【Q46】「売りから入る」ていうけど、 持ってないのに売れるってどう…
持ってないのに売れるってどういうこと?
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「『売りから入る』ってどういう意味?」
という質問です。
株では、
1株100円の株を10株購入して、
それが200円になって売ったら1000円の利益!
というのが通常ですね。
購入して高くなったら売る。
というのが普通の流れです。
しかし、投資をやっていくと気付くのですが、
持っていないのに「売る」ことが
できるのです。
「売ってから買う」というのは、
例えば、最初に株を1000円で売って、
それが、500円に下がった後に、購入すれば、
500円の利益がでます。
こういうのを「空売り」というのですが、
最初に売ってから買うのです。
でもどうして
株を持っていないのに売ることが
できるのでしょうか?
今日は空売りの
仕組みを考えてみます。
実は「空」売りと書いてありますが、
無から株を生み出して
売っているわけではありません。
最初に売る時に、
株を「借りる」のです。
ここに今後の相場が下がると予想して、
売りをかけたいと考えている
Aさんがいるとします。
でもその株を持っていません。
じゃあどうするか?
Xさんから株を借りるのです。
例えば100円の株券を
X→Aで借りるとしましょう。
XとAの間では、
「あとで絶対返してね」
という約束を交わします。
Aさんはそれを了解した上で、
Xから株を借りて、市場で株を売ります。
そうすると、Aさんは、
・売買した現金
・株を返す約束
を手にします。
市場で売ってしまったので、
今手許に現金はありません。
しかし、株を返さないといけないので、
いつかはまた市場で買い入れなくては
いけないですね。
例えば、1ヶ月後、
80円になった時に買い入れして、
Xさんに返したとしましょう。
Aさんは100円を得た後に、
80円で株を仕入れているので、
20円の利益がでています。
Xさんの手許には、
元の株券が返却されるわけです。
イメージできますか?
これを自動化しているのが
証券会社の仕組みで、
売りから入るという時は、
実際は誰かから株を借りて、
それを売っているのです。
(貸し手はみえません。)
で、一定期間経った後に、
買い戻して、株も返却。
全部人の株を使って
売り買いしているんですね!
これが空売りの仕組みです!
無から株は生まれません。
本当に空を売っているわけでは
ないんですね!
ということで、
それでは、
今回はこの辺で。
※画像の出典元
http://www.777money.com/tameru/kara_uri.html
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