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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.334
世界一超富裕層を輩出してるあの国のヒミツ
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


「オレ、本気でTOEFLやりたい。
 だから、塾に通わせてくれ!」



日本で生活している
高校3年で受験を控えた息子から、
1枚の入塾案内の紙と一緒に、
LINEでメッセージが飛んできた。


どれどれ・・・・


えっ、3ヶ月で40万円!


親として、
子供の成長には力を添えたいですが、
なかなか現実は厳しいものです、、、涙


続きは【編集後記】にて
年間で一人当たり13億円増加!?
25万6千人いる彼らは一体何者・・・?
いきなりですが、質問です。


『UHNWI』


って、何のことだかわかりますか?


多分金融リテラシーが比較的高い、
GIA通信の読者さんたちでも、
一発回答できる人は、
あまり多くはないでしょう^^;


この、UHNWIは、
『Ultra-High-Net-Worth Individual』
の頭文字を取ったもので、


純資産3000万ドル(約32億円相当)
以上所有する者と定義されており、
『”超”富裕層』とも言われています。
(以下、UHNWIを超富裕層と書く)


あ、ちなみに、
我々がよく口にする
『富裕層』の定義ですが、


一般的には、
100万ドル以上の投資可能な、
資産を保有する人々のことを指し、


こちらも、
「High-Net-Worth Individual」
通称、HNWIと呼ばれています。
米調査会社ウェルス-X(Wealth-X)が、
昨年9月に公表した年次報告書
【2017年度版】によると、


この超富裕層は、
世界中に約25万6千人いて、
その数は2016年より約12.9%増加。


並行して、
彼らの資産合計金額も、
前年から約16.3%増の、
約31億ドル(約3350兆円)にまで増加・・・


ん?


おいおい、
桁、間違ってないよね・・・汗


え、たった1年間に、
約3350兆円の資産が増えたって!?


対象の超富裕層の数は、
全部で25万6千人ってことだから、


単純計算すると、、、、


あくまでも平均ですが、
一人当たり、約13億円も、
たった1年で増やしたってこと。


「!@#$%^&*?¥ 」


一体何をどうやったら、
1年でこんなに財を増やせるのか。。


もはや、
天文学的な数字すぎて、
あまりピンときませんけどね、、、汗
やっぱり米国が圧倒的なNo.1!
でも、、、日本人も大健闘してるよ
さて、
この年次報告書をよく見てみると、


超富裕層人口の伸びは、
人口の伸びが大きく、
経済発展を遂げている
アジア各国が牽引しているようで、


実際に2016年対比で、
中国で約32.8%、
香港で約32.5%増加と、
大きく数字を伸ばしています。
(両国はあくまでも別計算にしたようです)


やっぱりこれからは、
アジアの時代!ですよね^^


ただ一方で、
世界で最も超富裕層が多いのが『米国』で、
その数はおよそ8万人にも登る、とのこと。


世界の超富裕層人口全体に占める、
米国人の割合は31%と、圧倒的に多い。


しかも、このランキングで、
上位2〜6位に入る国の人数を合計しても、
米国の人数には遠く及ばない。


アメリカ、強し!です。


ランキング(10位まで)は以下の通り。
(出典:Wealth-X World Ultra Wealth Report 2018)


2位には、
個人的にちょっと意外ですが、
我が国『日本』がランクインしています。


ただ、アメリカとは人数的に、
4.5倍弱の圧倒的な差があります。


日本の超富裕層は、
1万8千人しかないので、
総人口に占める割合は、
たった0.01%程度・・・。


(1万人いて、ようやく1人か・・・)


ほんの一握りというか、
握るほどもいなくて、
指先でつまむ程度、ですかね・・涙



さらにこのレポートを
読み進めていくと、
面白い発見がありました。


さて、ここからが、
今週のGIA通信の本題です!ww
最も超富裕層が増えている国は、
意外にもアジアの「あの国」だ!
上記では、
2017年単年度における、
世界的な超富裕層の状況について、
具体的な数字とともに見てきましたが、


一方、過去5年間
(2012〜17年)を振り返ってみると、


アジアの意外な国で、
超富裕層人口が急増
していたことがわかりました。


さて一体、
どの国かわかりますか?


世界一の豊富な人口と、
着実な経済成長を遂げてきた
中国が大本命では?


いやいや、
不動産価格の上昇が、
クレージーな香港ではないの?


