【Q60】シニョリッジとは? こんばんは。 海外投資の知恵袋の「がの」です。 …
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
昨日に引き続き、
なかなか聞きなれない
経済用語の説明です。
引き続き、インフレ関係の用語です。
明日使える経済豆知識です(笑
最初に簡単な質問ですが、
あなたは何をした時に
お金を貰えますか?
大抵の人は、
労働の対価として
働いた分、お給料を貰えますね。
もしくは、何か持っているものを
売るとか、サービスを売るとか。
あとは、担保を差し出すことで
お金を借りれたりしますね。
いずれにせよ、お金をもらう際に、
「対価」やそれに対する「担保」が
あるわけです。
しかし・・・日本では唯一。
なんの対価もなくお金を
得られる機関があります。
これは、
「日本銀行」ですね。
正確には、1万円を刷るのに
約20円の原価が必要ですので、
20円→10000円で、500倍の価値を
生み出すことができます。
20円は、まぁタダに等しいですので、
無から10000円を創り出していることに
しましょう。
通貨を発行することによって
20円の費用で10000円の価値を生み出す、
この9800円の利益。
これを「シニョリッジ(通貨発行益)」
といいます。
昔は紙幣は同価値の金と交換できたのですが、
今の紙幣は20円の紙切れに、
日本銀行の信用としてシニョリッジを上乗せ
しているだけに過ぎません。
ちなみに
100ドル札も原価は約20セント。
100ユーロ札も原価は約20セント
だそうですよ!
20円で10000円を創りだす…
対価もないし、担保もない。
すごいことですよね?
まさに「打ち出の小槌」ですね。。。
以上、
明日職場で話せるトリビアでした(笑
明日の投稿は、、、
このシニョリッジから今一度、
インフレについて考えてみるです!
それでは、
今回はこの辺で。
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