Vol.365　赤裸々に公開！コロナの影響で損失を出した資産とは？

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赤裸々に公開！コロナの影響で損失を出した資産とは？

みなさま、こんにちは！
Global Investment Academyの両角です。

学生時代の友人で、
渋谷で人気の飲食店を経営している奴がいるのですが、

珍しく泣きが入りました。。。

続きは【編集後記】にて


			過去最大の↑↓を見せる米国株式市場その動きに振り回される世界経済

先週は中国以外の地域で、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進行した一週間となりました。

世界的な流行（＝パンデミック）を警戒する段階となって市場の警戒感も高まり、NYダウは7日続落と売られっぱなし。

ダウとナスダックの下落率は、2008年10月のリーマンショック以来、11年4カ月ぶりの急落。

また、米国株にとどまらず、欧州株、日本株（日経平均）、中国株（上海総合）など、世界同時株安となり、プラチナも一方的に売られて米株と同程度の下落率に。

さらには、景気減速による需要減が警戒されていた原油は、1年2カ月ぶり低水準となる44ドル台まで大幅下落し、年初来下落率では▲26.7％とさらに大きくなります。

そして、年初来ではプラス圏を維持するNY金も、この1週間に限っては上海総合並みに売られ、どの資産クラスも全面安という展開になりました。

今週に入ってからは、新型コロナウイルスの影響を和らげるために、米国FRBが緊急利下げを決定したり、各国中央銀行による協調への高まり、さらには米国大統領選挙戦「スーパーチューズデー」で、バイデン前副大統領が躍進したことに市場は好感し、NYダウは過去最大の上昇幅を見せました。

ただ一方で、米国内での死者もすでに11人に達し、カリフォルニア州が非常事態宣言を出したことに加え、入国制限やイベント自粛などの動きが全世界で広がり、経済に与える打撃が想定を大きく上回りそうだとの懸念から、一時1100ドル安となるなど、まるでジェットコースターのような激しい値動きに。。。

今後の方向性が乏しい、先行き不透明な状態がしばらく続くと思われる株式市場。

暗号通貨じゃあるまいし、これだけ1日での値動きが激しいんじゃ、トレーダーや機関投資家はもちろんのこと、一般の投資家や株愛好家も落ち着いて生活出来ないですよね、、、

私自身、自らの資産ポートフォリオにおける株式の組み入れ比率はかなり低いので、今回のコロナショックは影響がないかなーと思ってた矢先、意外なところで足を引っ張られたことがわかりました。。。汗


			人類最大の発明と言われる＜複利の力＞利子が利子を稼ぐ長期積立投資の魅力

資産価値の下落の影響が顕著に出たのは、＜海外長期積立投資＞です。

海外長期積立投資は、このGIA通信をお読みの方の中で、実践されている人が多い投資商品（＝イメージは投資信託に近い）かと思いますが、運用自体は、IFAのファンドマネジャーに一任されているのがほとんどかと。

そして、購入している商品が同じでも、それを運用しているIFA（取引業社）やファンドマネジャーの違いによって、それぞれ運用実績も異なるので一概に言えないのですが、あくまでも私が行なっているスタンダードライフ社の『Harvest101』という商品の場合を例にあげますね。

私はこの商品を25年という長期契約で2013年2月27日にスタートし、先月末で【丸7年】が経過しました。

ご存知の方も多いかと思いますが、海外長期積立投資のメリットの一つは、収益のブレを安定させられることにあります。

保有期間が短い場合は、リーマン・ショックやアベノミクスなどのイベントの影響を受けて、年間の収益率の振れ幅が大きくなる可能性がありますが、10年など長期間保有した場合は、同じような動きであったとしても10年間の値動きが平均化されるため、投資期間全体で見た場合の収益率をより安定化させる効果が期待できます。

そのため、たとえ10年にわたる投資期間の間に株価が下落する年があったとしても、投資期間全体で見るとプラスの収益を達成することも可能なのです。

また、ドルコスト平均法の考えで、購入時の取得原価を下げていくということも、メリットの一つです。

さらには、毎月決まって金額を強制的に積み立てていくので、相場を予想しようという誘惑から逃れられることもできます。

相場を予想したり、買い付けのタイミングを見計らったり、自分で判断することが楽しいという人もいるかもしれませんが、これには時間も取られるし、ある程度の勉強も必要になり、多くの人にとってはストレスの原因になり得ます。

