【Q57】インフレとは?① こんばんは。 海外投資の知恵袋の「がの」です。 …
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「インフレって要するに何?」
という質問です。
私自身、長年、
理解しきれない経済用語の代表例として、
「インフレーション」
があります。
まぁインフレの事ですね。
職業柄、よく聞かれるのですが、
難しいのです。
逆に人に質問すると、
「物価が上昇することでしょ?」
と簡単に言われるのですが、
実際、よく分かっていません。
私はこの言葉の意味を、
事あるごとに調べるのですが、
いまだに毎回途中で頭の中が混乱するのです。
どこが難しいのか?
この点も含めてまとめながら、
説明していきます。
先にも述べました通り、
インフレというのは
「物価が上がる」ことを意味します。
そして経済の一番の基本として、
『物の値段は「需要」と「供給」によって
決められる』
ので、
物価が上がるというのは、そのモノに対して、
・需要が上がる
・供給が下がる
の2点が要因があることになりますね。
(当然のことですが。。。)
例えば、
中東の情勢不安より原油の供給が滞れば、
原油の価格が上がる。
原油を使用していない商品は少ないから、
それに伴い、物価も上がります。
これは非常に分かりやすいです。
この流れのインフレは、
「供給インフレーション」
というようです。
うん、頭の良くない私でも
これくらいは理解できます。
参考程度ですが、
「供給インフレーション」は
より細かく見ていくと。。。
・コストインフレーション
→材料費、人件費の高騰によるインフレ
・構造インフレーション
→例えば、製造業だけが顕著に成長した場合、
製造業の人件費等が上昇するが、それに釣られて
はからずも、サービス業等の人件費も上昇する。
このような産業間の成長の格差により引き起こるインフレ。
・輸入インフレーション
→輸入を他国の資源に頼っている場合、
他国の事情によって、急にその輸入が減少する時に
起こるインフレ
・輸出インフレーション
→輸出先の国の需要が急増し、そちらに力を注ぐあまり、
国内への供給が不足し、それが要因で起こるインフレ。
などなどに分類できるようです。
ここまでも私の頭で理解できる。。。
さて、物価が上がる別の要因として
もう1つは「需要が上がる」ということです。
需要が上がることに対して、
一番分かりやすい例は、
経済成長ですね。
国自体が経済成長を遂げ、
お給料があがり、
支払えるお金が増えたから、
みんなが買い物に行くようになり、
物価が上がる。
このようなインフレは
「需要インフレーション」
いいます。
この需要インフレーションも
よく分かっています。
さて、
いつも分からなくなるのは、
この先です。。。
もう1つのインフレ要因。
「貨幣の供給過剰」によるインフレ。
発券銀行が紙幣を大量にすると、
紙幣の価値が減り、物の相対価値が上がるので
物価が上昇する。。。
続きは、また次回。
それでは、
今回はこの辺で。
海外投資の知恵袋を運営する
「Global Investment Academy 」の
投資・お金・ビジネスを基礎から応用まで学べる
無料メールマガジンはコチラになります
→ http://ul.lc/391x
本日の投稿はいかがでしたか?
投稿の感想、海外投資に関するお問合せをお待ちしています
→ http://ul.lc/33y7
※もちろん、コメント、いいね大歓迎です^^
全て目を通し、返答させて頂きます!