大戦→物資不足バブル崩壊
↓
■1971:株価上昇→下落トレンドへ(ニクソン・ショック)
↓
◆1983:商品バブル→暴落(OPECの行き過ぎ)
↓
■2008:住宅バブル→リーマン・ショック
と、、交互に
株と商品のバブル崩壊が起きている
という話になります。
そしてまぁ今、、、
リーマン・ショック時の
石油1バレル140ドルは行き過ぎたとしても、
石油価格は90ドル程度で
高止まりしています。
ジム・ロジャース氏の言うことを
鵜呑みにしてはいけませんが、
この歴史の流れを考えると、
2020年くらいに、
商品バブルが起きる?なんて
想像をする事ができますね。
じゃあなぜ、
この商品と株の交互のバブル崩壊が
起きるのか?
それは・・・
この本を手にとって
彼の理論を確かめてみてくださいね^^
説明が止まらなくなって
しまうので(笑)
なかなか商品について
ここまで深く書かれた本もないので、
面白いと思いますよ!
1つの知識として
読んでみてくださいね。
ちなみに私がはじめて
この本を読んだ直後に・・・
バフェット氏が
銀を買い漁ったという
ニュースを聞いて、
笑ってしまいました。
あと、、商品市場は、
投機マネーが動きまわってる市場なので、
素人は近づかない方がいいです。
あくまで大局を学ぶ手段としてお楽しみください。
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