でも、積立投資なら、自動的に投資してくれるから、自分で動かなくても良く、ストレスを感じずに続けることが出来るのがポイントですね。

また私が最も重要視しているのは、＜複利＞の効果です。

20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだ、あの＜複利＞ですね^^

複利とは「元本だけでなく、利子が利子を生む」という考え方のことで、利子を元本に組み入れ、それに対してまた利子を得ることで、金が金を儲ける構造になっているのです。

海外長期積立投資では、その複利の力を20年、30年と言う長い時間をかけながら運用していくので、長く続けるほど大きい効果が得られます。


			意外とバカにならない高い手数料・・・海外投資であれば回収可能！？

一方で、そんな海外長期積立投資のデメリットは何でしょうか？

考えられるものとして、

①3つの手数料（コスト）がかかる
②価格変動リスクがあり、元本保証ではない
③節税効果が少ない

が挙げられるかと。

①についてですが、私のスタンダードライフ社の例ですと、下記のような手数料が毎月掛かります。

A) プラン代：毎月HKD60
B) 初期口座手数料：毎月0.5%（初期口座分が対象）
C) 貯蓄口座手数料：毎月0.125%　（貯蓄口座分が対象）
D) 一任勘定代『ファンドアドバイザー』：毎月0.08%（貯蓄口座のみ対象）

それぞれの詳細についてはここでは割愛しますが、何れにしても運用（保有）するだけで、手数料として年間平均で3～4%程度徴収されますので、意外とバカになりません。

例えば、手数料が年間3％かかるということは、3%以上の運用利回りを確保しないと、口座のお金が増えていかないということです。

もちろん海外であれば、日本国内で運用するよりもずっと高い利回りが期待できる商品はあるのですが、それでも、昨今世界全体が低金利もしくはマイナス金利時代に突入している中で、3％以上の利回りをコンスタントにあげるのは、容易なことではありません。。


			積み立てた金額が減ってしまったよー涙でも、一喜一憂せずに長期の視点を持つ！

さて、そんな海外長期積立投資ですが、「実際のところ、運用実績はどうなの？」っていう声もちらほら聞こえます。

繰り返しになりますが、運用実績については、投資している商品が同じでも、運用している会社なりファンドマネジャーが違うだけで、結果も変わってきますし、月によって＜でっこみひっこみ＞もあることから、捉える期間によっても異なりますので注意が必要です。

ただ、あくまでも一つの事例として、私の直近1年の実績（2019年3月～2020年2月）をお見せします。

私は毎月1万HKDを積み立てているので、本来であれば、年間で12万HKDほど、前の年から増えているはずですが、実際の運用後の成績を見てみると、直近1年間では64,759HKDしか積み上がりませんでした。

もちろんこの実績値は、単に1年間積み立てた金額だけの運用成績ではなく、これまで8年間コツコツと積み立ててきた金額全ての運用実績なので、少し見方には注意が必要ですが、月によって毎月積み立てた金額以上のプラスが出ることもあれば、それさえも失ってマイナスになることもあることが、この表からわかるかと思います。

これをみると、一番痛かったのが先月ですね、、、涙　　1ヶ月で前の月より▲61,742HKDも目減りしてしまいました。。（率に直すと、運用資産全体に対して▲3%程度）

プロのファンドマネジャーに高い手数料（年3％前後）支払った上でこの成績なので、正直納得いかない気持ちはありますが、海外長期積立投資は上述したように、ドルコスト平均法でコツコツ積み上げているので、こうして相場が下がったところでは、安い単価で多くの口数を購入出来ることで平均取得コストを下げられます。

またこうしたパニック相場はずっと続く訳ではなく、ある程度経てば落ち着いてくることから、相場が回復した段階で、今回の下落を大きく取り戻せることが期待できます。

あくまでも将来の自分年金作りの一つとして行なっている投資なので、マーケットの動きに一喜一憂することなく、長期の視点を持って地道にコツコツと、既に運用されている方も、一緒に取り組んでいきましょう！

そいつのお店は、
「ジャパニーズ焼肉」を看板メニューにしつつ、
昨今のインバウンドの影響を上手に取り入れるようにと、

メニューにも英語表記をするなど、
海外からのお客様で売上増を期待していたのですが、

例のコロナウイルスの影響で、
売上が昨年比で1/3以下まで落ち込んでいるとのこと。

しかも、この先数ヶ月の先行きも
全く見えてこないことから、
お店の存続も悩んでいるみたいで、、、、

もちろん、それ以外の要素はあるにしても、
これだけ短期間でガラッと世界が変わってしまうので、
同じ経営者としてゾッとしますね、、、涙

多分色々な業種で同じような
状況に陥っている人も多いかと思います。

東京五輪を控えて、
インバウンド需要を捕まえて、
成功していた企業なり人は多かったかもしれませんが、

今回の騒動で、
自らの人生プランに変更をきたした人も
相当数いるのではないかと思いましたし、

ブラックスワンの影響が、
こんなところにも出現するんだなと、
改めて感じました。。。

まずは一歩一歩・・・・

改めて、一歩の重さを感じながら、
決して派手さはないものの、
着実に歩みを進めていこうと思いました。

今回のGIA通信はいかがでしたか？
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう！

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