・・・・・・

・・・・

・・・

・・


正解は、、、、


『バングラデシュ』


なのです!


えっ!
バングラデシュ!?


驚かれた方も多いかと思います。
(実際私も驚きました。。。)


実はバングラデシュ。
直近5年間の超富裕層人口の増加率が、
17.3%と、伸び率で世界一なのですね!


また、中国とベトナムでは、
同じ期間にそれぞれ13.4%、12.7%ずつ増加。
(出典:Wealth-X World Ultra Wealth Report 2018)



バングラデシュといえば、
確かに人口は1億6860万人と、
『世界第8位』にランキングされていますし、


2055年くらいまで、
ますます人口が増えていく、
大変ポテンシャルが高い国である、
そのことは多くの方が知っています。
(出典:PopulationPyramid.net)


一方で、
一人当たりの名目GDPは、
1,744米ドル(2018年時点)と、
世界の中で上から数えて147番目、


同じ規模、レベルには、
ナイジェリア、インド、ケニア、
ジンバブエ、コートジボワール、
キリバスと言った名前が見られ、


決してお世辞にも、
超富裕層がいるような国ではない。


皆さんも同様に
そう思ったはずです。
(出典:「世界経済のネタ帳」)



では、何でそんな、
国民一人当たりの年収が、
20万円にも満たない国で、


純資産3000万ドル(約32億円相当)
を持つ超富裕層と呼ばれる人たちが、
世界で最も早く(多く)出現しているのか?


その理由、知りたくないですか?w
圧倒的に高い人口密度が、
土地需要の高まりと富裕層を生んだ!
あくまでもここからは、
私の推測の範囲での情報であり、
間違っているかもしれません。


ただ、様々なデータや、
過去の経験から得られた教訓をベースに、


「おそらくこれが理由ではないかな?」


と思っている事は、
あながち間違ってはないなと。



バングラデシュが、
他の貧しい諸外国と違うところ。


それは、
『圧倒的に高い人口密度』です。


バングラデシュは、
日本の人口の1.4倍もいながら、
土地面積は4割以下ですから、
同国の人口密度は、日本の『3.5倍』


世界の人口密度ランキングでは、
現在上から数えて7番目ですが、
上位の国はいずれも小国か、
島国でもありますので、


まさしくバングラデシュは、
世界一人口密度が高い国である、
と言っても過言ではないでしょう。
(出典:「世界経済のネタ帳」)
毎年人口が180万人程度増えれば、
彼らが住む用の土地が必要になります。


国として180万人増加ですが、
そのうち4割弱の70万人もの人々が、
首都のダッカに集まってきます。


首都のダッカは、
バングラデシュの経済・金融の中心であり、
そこには様々な仕事が創出されるのですから、
人がそれを求めて集まるのも当然です。


東京の土地・不動産の値段が、
他の地方都市と比べて圧倒的に高く、
上昇カーブを描いたのも同じ理由ですよね。


確かに現時点でのダッカは、
一国の首都の割りには、
インフラの未整備が目立ち、
多くの道は未舗装でボコボコだし、


少し車で走るだけで、
水道や電気も通ってないし、


おまけに、
人と自転車とバイクと車に混じって、
牛や羊などの姿も目につくほど、
まだまだって感じは否めません。


ただ、だからこそ!


まだインフラが未整備であり、
これから一気に整備されてくる今が、
投資としての一大チャンスなのです!


実際にこれだけの短期間に、
超富裕層を数多く輩出できたのも、


もともとダッカ生まれの地主で、
昔から周辺に土地をたくさん有し、
この国の経済発展および人口増加に伴う
土地価格・不動産の上昇の恩恵を受けた。


そんな方が多いのではないか、
私はそう考えています。


でもきっと、
その流れは始まったばかりであり、


さらなる土地価格の上昇、
いわゆる『不動産神話』は、
向こう何十年も続いていくものと思われます。
60年前の日本、20年前の中国と
同じ現象が起こりつつある・・・
これはバングラデシュに限らず、
過去の諸外国でも同様なのですが、


国が発展していく段階で、
資産クラスの値上がりには、
ある一定の順序が存在します。


図式に書くと、


土地>株式>所得


こういった順番です。


最初に土地価格が上昇し、
おって、株式市場が上昇し、
そして最後に国民所得が上昇するのです。


現在のバングラデシュは、
日本が高度経済成長をし始めた
60年前の1960年頃、


中国でいう、
2000年代初頭の頃と
似たようなレベル・環境にあります。


こちらのグラフは、
日本の戦後の土地価格の変動率です。
0.0%を超えていたら、
「前年より土地価格が上昇していた」
ということを示しています。


昭和31年(1956年)から、
平成3年(1991年)まで、


昭和50年、51年を除き
上昇を続けていますね。


この間およそ35年。
土地価格は上がり続けました。


35年間とは、
とんでもない期間です!!


