【ケニアでのフィンテック浸透率は日本以上!?】
【ケニアでのフィンテック浸透率は日本以上!?】
みなさん、こんにちは!両角です。
アフリカ・ケニアと言えば
サハラ砂漠やサファリパークなどを
イメージする人も多いかと思います。
そのケニアでは今、
ものすごい勢いで電子決済あるいは
仮想通貨を使った送金サービス、
つまり「フィンテック」が浸透していること、
知っていますか?
ケニアの人口は
約4,670万人と言われていますが、
2000年に携帯通信会社最大手の
サファリコム社と契約する人は
わずか1万7,000人程度でした。
しかし、その11年後の2011年には
その数は1810万人にまで拡大しました。
たった10年とそこらで
1000倍の加入者数の伸び・・・
これはものすごいですよね!
また、そのサファリコム社は
2007年にモバイル経由での
送受金サービスのエムペサ(M-Pesa)を開始し、
翌2008年には国際送金サービスの
ウェスタンユニオンと連携したことで、
携帯電話を契約していれば、
送金の受け取りに手数料が
発生しない仕組みを作りました。
そもそもケニアでは
銀行口座を持つ人が圧倒的に少なく、
海外送金の場合、10%近い手数料が
受け手にもかかってくるため
低所得者にはハードルが高かったのです。
現在ケニアの携帯の普及率は
84%に達しており(2015年時点)、
SIMカード数で換算すると人口の100%を
既に超えているとも言われています。
また人口カバレッジは日本の
1.5倍もある広大な土地にもかかわらず、
95%に達しています。
地方の村はもちろんと繋がりますし、
マサイ族はサバンナで放牧の際にも使用しています。
アフリカの人口増加のポテンシャルは
誰もが認めるところだとは思いますが、
我々の知らないところでこういう技術革新が
どんどんと行われているのであれば、
近い将来、世界をリードして行く時代が
いつかやってくることでしょう。
今後アフリカにも
投資の機会、ビジネスのチャンスがないかどうか、
注目していこうと思っています!