【Q33】資産を分散するというけど、 何を分散すればいいですか?②…
何を分散すればいいですか?②
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
前回に引き続き、
「資産を分散するというけど、
何を分散すればいいですか?」
という質問です。
今日は、投資を行う上で、
「時間を分散する」
という考え方について投稿します。
少し算数の勉強をします。
ここに1個100円のりんごがあるとします。
1ヶ月に必ず500円分のりんごを
購入するとルールを決めました。
現実では、考えにくいですが、
りんごの値段が以下のように変動するとします。
1ヶ月目 1個100円
2ヶ月目 1個 50円
3ヶ月目 1個 25円
4ヶ月目 1個 25円
5ヶ月目 1個 50円
6ヶ月目 1個 50円
1ヶ月で必ず500円分のりんごを
購入するというルールでしたので、
購入個数はそれぞれ、
1ヶ月目 5個 (500÷100= 5)
2ヶ月目 10個 (500÷ 50=10)
3ヶ月目 20個 (500÷ 25=20)
4ヶ月目 20個 (500÷ 25=20)
5ヶ月目 10個 (500÷ 50=10)
6ヶ月目 10個 (500÷ 50=10)
となります。
6ヶ月経過した今、
りんご1個の値段は50円ですが、
6ヶ月トータルで見てみると、
支払金額 3000円
購入個数 75個
1個辺り 40円
となり、
現在の値段50円より
安く仕入ています。
このように毎月購入する額を決めておくと、
値段が高い時は、少なく買って、
値段が低い時は、多く買うことになり、
値段が下がっても、購入単価を下げることになります。
なぜこの話をしているか
分かりますか?
それでは、
りんご1個ではなく、
これを1$に置き換えてみましょう。
1ヶ月目 1$=100円
2ヶ月目 1$= 50円
3ヶ月目 1$= 25円
4ヶ月目 1$= 25円
5ヶ月目 1$= 50円
6ヶ月目 1$= 50円
今回は毎月、500円分の$と交換することを
考えてみましょう。
それぞれ購入するドルは、
1ヶ月目 5$ (500÷100= 5)
2ヶ月目 10$ (500÷ 50=10)
3ヶ月目 20$ (500÷ 25=20)
4ヶ月目 20$ (500÷ 25=20)
5ヶ月目 10$ (500÷ 50=10)
6ヶ月目 10$ (500÷ 50=10)
初月に購入した、5$は、
6ヶ月後には、1$100円から50円に価値が下がっていますから、
500円→250円と50%の価値の下落が起こります。
しかし、
$の価値が下がっている3ヶ月目、4ヶ月目の時に・・・
たくさん$を仕入れているために、
最終的に1$辺りのコストは
40円になっているのです。
最終的に
1$辺りの仕入れ単価は、40円で、
6ヶ月後には得をしていることになります。
購入した$の合計は75$。
支払った円の合計は3000円
1$=50円の時は、
75$=3750円。
ということは、
750円分資金が円換算で増えていることになります。
安い時に多く買うことによって、
値段が下がっても、
購入単価を下げることができる。。。
これを、
為替リスクや値段に変動があるものを
購入する時に資産分散手法で、
ドルコスト平均法といいます。
毎回定期的に同じ額の仕入を行うことで、
為替リスクを軽減していますが、
時間を分散している ということになります。
10年から20年の長期的な単位では、
このドルコスト平均法を使った投資を行えば、
確実に負けない というデータも出ているほど、
重要で確実な投資手法です。
ドルコスト平均法!
こちらも勉強してみてくださいね^^
それでは、
今回はこの辺で。
※画像について※
出典:http://www.smbc.co.jp/
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