中国でも、
一人当たりの名目GDPが
1,000米ドルを超えてきた時点から、
急激に不動産価格が上昇しましたし、


その後の推移については、
誰もが知るところなので、
ここでの説明は割愛します。


そしてここ最近では、
フィリピンがそうだったように、
ベトナムがそうだったように、


過去それぞれの国が、
発展の段階で経験してきた、
土地・不動産価格の上昇が、
今まさにバングラデシュで起きている!


ということなのです。
外国人であっても所有権が持てる。
だからこそ高い値上がりが期待!
私も2010年から、
海外不動産投資をスタートしていますが、


振り返ってみると、
ASEAN諸国を含めた
どの新興国の中でも、


数ある資産クラスの中でも、
土地価格の上昇が最も顕著だったと思います。
(コンドミニアムはケースバイケース)


じゃあ、
これから海外へ投資するには、
土地を買っておけばいいじゃん?


と誰もが思うのですが、
そう簡単ではありません。


ほとんどの国では、
外国人が外国人名義で、
土地を購入することはできませんし、


購入できたとしても、
期間限定の借地権や使用権であり、
所有権を得れる国はごくごく一部。


そんな中、
このバングラデシュは、
外国人であっても土地の購入が
可能な本当に数少ない国であり、


それでいて、
法律の縛りが緩く、
外資を積極的に受け入れていることも、
土地価格が上昇する理由の一つになっています。


アジアの中でも、
貧しい国の一つであったバングラデシュで、
これだけ短期間に超富裕層と呼ばれる
金持ちをたくさん輩出できたのは、


こうした背景が裏にはあった、
私はそう思いますし、
かなり真実に近いものではないかと。
ただ一方で、
バングラデシュに住む誰もが
金持ちになっているかといえば、
それはさすがに別の話であって、


やはりある一部の、
上流階級や既得権益を持つ人たち、


あるいは限られた情報に
アクセス出来る一部の人たち、


言ってみれば、
やはりこの国の中でも二極化、
それも我々の想像ができないほどの
二極化が進行している状態。


どちら側に回るのか、
一目瞭然ですけど、ね。。
さて、以下は、
バングラデシュの特徴を
箇条書きにまとめたものです。
・国土は日本の39%なのに人口1.6億人。
・日本人全員が北海道へ住むのと同様の人口密度
・世界一の人口密度で不動産が上昇しやすい。(※都市国家を除く)
・GDP成長率は10年平均で6%超
・GDP成長率2016年以降は7%超
・GDP成長率は2021年には9%超の予想
・ゴールドマン・サックスは後発開発途上国で唯一「ネクスト 11」に。
・国連は「アジアのライジングスター」と発表。
・JPモルガンは「フロンティアファイブ」に選出
・スタンダード・チャータード銀行「7%クラブ」に選定
・世界中から企業が参入(ユニクロ・GAP・ZARA・M&S・H&Mなど)
・衣服輸出高が世界第2位
・経済規模はミャンマーの3倍
・国民総所得はベトナムを上回る。
・2017年7月、サムスンが工場を発表
・平均年齢24歳で人口ピラミッドが理想的
・平均年収17万円
・貧困率は年々低下(富裕層の誕生)
・投資家保護はアジアでトップクラス
・2021年には中所得国になる
・2016年、東急建設がモノレール建築を発表
・2017年、三菱商事が車両設備を発表
・2050年にはアジア3位の経済大国
・世界の人口の半分はこのエリア
・世界の経済の中心はこのエリア
・中国は2016年、2兆円の融資を決定
・インドが2017年、5,000億円の融資を決定
・中国の一帯一路政策の重要拠点
・アジアで最も親日の国
・外国人が100%シェアで土地を登記可能
・これから世界で4番目となる、142階建ての建物が出来る。
・これから山手線が出来る。
・首都ダッカの土地を購入出来る。
・首都は現在、上海都市圏と同規模
・2050年には人口は2億人を超える
・2020年には世界4位の都市圏人口となる。
・これから高度経済成長を40年間
・これから人口ボーナスが始まる。
・2016年に産業化した国
・非英語圏では世界一の英語力
・2017年、アリババとAmazonが進出発表
・2016年、Uberが進出し成功

(出典:「TopFieldJapan Group」)

いかがですか?


