GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.449
世界と違う日本。スタグフレーションの恐怖倍増
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


ようやく門が開かれた!?


タイ政府は11月1日から
日本を含めた46の国・地域から
隔離なしの入国を認めると発表しました!


2020年3月24日。


コロナ感染拡大被害で
国境封鎖2日前にタイを
脱出?をしてきた私。


こんなにコロナ禍が
長くなるとは全く思っておらず、


荷物の半分を
バンコクに残したまま
今日に至ってしまいました・・・。


近いうちに取りにいけるといいな。
(ま、ほとんどが夏服ですが・・苦笑)


では、今週もよろしくお願いします!
諸外国と比べて秀逸すぎる!
新型コロナ新規感染者数の比較
日本は強い国です。


世界中が混乱している中でも
一切動揺することなく


個々人が高い意識と
モラルに基づき行動できるから
こうした結果に繋がります^^


新型コロナウイルスの
1日あたりの新規感染者数は、
主要各国でこのようになっています。


米:76,496人
英:45,265人
露:32,437人
独:12,305人
-------------------
日: 434人
(2021年10月21日時点。週平均)



桁が2つほど違いますw


ただ、国によって
人口規模が異なるので
単純比較は出来ません。


では、
人口100万人あたりに
置き直したらどうか?


世界:365人
英:4,688人
米:1,616人
露:1,556人
独:1,028人
仏: 581人
-------------------
日:  24人
(2021年10月21日時点)



秀逸すぎる我が国、日本。
完全に諸外国に勝ってますww


何が原因で諸外国と
このような差が生じるのかは
私には皆目検討がつきません。


どなたか専門の方に
教えてもらいたいものです m(_ _)m


ただいずれにしても、
日本は世界各国と比較して、
コロナ感染被害の影響は
圧倒的に軽微に抑えられている。


そう言っても良いでしょう。
でも、ほんとに不思議だなぁ・・・・
物価上昇が高止まりしている欧米
英国では物資が棚から消えた!?
さすがに一時の勢いはないものの、
国によっては「第4波/第5波」
襲われている中で


世界的に物価上昇の傾向が見られ
「インフレーション」への懸念が
高まりを見せています。


米国では、
9月の消費者物価指数が
前年同月比+5.4%を記録。


「物価の高騰は一時的だ」
と当初は楽観視されていたものの、
以前高止まりが続いています。
現在米国内では
Googleの検索キーワードで、
「inflation」の言葉が
2004年以降で最も多く検索。


インフレに対して
人々の関心が急激に
高まっているのがわかります。
英国でも、
8月の消費者物価指数が
前年同月比+3.2%上昇。


2012年3月以来、
9年ぶりの高水準となり
一部のエコノミストの中では
年内に利上げを行うとの見方も出てきました。


いくら何でも
年内に利上げとは
早急すぎるとは思いますが・・・汗)
また英国では
物価の高騰に加えて、


サプライチェーン危機で
スーパーの棚から商品が
消える事態にまで陥っています。
さらに英国の主要都市では
最大9割のガソリンスタンドで
燃料在庫が底をついたとの報道も・・・汗。


これから本格的な
冬シーズンを迎える英国民は、


物資不足と物価高騰、
そして寒い冬という『三重苦』
陥っているようで不憫でなりません。
お金ジャブジャブ大作戦は
成功したように見えて実は・・・
一方、
物価高騰の波は
何も欧米だけの話ではありません。


世界最大の商品輸出国である中国でも
確実に物価高騰の波が押し寄せています。


中国の9月の生産者物価が
前年同月比+10.7%上昇。


統計を取り始めた1996年以来
最大の上昇となった模様。


中国が発表する数字は
正直あまり信憑性があるとは思えず、


出したとしても
現実よりも良いように見せる
傾向があると個人的には思っています。


そんな中でも
統計を取り始めて以来
最も高い物価の伸びを示したことは、


実際の現場では
おそらく相当インフレが
進行していると推測させられます。
企業は上昇したコストを
商品やサービスに転嫁できなければ
企業の収益は悪化しますから
何とかして値上げを試みるでしょう。


ですから、
タイムラグは発生しながらも
今後の消費者物価指数に
反映されていくことでしょう。
新型コロナウイルスで
痛めつけられた経済を回復させるため、


世界中の中央銀行が
異次元とも言える量的緩和策として、
大量のお金を市中にばら撒きました。


その名も
「お金ジャブジャブ大作戦」


もちろんその効果もあって
何とか大きな経済危機を
回避出来たことは良い判断でした。


しかしながら、
少しやりすぎたかもしれません・・・


あまりにも大量に
お金を擦りすぎてしまったことで


物価が高騰する=
お金の価値が毀損する
インフレーションの波を
確実に引き起こしてしまいました。


もう後には戻れません。


先進国だけでなく
新興国でも感染拡大が落ち着き、
経済正常化に向けて一気に動き出したら?


その答えは明らかでしょう。
インフレにピンとこない日本
30年間未成長のツケはどこに来る?
でも、どうでしょう?


インフレと言われても、
何だか我々日本人には
ピンときませんよね。。汗


それは当然です。
【日本の物価上昇率:+0.1%】


「・・・・」


物価が上がらないことは
日々生活する上で助かるのですが、


間違いなく企業や
国にとってもよろしくないです。


下のグラフは
主要国の名目GDPの推移なのですが、


1990年以降の30年間で
日本だけがほとんど伸びていません。。涙
(「MONOist」から引用)


国全体の総生産が
全く伸びていないということは、


→ 付加価値を生み出す力がない
→ 企業の収益性があがらない
→ 労働者の所得も増えない
→ 購買力も落ちる
→ 売れないからモノの価格が低下する



というサイクルから生まれる
「デフレーション」
ここ十数年続いてきたから


今のインフレ大合唱の声にも
ピントこないのも当然ですね。。汗
グローバリゼーションが進み、
良いことも悪いことも
あらゆることが瞬時に
世界へ波及する時代の中で、


日本だけが
世界と違う動きになることは
なかなか考えづらいです。
(コロナ感染のことは別ですね^^)


ですので、
時間差をおいて
日本でも徐々に物価は
上昇していくものと考えられます。


ただそうなった時に
今の日本は成長する力がありません。


経済が停滞してる中で
物価だけが上昇していく・・・


このような状況を
「スタグフレーション(*)」
と言います。

(*)
景気停滞を意味する
「スタグネーション(Stagnation)」
「インフレーション(Inflation)」
組み合わせた合成語


もしかすると
今の日本で物価上昇が起きた時には
どの国よりもその影響に苦しむのでは?


原油価格の高騰によって
貿易収支も2ヶ月連続で赤字となっています。
しかも今年に入ってから
円安が進行していることから
価格上昇圧力がさらに強くなっています。


日本は資源の多くを
輸入に頼っているため、


今の流れが変わらなければ、
いよいよスタグフレーションが
本格的に到来することになるでしょう。


私はとても危機感を感じています。


日本だけ世界から
置いてけぼりにならないように、と。。


みなさんはどう思いますか?
またご意見を聞かせてくださいね^^
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それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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