【信用と仮想②】 こんばんは。「がの」です。…
こんばんは。「がの」です。
「目に見えない物」「実体がないもの」は
価値が不安定である・・・
という解釈ができる
コメントをいただく事がありますが、
これは間違いだと考えています。
代表例では「仮想通貨」ですが、
「仮想」だから価値が不安定、無い、不安
は間違っています。
仮想通貨や金融の世界を考えると、
どうしても「物の価値」とは何か？
という本質的な疑問にぶちあたります。
じゃあ「価値があるもの」の
代表選手である「金（ゴールド）」について
考えてみましょう。
金がなぜ価値があるのか？
①綺麗、装飾品として
②劣化しにくい
③加工しやすい
④貴重（量が少ない）
などぱっと思い浮かぶ特徴を
挙げてみました・・・
しかし、
これは本当の正解ではありません。
極端な例、、④を超極端にしますが、
この世に金が１００gしかなかったとしたら、
金に値段がつきますでしょうか？
みんな金が何か分からないので、
金に価値はつかないと思うのですね。
①②③④を満たしていても、
価値はつかないと思われますと。
金そのもので何かできるか？
というと結構難しい気がするのです。
じゃあ答えは何かというと、
「みんなが欲しがるから」ですね。
金そのものに「本質的な価値」があるか
というと、実はよくわからない、、
となります^^;
急に横に金の延べ棒を積まれても、
何もできないのと同じです。
もし、市場があれば、
売りに行くという選択肢がありますが、
市場＝欲しがる人を探す なので、
やっぱり「みんなが欲しがるから」です。
ちなみに仮想通貨。
ビットコインですが、
先に述べた①②③④の特徴のうち、
②③④を満たしています。
②劣化しにくい →電子データです
③加工しやすい →0.00000001BTC単位で分割可
④貴重 →2100万枚で発行が止まる
②③④の特徴だけで論ずれば、
実は金より圧倒的に
優れているかもしれません^^;
ビットコインに値段がついているのは、
「欲しがる人がいるから」
ただそれだけです。
その意味では金と大差ありません。
（金は歴史的に積み上げてきた実績はありますが）
実体の有無と
価値は関係あるのか？
というと無いです。
「みんなが欲しがるか否か」
「みんなが欲しがる理由があるか」
「物の価値」ってこれだけでしょう。
結論ですが、
「仮想」＝「実体がない」＝「価値がつかない」
は誤りです。
一方で、当たり前ですが、
「実体がある」＝「何らかの値段がつく」
も間違いです。
「価値がある」＝「みんなが欲しがる」
これが正しい認識だと思います。
では、、、もう一步話しを進めます。
仮想と実体、、、
価値という観点ではそれほど差がない
という説明をしてきましたが、
実体がない例が危険な場合があります。
それは、「信用」です。
信用も需要によって価値が決まりますが、
こいつがバブルを起こし、
資本主義経済に問題を起こすのです。。。
実体がない、、、という観点を
「仮想」と「信用」に分けて考える、、、
長くなったので
「信用」の話はまた明日！
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)／
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