これを見ただけでも、
バングラデシュの魅力や、
今後のポテンシャルの大きさが
伝わってくる感じでワクワクしますよね^^


このバングラデシュでの
土地投資に関するセミナーの開催が、
いよいよ1週間後に迫ってきました!


今回のセミナーは、
弊社が主催となり、
自社のお客様のみを対象に
企画させていただくものですが、


当日は、
バングラデシュの投資に関して、
第一人者の講師をお招きしております。


莫大な資料とデータをもとに、
上述した魅力を余すところなく、
3時間かけてガッツリ学んでもらいます!


きっと当日は、
真夏を感じさせる
暑い気候になるはずですが、


クーラーの効いた涼しいお部屋で、
冷たい飲み物を飲みながら、
素晴らしい講師の話を聞いて、
将来の資産形成をしっかり考える・・・


いかにも富裕層らしい体験を
是非一緒にしていきましょうwww
あ、1点だけ補足。


今回のセミナーについても、
遠方にお住いの方のために、
収録動画での配信もしておりますが、


もし当日時間の都合がつきそうなら、
間違いなく、会場での参加をお勧めします!


もちろん動画でも、
話している内容は理解できるのですが、


マジでこの講師のお話は面白いですし、
会場ならではの熱が伝わってきますので、
ぜひ会場に足を運んでください。


しかも今回は、
会場参加の方が、
ちょっとだけお得な料金設定^^


また、いつものように、
GIAゴールドメンバー会員は無料招待
(会員専用メルマガおよび
 会員専用サイトから申込可能)


さらには、
前回のセミナーに参加された方も、
実質無料にてご参加いただけます。


また、実際投資するにしても、
100万円と言う少額から参加可能ですので、


今まで海外投資に興味があったけど、
なかなかハードルが高くて見送ってきた人や、


本業が忙しくて、
あまり投資に対して、
時間と手間をかけたくない人、


あるいは、
暗号通貨への投資で、
ある程度資産が増えた人の、
資産ポートフォリオの組み替え先に、


今回のお話はとても向いているかと、
私個人的に強く感じています。


日本の高度成長期には、
戻ることが出来ませんが、


それとほぼ同じ環境下にある、
バングラデシュには、
タイムマシンを必要としなくても、
投資することが可能なのです!


弊社が主催する
バングラデシュセミナーは、
多分今回が最後になる予定ですので、
この機会をお見逃しなく!
編集後記
『TOEFL』


ご存知の方も多いでしょうけど、


”Test of English as a Foreign Language”
の略で、


非英語圏の出身者のみを対象としており、
英語圏の高等教育機関が入学希望者の
外国語としての英語力を
判定する際に用いるテスト。


僕の頃は、
英検やTOEICが主流でしたが、


最近では日本の大学受験や、
企業に就職する際にも、
TOEFLでの高スコアが
求められているようですね。


もともと息子は、
小学校4年生から、
海外のインターナショナルスクールに
通わせていたので、


英語のレベルについては、
全く問題のないレベルなのですが、


今冬の大学受験を控えて、
より高い点数が欲しい!
とのことのようです。


上を目指すことは結構なことだし、
何とか応援してあげるつもりですが、


どこまで狙う必要があるのか・・・


そう思った時に、ふと、
今の日本人の平均はどれ位なのかな?
と気になって調べてみました。


TOEFLが発表した
最新の公式データ(2017年度版)によると、
アジア内での各国毎のスコアは下記の通り。
(一番右が総合スコア)
赤の四角で囲ったように
日本(Japan)の総合スコアは71点であり、


日本よりも下にいる国々は、
タギジスタン(66)、ラオス(59)
の2カ国しかない・・・


この結果には、正直愕然・・・


英語の必要性はいつも感じているし、
日本の学校教育も随分と前から、
課題克服に向けて取り組んできたはず。。


また他のアジア諸国も、
基本的に母国語がある中での、
このスコアですから、
一体この差はどこから来るのか、、、


改めて、今の日本人が置かれている、
海外でのポジショニングについて、
考えさせられる結果でした。
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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