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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.342
増税2%で儲かる金のウソホント
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


次回の日本入りの目処が立ってので、
早めにフライトの手配をしようと思いましたが、


「ソレダメ〜!」


と、某テレビ番組同様、
X(バツ)印が出てしまいました。


一体どうしたのか?


続きは【編集後記】にて
消費税増税で駆け込み需要発生?
ピンチをチャンスに変えるものは?
消費税増税まで、
あと2週間を切りましたが、
皆さんは何か駆け込みで買いましたか?


家電量販大手のビックカメラによると、
今月に入って20〜25万円ほどの
高画質テレビの販売台数が、


前の年の同じ時期と比べて
3.5倍ほど伸びているそうです。


またホームセンター「ケーヨー」でも、
電気自転車が約4倍、物置は約2.5倍と増えており、


ティッシュペーパーや
トイレットペーパーといった
日用品の売り上げも増加傾向にあるとのこと。


ただ、
購入する商品によって、
あるいは食べる場所によって、
軽減税率が適用するとかされないとか?


あれ、訳わかりませんよね・・・汗


前回の5年前に
消費税率が5%→8%に
引き上げられた際には、


半年以上前から、
住宅や自動車などで、
駆け込み需要が起きてたようですが、


今年は、
軽減税率の導入や、
キャッシュレス決済の
ポイント還元制度などによって、


前回ほどの目立った駆け込み需要は
見られていない模様。


また増税率自体が2%ほど
前回ほど大きくないことや、


そもそも国内の消費自体が、
かなり冷え込んでいるのでは?
という見方も多いようです。
それはそうと、
この増税のタイミングで、
確実に利益を出そうとして、
よく例に出るのが金(ゴールド)です。


ご存知の通り、
国内で金を買う場合は、
消費税がかかるので、


増税前の8%の時に金を買って、
増税後の10%の時に売却すれば、


たとえ金の価格が
変動しなかったとしても、
2%分利益が出ると考えられるので、
多くの方が実行に移しているようです。


増税のピンチを逆手にとって、
鞘を利用して利益を狙いにいく。


この『アービトラージ手法』は、
素晴らしことでもあるのですが、
本当にそう利益が上がるものなのでしょうか?
金の売り買いには必ず発生する
「スプレッド」という名の手数料
金の売り買いも、
為替の両替などと一緒で、
売り買いが発生する際には、
必ずある一定の手数料
(=スプレッド)がかかります。


金を取り扱う業者によって、
その手数料はマチマチではありますが、


業界最低水準を目指す楽天証券では、
金の売買に関してこのスプレッドを、
78円に設定しています。


これが業者としての利益であり、
我々消費者としては、コストになります。
ちょっと簡単な
シミュレーションをしてみましょう。



9月30日時点での金の価格が、
グラムあたり5,580円だとします。


この価格は、
売却した場合の標準的な価格であり、
通称「買取価格」と呼ばれています。
(業者から見た呼び方)


ちなみにこの価格は、
税込となっていますので、
税抜き価格では5,167円となります。
(5580円 / 1.08 = 5,167円)


買取価格(売却時の価格)と、
小売り価格(購入時の価格)との間には、
先ほど言ったように手数料が乗るので、


税抜きでの購入価格は5,245円となり、
同じく税込価格は5,664円となります。


これを1g購入したとします。


さて、1日経って、
消費税が8→10%になったところで、
この1gの金を売却するとします。


金の価格自体は変わらずだとすると、


>9月30日時点での金の価格が、
>グラムあたり5580円だとします。

>税抜き価格では5,167円。


ですから、
ここに10%がかかり、
増税後の税込価格は5,683円。


つまりその差の19円が、
利益ということになります。
(5,683円 - 5,644円 = 19円)


価格が上がらなくても、
2%増税されたおかげで、
グラムあたり19円が儲かった訳ですね。


なんか思ったより
少ないと感じた人も多いのでは?


まあ、金を1kgも買えば、
19,000円となるので、


売り買い以外、
何もしないことを考えれば、
十分ハッピーかもしれませんね^^
ただ、あれですよ、あれ。


あくまで、
価格が変わらない、という前提でしたね?
価格変動リスクを考慮しないと、
後でしっぺ返しを食らうかも!?
当然金の売り買いには、
価格変動リスクがあります。


リスクというのは、
あくまでも振れ幅のことですので、
必ずしも価格下落のことだけを
指しているのではありません。


今年の1日当たりの
平均騰落価格は23円です。


騰落価格とは、
上がったり下がったりする幅。


つまり平均して毎日23円は、
動く可能性があるというか、
実績値としてこれくらい動いています。


価格が上がる確率と
下がる確率はわからないので、
もし半分半分の確率だとすると、


50%の確率で、
23円程度が下がってしまいますから、
せっかく得た増税分の2%の利益なんて、
簡単に吹っ飛んでしまいます。


冒頭に挙げた
高級テレビや日用品などの価格は、
日々変わるものでもないでしょうから、
価格変動リスクは気にする必要ないですが、


金の価格は、
その時その時のマーケットで決まります。


特に今年は
金価格の値動きが大きいですので、
なおさら価格変動リスクは高いでしょう。


増税分で得られる利益に目がくらみ、
本来の投資的視点を持たずに購入したら、


儲かったとヌカ喜びし、
実は損してしまった・・・・涙


なんてことにはならないよう、
その点はしっかり理解して行動しましょう^^
あ、そうそう。


金と消費税のお話をすると、


「なら、消費税がかからない
 香港などの国で金を買って、
 それを日本に持ち込んで売れば、
 10%も儲かるじゃん!」



なんていう声も聞かれますが、


それは完全に
『脱税=犯罪』になりますので、
良い子の皆さんはやっちゃいけませんよーww
▲香港での金購買契約時の様子(2015年10月)
編集後記
大抵の場合、
フライトの料金は、
手配する時期が早ければ早いほど
安く購入出来ることがあります。
(特にLCCの場合)


今回もその常識で、
早めに動いたのですが、
ある情報が目に止まりました。


「全日空、国際線燃油サーチャージを10月値下げ」


燃油サーチャージは、
飛行機の基本運賃にプラスされますし、
原油価格の推移によって、
その料金も定期的に更新されます。


そのサーチャージが
10月発券分から値下げされるというもの。


今年に入ってから、
出国税も徴収されているので、
少しでも安く抑えれるのはありがたいな。


しかもこの値下げは、
ANAだけではなく、JALも同じ^^
(LCCは元から徴収されないケースが多い)


タイ・バンコクと日本の場合、
片道2,000円値下がりしたので、
往復では4,000円違うことになります。


ま、確かに
たった4,000円かもしれませんが、


この浮いた分で
日本で美味しいご飯が
食べられると思えば・・・(ゴクリ)



皆さんも、
もし近いうちに海外旅行や
海外出張などの予定があって、
フライトを予約する場合は、
10月1日以降に購入されることをお勧めしまーす。
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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