Vol.355　荒波を乗り越える武器を手に入れるたったひとつの方法

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荒波を乗り越える武器を手に入れるたったひとつの方法

みなさま、こんにちは！
Global Investment Academyの両角です。

今日12月12日は
何の日かわかりますか・・・・？

続きは【編集後記】にて


			積極的な金融緩和政策のお陰で天文学的数字に膨れた世界債務残高

最近色々なメディアや
シンクタンクが出すレポートなどで、

世界的に借金（債務）が、
異常なほど積み上がっている、
ということをよく耳にします。

実際先月には、
国際通貨基金(IMF)が、
過去10年近くにわたる金融緩和の結果、

世界中の政府や
企業、家計の債務残高が、

過去最大の計250兆ドル、
（約2京7415兆円）に
上っていると報告しました。

これは世界全体の
国内総生産(GDP)の約3倍の規模で、

リーマンショックが起きる前の
2007年時点と比べて、
約1.6倍も膨張しています。

特に中国をはじめ、
新興国の債務がとりわけ増大傾向にあり、

景気後退局面では、
不良債権が雪だるま式に
膨れ上がって経済を圧迫し、

新たな危機の引き金に
なりかねないとの懸念が強まっています。

（出典：Bloomberg）

風船も、
膨れれば膨れるほど、
爆発した時の音が大きいですし、

地震も、
長いこと発生してないと、
地中にあるエネルギーが
どんどんと大きくなっていき、
大地震に繋がることが多いです。

（えっ、例えが悪い！？・・・苦笑）

何れにしても、
現在世界的に見て、
かつてないくらいの
大きな負のエネルギーが
溜まりに溜まっていることは
間違いないようです。


			日本の借金は全く問題ない！？新たに脚光を浴びた『MMT理論』

日本の債務残高の多さについては、
皆さんもよくご存知かと思いますが、

財務省が発表しているデータでは、
令和元年度末時点での
国債の発行残高は約900兆円、

地方政府の借金である
地方債の発行残高は約200兆円、

国と地方を合わせると、
その総額は約1100兆円に達します。

また、
債務残高の対GDP比は237％と、
主要先進国の中で最悪の水準となっています。

（出典：財務省HP）

債務残高の対GDP比は、
端的に言うと年収に対する
借金の割合を示していることですから、
基本的には低い方がいいとされています。

日本の場合、
国の予算の約1/3を
国債で賄っていることから、
このような高い数字になっており、

国家破綻（デフォルト）の危機である・・・
などと言われることも少なくありません。

一方で、
日本の債務は、
90％以上を日本国内（国民）で
円建てで保有していることから、
特段問題はない、という見方もあります。

今年新たに脚光を浴びた
『MMT（現代貨幣理論）』なども、

それを裏付ける学説の一つとして、
全世界の経済学者から注目されたことは、
まだ記憶に新しいと言えるでしょう。


			世界で最も借金が多い国はどこだ？一目でわかる面白いグラフを紹介

ただし、冒頭に見たように、
日本だけが借金を増やしているのではなく、

これは全世界共通の問題として、
深刻に議論し始められています。

ここで、少し面白いデータをご紹介します。
まずはこちらのグラフをご覧ください。

世界の債務残高 >

こちらは、
企業や家計部門の債務を除く、
政府部門だけの債務に焦点を当てたものですが、

借金の額が多い国ほど、
グラフの大きな範囲を占めており、
どの国が多くの借金を抱えているか、
ひと目で分かるようになっています。

また、国名の下には、
すべての国の借金合計の中で、
その国が占めている割合が書かれていて、

国内総生産（GDP）に対する
債務残高の比率が大きい国ほど、
バックの色がより黄色くより
明るく描かれています。

パッと見てわかることとして、

◆米国が世界で一番債務が多い

◆対GDP比で日本が最も高い
　（但し、9割が円建てでの国内債務）

◆人口第1位の中国が債務については
　まだ世界シェアの10％に満たない
　（対GDP比も50%程度）

ですね。

また、米国・日本・中国以外の、
上位10カ国はこのようになっています。

イタリアは、
対GDP比132%を超えており、
他のEU諸国と比較してもかなり高いですね。

ポピュリズム2政党が握る政権は
「バラマキ財政」が懸念材料で、
常々財政問題が議論されています。

また、ドイツの製造業不振による
経済見通しの悪化、

英国におけるEUからの
合意なき離脱の可能性など、

欧州各国でも
様々な問題を抱えており、

2020年に一体どこで、
どんな火山が噴火するのか、
今からとても気掛かりです・・・

（出典：Bloomberg）


			将来を予測することは出来ないが備えることは誰にでも出来る！

