【Q122】そもそもお金とは?④
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「そもそもお金とは③?」
の続きの内容になります。
昨日の投稿は、
悪い預かり商がでてくる。
金の裏付けの無い預かり証書を発行する
↓
信頼できる発券機関が必要
↓
中央銀行(発券銀行)の出現
↓
金本位制
という話をしました。
もう少しで、
現在の紙幣システムですね〜
話を進めます。
昨日の話まででいえば、
紙幣を銀行に持っていけば、
金と交換できる という話でした。
歴史の流れを考えるに、
違和感が無い流れです。
しかし、、、
このシステムでも問題が起きます。
戦争の時です。
第一次世界大戦や
太平洋戦争
お金が大量に必要になりました。
でも、金本位制では、
「金」の保有量以上の紙幣を
発行できません。
発券銀行が保有している
金以上のお金が必要になったのです。
金を集めてこい?
いやいや、戦争ですから
金の保有量に合わせていたら、
全く足りないわけです。
ではどうしたか?
金と紙幣のリンクを
辞めました。
日本で言ったら
『日本銀行が発券した紙幣は
価値があるんですよ!信用してね〜』
ということです。
国民の同意の元で、
紙幣が流通する時代になりました。
以前までは、金と交換できる
『交換券』だったものが、
何にも交換出来ない、
国民の同意のもとで作られた紙幣。
まぁ皆の妄想(?)のもとで
成り立っている紙切れができたわけです。
制限がないわけですね。
中央銀行の裁量によりけりです。
この流れでようやく
現代のお金に辿り着きました。
ちなみに、、、
金本位制は、意外と最近まで採用されていて、
1971年のアメリカが、金交換紙幣を
辞めるまででした。
いかがですか?
過去の投稿で、
シニョリッジの話をしました。
20円の原価で
10000円札を発行できるそうです。
20円が10000円札に化けるので、
9800円の利益が発生します。
これをシニョリッジといいます。
イタズラに紙幣を発行し続けると
皆さんが理解されている通り、
インフレになります。
異次元金融緩和。
日本がインフレに向かうことは
悪くないのでしょうが、
国民は、その紙幣という紙には、
資産の裏付けがない
ということは、
理解しておかないと
いけないと思います!
そんなこんなで、
「お金とは何か?」
シリーズを終わります^^
最後までお読み頂きまして、
ありがとうございました。
それでは
今日はこの辺で。
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