GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.440
投資はマ◯◯ン。だからこそ変化に強くなれ!
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


世界の中央銀行総裁らが一堂に集う「ジャクソンホール会議」が、いよいよ来週開催されます!


テーパリング(量的緩和の縮小)がいつ頃実行されるのか?


世界中の関心が向けられている中、新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念して、急遽『オンライン会議』に変更されました。


ある報道によれば、どうやらYoutubeでやるみたいですが、だったらこの際『生Live配信』とかしてくれたらムッチャ盛り上がると思うんですけどね!(←絶対無理w)
まだまだ残暑厳しいですが、今週のGIA通信もかなり高い熱量で書いています^^


最後までよろしくお付き合いください!
高い利回りは魅力的だけれども
資産運用は一種のマラソンレース!!
「少しでも効率良く、
 自分の資産を増やしていきたい!」



これは投資家でなくとも、
誰もが持っている願望かと思いますし、


この【GIA通信】を通して
投資を学ばれようとされている方は、
より一層その思いは強いことでしょう。
『良い投資商品』の定義を
一言で表現するのは難しいですが、
一つのわかりやすい尺度として
【利回り】というものがあります。


高い(=良い)利回りであればあるほど、
投下した資本を早く回収出来る訳ですから、
投資家として利回りは重要な尺度・指標。


ただ、
釈迦に説法になりますが、
利回り(return, reward) は
リスク(risk) と相関関係があります。


高い利回りは魅力的な一方で、
それ相応のリスクもあるので
注意が必要です。


しかし、
リスクが怖いからと言って、
日本の銀行預金のように、


年利0.01%程度の利息しか
つかないところで運用していたのでは、
いつまでたっても資産は増えていきません。


まして、
最近流行りの
【FIRE (=経済的自立)】
手にするのは夢のまた夢、ですよね・・・汗。
特に現在、
世界各国の中央銀行が積極的に
量的緩和策を講じていることから、


リスク資産における利回りは
年々低下している (=リスク資産の価格は上昇) ので、


なおさら利回りを狙って
投資していくのは限界があります。


その辺のバランスをどう取るかは
プロの投資家としても難しいし、
日頃から頭を悩ませているところですが、


我々個人投資家の強みは
機関投資家などとは違って、
毎年必ず利益をあげなければ
上司や顧客から叱られる・・・


なんてことはありませんw


運用に多少失敗したところで
クビになったりしませんから、
短期間で収益をあげようと
高い利回りにこだわりすぎず、


あくまでも長期的な視点にたった
資産運用を心がけていきましょう。
資産運用で成功する人は
ダーウィンの進化論者!?
我々が海外を活動の拠点として
この事業をスタートさせたのは、
今からもう10年以上も前。


その当時


「海外投資であれば
 基準リターンは年12%程度!」



などを一つの目安にしながら、
海外での投資案件を作ったり、
他から見つけてきたりしてました。
(懐かしい・・・)


当然今の環境下において、
年12%の利回りを確保するのは、
相当リスクの高い商品でないと至難の技ですが、


その当時は二桁リターンが見込める
投資商品は意外とたくさんありました。


ま、時代や環境が変わってしまった、
と言えばそれまでなんですけどね・・・汗
資産運用はある意味
【マラソンレース】でもあります。


下り坂でスピードが出やすい時もあれば、
曲がりくねったり急な坂道で、
なかなか思うような走りが
出来ないこともあります。


時には給水所で水を受け取り、
体内に栄養を取り込んで
エネルギーをチャージすることも必要。


そんなマラソンレースで
最も大切なことは何か?


それは、


「途中で走ることをやめずに、
 最後までゴールを目指す」



ことですよね!


先日の東京オリンピックでは
酷暑の中で体調を崩しながらも
途中でやめることなく
必死でゴールまで辿り着いた


そんなランナーに
心を打たれた方も多いでしょう。


そして、
完走できた人の中で
良い成績を出せる人は、


「その時々の環境に応じて
 走り方を変えられる人」



だということも覚えておきましょう。
環境が変われば、
それに応じて自分を
変えていける人が強いのです。


あ、あれです、あれ。
最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、
変化出来る者である

(by ダーウィン)
人生山あり谷あり。
資産運用も山もあれば谷もあります。


焦らずいきましょうw
主要先進国でゼロorマイナス金利!
頭を悩ませる運用担当者の悲劇・・・
環境が変わるお話をしましたが、
まさに現在我々が置かれている投資環境は
10年前とはガラッと変わってしまいました。


こちらは直近半年間での
主要各国の債券利回り(長期10年もの)を
比較したものです(2021年7月時点)。
欧州イチの経済大国であるドイツは、
マイナス金利に沈んでいるのを筆頭に、
日本も長年「ゼロ金利」状態から脱却できずにいます。


米国もこの表では何とか
プラス金利をキープしてるように見えますが、


名目金利から予想インフレ率を
引いた実質金利はマイナス1%になるなど、
世界各国で異常な低金利環境が継続中。


大量の投資マネーを運用している
機関投資家や年金ファンドなどは、
あまり高いリスクを取れないので、
国債や社債で運用していることが多いですが、


債券市場がこんな状態であれば、
運用に頭を悩ませているのは間違いありません。
こうした環境下では、
少しでも高いイールドを求めて
投資マネーは彷徨い続けます。


そして、そうした一部のお金が
不動産市場や暗号通貨市場へと流れ込み、
それぞれ市場価格の高騰に繋がっているのです。


今では世界各国で
当たり前のようになっている低金利環境ですが、


そもそもいつ頃、
何をキッカケにこうなったのか、
あなたは覚えていますか?
世界的な低金利環境はいつ始まった?
時代の変化がわかる【金利水没マップ】
2008年に米国発の
リーマンショックからの
悪い流れが欧州にも飛び火をし、


