【Q42】1ドル100円程度で続いてますが、 …
まだ円安になりますか?①
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「1ドル100円程度からまだ円安になりますか?」
という質問です。
5月上旬に1ドル100円を突破し、
今後、一気に110円まで行くかと思いきや、
株式市場と同じく、
乱高下を繰り返し、
今や1ドル100円を割り、98、97円台。
海外投資のお仕事をしていると、
まだ円安になりますか?という質問を受けます。
お客様のパターンは2パターンに別れ、
・これが最後の円高だ!とどんどん外貨に替える動きをする方
・100円…どうだろ。まだ高いのかな…と迷われる方
です。
ただやはり多くの方が中長期的には、
まだまだ円安に進むと考えているようです。
私もその1人です。
今回は、為替は誰にも予想できませんので
あくまでも参考程度・・・
ということを前提に、
なぜまだ円安にすすむのか?
3つほど理由を書いてみたい
と思います。
まず1つ目です。
日銀の「長期国債の買い入れ」が
円安要因の1つです。
現在、日銀は
政府が発行する長期国債の
7割を購入しているそうです。
1ヶ月で7.5兆円ですね。
7割もの国債を日銀が購入してしまうと
何が起こるでしょうか?
普段、国債市場から、国債を買い入れている、
銀行や年金ファンドが、
国債を購入できなくなります。
銀行や年金ファンドも、
お金を預かっているだけでは、
逆ざやで、損失を被ってしまうので、
できるだけ早く、安全な運用先を
探しているはずなのですが、
一番の頼みの綱の・・・国債が、
日銀に買い占められていて、
運用先として、十分に購入できないそうなのです。
困った銀行や年金ファンドはどうするか?
まさか新興国の株のように
リスクが高い資産には手を出せないので、
アメリカ国債をはじめ、
外国債など、安定的な利回りを得られる
金融商品で運用をはじめます。
やはり代表的な運用先として
アメリカ国債がでてくるわけですが、
この動きが続けば続くほど、
ドルが買われ、円が売られる。。。
円安方向に動いていきます。
まだ、日銀の国債買い占めの影響で
どこまで米国債が買われるか不透明ですが、
円安要因となるのは、間違いないでしょう。
ということで、
日銀の長期国債買い入れが、
第1の円安要因です。
次回は、
第2の円安要因について
説明します!!
ということで、
それでは、
今回はこの辺で。
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