海外投資のGIA長谷川です^ ^
中国が
世界の人民元の流通量を増やす
次の一手を発表しました。
中国政府は11日、広西チワン族自治区と東南アジア諸国連合(ASEAN)間で経済・金融統合を図る5カ年計画を公表した。人民元の国際化を促す最新の動きだ。
一帯一路戦略に関連する
中国政府の次の一手でもありますが、
この発表は、
米の痛い所を突く話なので、
米中の通商交渉の材料になりそうです。
これまでもブログにて
米中の通商交渉について書いて来ましたが、
どうやら中国が傷つく深さの方が
大きいように見えてきます。
【2019年年「貿易」が1つのテーマ・世界同時不況も到来か!?】
中国には部分的にでも
アメリカに引かせる材料を、
中国側がそうさせたと見える形で、
かつ
アメリカにとっても合理的になるように
一部分でも矛を引かせる必要があります。
そんな難しい札とは
一体どのようなものなのか?
一つには
米ドル一強牙城を崩すことです。
双子の赤字、
債務問題を抱える米にとって、
米ドル牙城を壊されたら困る。。
アメリカが強くいられるのは、
なんだかんだ言っても、今も
世界の基軸通貨だからです。
人民元が世界で流通し、
世界で必要とされる流通割合で
米ドルが人民元に押され始めたら?
各国政府や企業、投資家たちも
米ドルを売り人民元を買い、
米ドルを売らないまでも買わなくなり、
人民元の保有割合を増やすことになります。
世界が
「米ドルじゃなくても問題ないし🤔」
となれば、
世界経済や投資家資産は
大きく変化する事になります。
中国がこのような一手を出せるのは
中国政府が批判されながらも
「一帯一路」を続けているからですね。
中国は
世界の人民元の流通量の拡大を
昔から精力的に取り組んでいる国なので、
今回の米中通商交渉のためだけに
やっているわけではありません。
なので今回の発表も、
通商交渉の為の
単なる「見せカード」ではなく、
中国の成長戦略の一つ
として、見ておいた方が望ましいです🤔
世界はどんどん変化します。
そしてそれは、通貨の世界も同じ。
中国は、2028年に
アメリカのGDPを超え
世界No.1になると予測されています。
弊社では2010年、2011年頃
投資家の皆様に中国銀行の
人民元建て定期預金をおすすめし、
2015年に解約をした
5年定期預金の皆様は
預け入れ資産が
185%に増えました。
とはいえ、
今は人民元安が進んでおり
2019年は中国にとって
苦しい年になると思いますから
今日の場で
人民元を買いましょう
とは申し上げません。
投資家の皆様は
米ドル資産が多い方も
いらっしゃいますから
米ドル資産に安心しつつも
他通貨の動きも注目
しておきましょう*
今回の中国の発表の中に
カンボジアが入っています。
カンボジアは
投資家に人気の投資先国です。
日本からほど近いのに、
米ドルで年5%前後の
定期預金が手に入りますし、
不動産の家賃収入も
米ドルで手に入ります。
首都プノンペンに行けば
中国のディベロッパーが多く
中国人投資家もとても多いです。
流石に何年も先かもしれませんが、
家賃収入が人民元に!?
なっているかもしれませんね^ ^
・カンボジア投資をしていない
・資産が米ドル中心じゃない
・まだ海外投資をしていない
という方は、
まずは、
今後の通貨の変遷についていけるように、
マルチカレンシー口座は
持っておきたいところです(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
ということで、
腰を据えて投資をしていきましょう!!
来週1月20日(日)
2019年の世界の動きを見据えた
投資戦略についてお話をする
セミナーを開催いたします^ ^
リーマンショックの時代よりも
世界中のリスクが広がり
深刻度の大きい今年ですので、
投資家として
どのような理解を持っておくべきか
考えていただける3時間になります。
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まだ多少余裕がありますので、
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上記よりお手続き願います。
好きな時に見ていただける
動画セミナーもございますので、
ぜひこちらもご利用ください^ ^
新年も皆様にとりまして
素晴らしい1年になりますように、
一緒に投資を学び磨いて参りましょう!
▼ロイター:ASEANで人民元の使用を促す計画発表
https://blogos.com/outline/350658/