今週のGIA通信では、
世界的に積み上がっている
莫大な債務残高リスクについて、

実際のデータをご紹介しながら、
警報を鳴らしてきましたが、

ここで触れたのは、
ごくごく一部のリスクであり、

2020年には、
リーマンショックの再来？
とまで言われる大きな経済危機が
起きるのではないかと噂されています。

今年世界で最も注目され、
世界中で経済の重石となっていた
『日中貿易摩擦』『通商交渉』は、

10月の閣僚級協議を経て、
今月13日には両国間で
第1段階の合意に達するなど、
先行きにやや明るさが見えてきました。

しかしながら、
米国は2020年に大統領選を控え、

トランプ米大統領が
米経済や市場よりも、
自身の有権者の支持を優先し、
中国に対し強硬姿勢をとる
可能性がないとは言い切れません。

今年建国70周年を迎えた中国も、
国内の景気減速懸念や、
米中貿易摩擦の長期化を受けて
内需がかなり冷え込んでおり、

7～9月期の国内総生産(GDP)は、
前年同期比6.0％と29年ぶりの
低い成長率となりました。

この2つの大国以外にも、
地政学的リスクの高まりや、
低金利下で高まる金融リスクなど、
様々なリスク要因が見受けられ、

2020年はどうなってしまうのだろう・・・？

そう不安を感じている方も、
多いのではないかと思います。

そこで、
皆様の2020年における
投資活動指針の一つにするべく、

『2020投資戦略セミナー』

を開催させていただきます！

巷では、
無料の投資セミナーが
ありふれている中で、

弊社アカデミーの主催セミナーは、
いつも有料でのご提供となり恐縮ですが、

先週ご案内したばかりですが、
既に会場参加者が80名ほど、

そしてWEBセミナーを入れると、
既に190名以上の方が
参加表明してくれています。

情報は、
無料には無料なりの、
有料には有料なりの
価値の違いがあると思っています。

その違いをしっかりと
ご理解頂けている
リテラシーの高い方々に
今回も集まって頂けいるようで、
本当に有難いことです！ m(_ _)m

この投資戦略セミナーは、
昨年に引き続き、
2回目の開催となりますが、

海外投資未経験者も、
十数年のベテラン投資家も、

投資に興味・関心がある方なら誰でも、
為になるコンテンツになっています。

昨年会場にて実施したアンケートでは、
5段階評価で「4.2」と高い満足度を得ました。

昨年のセミナーダイジェスト動画はこちら >

今年のセミナーでは、

【①投資で負けない知識、経験の習得】
【②勝ち負けどのタイミングでもブレない、強いマインド】
【③実際にアクションを起こすお手伝い】

この3つを大きなテーマ・柱として、
全体のコンテンツを組み立て、
ご提供していきます。

また今年もこれまでに、
全部で15カ国に訪れ、
投資先の精査、発掘、
フォローアップをしてきました。

これだけの国を見てきた上で、

「どんな投資先がありなのか？」
「NGと判断する理由はどこなのか？」

という、
海外投資に興味がある、
あるいは負けない投資をしたい方なら、
誰もが気になるところを、

実際の経験を通して学んでいる
我々が直接セミナーでお話させて頂きます。

なお、当セミナーは、
リアルタイム配信もする予定ですが、
セミナー会場に参加された方限定で
お話しする裏話も予定しており、

こちらは会場参加でしか聞けませんので、
ぜひ可能な限り会場へお越し下さい。

ただし、会場の都合上、
お席が残り少なくなってきており、
どこかのタイミングで申し込みを
打ち切ることもありますので、

参加をご検討頂いている場合は、
お早めにお申し込み願います。

2020投資戦略セミナー詳細、お申し込みはこちら >

今年も残すところ、
あと1週間ちょっとですね・・・

東京オリンピックで
日本中が盛り上がること
間違いなしの『2020年』

その大きな波に乗り、
資産を減らすことなく、
増やしていけるかどうかは、

皆様の自覚と行動、
そして本物の情報を
入手できるかどうかで決まります！

今年一年の振り返りと、
来年以降の投資戦略について、
我々と一緒に考えていきましょう！

12月22日は『冬至』ですね。

この日は、
北半球では太陽の高さが、
一年中で最も低くなり、

昼が一年中で一番短く、
逆に夜が一番長くなります。

確かにここ最近、
めっきり暗くなるのが
　早いなぁと感じてたところでした。

また、冬至には、
ゆず湯に入る習慣があります。

私も小さい時に、
湯船にたくさんの柚子を浮かべ、
お風呂に入っていたなぁ～
と、懐かしくなりました。

幸い今は日本にいますので、
今晩早速やってみますね^^

今回のGIA通信はいかがでしたか？
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう！

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