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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
今週は中国経済、
特に不動産市場について
書いてみました。
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「お前はすでに死んでいる・・・」 中国不動産バブルはすでに崩壊!? |
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中国では8月に入ってから、
中国の大手不動産開発業者による
利払いの遅延や米国での破産法適用申請、
さらには
中国の信託会社が
運用する投資商品の
支払い停止などの報道が立て続けに入り、
世界がその動向に注目しています。
特に、
不動産市況低迷の影響が全土に
広がりを見せていることは周知の事実であり
これが長年恐れられてきた
『不動産バブルの崩壊』
に繋がるのか、
気を揉んでいる方も多いことでしょう。
正直個人的には、
2021年の時点ですに
バブル崩壊したと思っていますが・・・。
今週15日付のニュースによれば、
2023年8月の新築住宅価格指数は
主要70都市のうち
全体の74%にあたる52都市が
前月対比で下落したとのこと。
このような数字からも
《不動産バブル崩壊》
の兆候が明らかとなっています。
一方で、
Bloombergの報道では、
これら公表されている住宅価格に
関するデータは実態を表しているものではなく、
実際にははるかに深刻な状態に
なっているという指摘もあります。
まぁこの辺はいつものことで
中国当局から公表されている
データは所詮眉唾ものでしょうから、
実態は数字よりもかなり悪いと
捉えた方が良いかもしれませんね!
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国も個人も不動産にどっぷりな中国 不動産問題が金融リスクの引き金に!? |
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中国において
不動産の影響は極めて大きいです。
まずGDPの約3割程度を
不動産が占めていますし、
かつ、個人資産の70%が
不動産となっていることから、
いかに中国という国が
国も個人も不動産に依存
しているのがわかりますね。
さらには、
銀行が国民に融資をする際
預かる担保の40%程度が不動産ですので、
不動産価格の下落は
→中国経済全体の減速
→個人消費の減退
→銀行の不良資産急増
にまで及びますから
事態はかなり深刻であり
この問題は相当根深いのです・・・。
一連の不動産に
関する不良債権問題が、
波及的に金融不安につながってしまうことが
1つのリスクシナリオとして考えられますが、
現時点で中国の銀行株は
下落しているものの影響は限定的で、
国内の金融市場も比較的
安定しているように見受けられます。
一部企業がデフォルトした程度で、
中国金融システム全体が
機能不全に陥るとは考えにくいですが、
それでも潜在的リスクとして
警戒すべきでしょう。
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中国が日本化しているだと!? 共通する「3D問題」とは? |
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中国政府としては
何とかしてこの苦境を乗り越えるべく
財政出動を含めた量的緩和策を
積極的に行っていくことが考えられます。
ただ、
いくら市場にお金をばら撒いたとしても、
今の不動産市場を取り巻く厳しい環境では、
住宅価格に先高観が戻るには
相当な時間が必要でしょうし、
それこそ日本が
1990年以降に経験した
《不動産バブル崩壊》
→《失われた◯◯年》
が、現実のものとなる
可能性は決して低くはないはず。
実際に色々な経済指標において、
かつて日本が経験したような状況と
極めて似ているものがあり
『Japanification=日本化』
という言葉が定着しつつあります。
9月9日付の
『東洋経済オンライン』の記事によれば、
中国が「日本化」と言われている理由を
以下の6つに整理されていました。
なるほど・・・
かつて日本が1990年時代に
経験したことと類似する点が多いですね!
実はこの件については
先月弊社の会員制投資コミュニティの
メンバー様向けに行った定例セミナーで
詳しくお話ししたばかりでした・・w
今日はせっかくなので
この部分についての
切り取り動画を
《期間限定(〜9/末)》で
一般公開させていただきます。
もし興味がございましたら
ご視聴いただけると幸いです^^
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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