【Q78】BPSとは? こんばんは。 海外投資の知恵袋の「がの」です。 …
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「BPSとは?」
です。
引き続き、株式投資シリーズを
すすめていきます。
BPS、、、
1株辺りの株主純資産
(Book Per Stock) です。
もはや何のこっちゃ
ですね。
今500円の株があるとしましょう。
この企業は、上場した時に、
300円で株を10000株市場に放出しました。
人気がでてきたので、
ある程度時間が経ってから
400円で株を10000株市場に放出しました。
そして、
今の株価は500円です。
ここで問題です。
企業の手許に
入ってきた
出資金はいくらでしょう?
株は当然、投資家からの出資金なので、
企業側には、現金が入ってきますね。
最初に300円で10000株放出したので、
まず、300万円が手許に入ります。
次に400円で10000株放出したので、
400万円が手許に入ります。
合計700万円が
企業の手許に、
株主資本として入りました。
ここまでいいでしょうか?
市場に放出された後は、
証券会社と投資家の売買の需給関係で、
500円に上がったりしますが、
企業の手許に入る出資額は、
市場に放出した額なので、
700万円が手許にあるわけです。
(あくまでイメージであり、、、
実際は、利益分配や、株主の売買のやり取りによって
株主資本は変動します。)
整理します。
企業の株主資本:700万円
市場に放出された株:20000株
現在の株価:500円
株の時価総額:1000万円
株式市場で人気が出たことで、
実際の株主資本(700万円)より
株式として300万円高い価値を
生み出していいます。
で、当初の目的の
BPS(1株辺り株主資本)に戻りますが、
実際の出資金(株主資本)=700万円
を市場に放出された株数=20000株で割ると
計算されます。
この例では、
700万円÷2万株=350円/株
です。
この数値が意味するのは、、、
実際の株主の出資額合計(株主資本)を全株数で
割っているわけですから、
1株辺りの株主資本です。
350円が今回の例での答えですが、
今の株価は500円です。
株式市場に放出したことで、
150円分、、その企業への期待が表れ、
買い手が多い分、
実際の株主資本より値段が高くなっているのです。
BPS=350円
これは株式の原価です。
この価格から、
実際の株価がどのくらい離れているか?
を見ると、今の株価の高さ(低さ)が
多少はわかるかもしれません!
大事な指標の1つです。
ヤフーファイナンスなどで、企業ごとに
BPSと見たら値が載っているので、
興味がある方は見てみてくださいね!
ちょっと難しいですかね?
※今回は説明のために
非常に簡単なモデルで説明しました。
実際は、株主資本は利益分を上乗せしたり、
複雑ですので、より詳しくは御自身でお調べください。
それでは、
今回はこの辺で。
※画像の出典
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