2010年代の初めに
『欧州ソブリン危機』が発生しました。
ポルトガル、イタリア、
ギリシャなどの国では、
慢性的な財政赤字を縮小すべく、


極端な財政緊縮を行ったことで
国内経済がさらに悪化。


「国内がダメなら外需で!」
とのことから2014年6月に
欧州中央銀行(ECB)が政策金利を
-0.1%に引き下げました。


スイスを含めた周辺諸国も
その流れに追随したことで
欧州大陸全体がマイナス金利を
適用することになりました。
そこで面白い表をご紹介しましょう。


下の図は、
岡三証券が定期的に出している
『世界の金利水没マップ』
(2014年9月時点)


横軸は国債の年限を示し、
縦軸には国名をおき、
マイナス金利状態の年限が
長い順に並べられています。


色の濃さで
金利の高低を示していますが、


ドイツやオランダ、
オーストリアなどの
欧州各国の短期国債が
マイナス金利状態になっています。
その後2015年に起きた
『チャイナショック』をきっかけに
世界経済全体がスローダウン。


当時アベノミクスにより
好景気に沸いていた日本経済でしたが、


米国の景気低迷からくる
日米金利差縮小によって
急激に円高が進行。


円高による景気腰折を防ぐべく、
為替介入をしてマイナス金利政策を講じ、
日本もこの《通貨戦争》に参戦することに。


その後【米国一強】
時代が数年続いたものの、
累積する国内赤字を克服すべく、
今度は米国が2019年に3回に渡って利下げを敢行。


それに引きづられるように、
欧州諸国もかなり広範囲で
マイナス金利を深掘りせざる
を得なくなりました。


2020年には世界的に
新型コロナウイルスの疫病が発生、
パンデミックとして流行してからの
世界各国の動きについてはご存知の通り。
未曾有の規模での財政出動に加えて
積極的な金融緩和政策がとられたことで、
下の2021年4月時点での
金利水没マップにあるように、


色がついていない主要国は、
中国とインドのみという
異常な環境下に陥り今日に至っています。


最初の水没マップと比べて、
かなり多くの国が長期間に渡って、
マイナス金利の沼に沈んでしまっている。


この状況、、、やばいっすね・・・汗
低金利環境に終わりを告げる2021年。
今後どう考え、どう動いていくべきか
現在はワクチン接種の進行に伴って、
経済の再開及び正常化も見られ始め、
ゆっくりではありますが、
インフレ期待も高まりつつあるようです。


実際にいくつかの国では、
テーパリングも開始されていたり、
利上げをし始めた国も出てきています。


米国の中央銀行であるFRBでも、
2022年の初め頃からテーパリングが
開始される見込みであることが噂され、


来週に米国西部の
ジャクソンホールで開催される
経済シンポジウムでの議論が待たれます。


もしかするとこの2021年という年が、
これまで約40年以上にも渡って
繰り広げられてきた通貨戦争に
終わりを告げる重要な年になるかもしれません。
そんな大きな時代の流れ、
変化に対して我々投資家として、
取るべき行動とは何なのか?


気になりますよね・・・?


弊社の会員制投資コミュニティの中では、
ある投資商品を新しい投資案件として
この夏からご紹介しはじめています。


その商品とは
これまで様々な理由から、
投資対象にはなり難いものでしたが、


実はその価格は、
過去50年以上にも渡って
ずっと右肩上がりで上昇しているのです。


大事なことなので繰り返します。


「50年以上に渡って」
「価格はずっと右肩上がり」



ですw


世の中様々な投資商品がありますが、
こんな商品って、他に見たことありますか?
価格が安定的に上昇しているだけではなく、
将来が混沌と不透明な時代において
その資産価値がより発揮される、
そんな商品なのですね^^
今日は長くなってしまったので、
この件についてはまた別の機会に
させていただこうかと思いますが、


もし多くの人が
「聞きたい!知りたい!」
という声があるのであれば、


セミナー開催も視野に入れて
検討したいと思いますが、いかがですか?


興味・関心がある方は
下のボタンを「ポチり」とどうぞw
資産運用なり投資は、
必ずマーケットがあります。


そしてそのマーケットは
常々変化していますし、
大きな流れがあります。


その流れに
タイミング良くうまく乗れれば、
資産を築く事はそれほど大変でもありません。


その環境環境に応じて
我々も常に先を見越して変化し続け、
新しい投資の機会を追求しています。


引き続きこの【GIA通信】
投資の学びと実践を続けながら、
一緒に大きく成長していきましょう!
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
※本メールの内容は事前の書面による許可なく複製、複写、転載、転送する事を禁じます。
※本メールは、投資にご興味を持って頂いた方に特別にお送りしているメルマガで、投資学習用に作成されています。
 記載されている内容は、情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。
※ご紹介している事例や数値、市場動向の見通しなどは、この文章を書いた時点での数値を元にした参考例であり、
 将来の利回りや運用成果、市場環境の変動等を保証するものではありません
バックナンバーはこちら
個人情報保護の方針お問い合わせ

※メールマガジン配信設定後に退会された場合、退会当日、または翌日にメールが届く場合があります。
何卒ご了承ください。

Global Investment Academy
〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2F
info@academy-global-investment.com

Copyright(C) GLOBAL INVESTMENT ACADEMY All Rights Reserved.

このメールはGIA通信に登録された方にお送りしております。