【Q121】減価償却とは?
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
今回の質問は、
「減価償却とは?」
です。
2日前の質問、
「なぜ減価償却が節税になるか?」
を踏まえた上で・・・
今日は減価償却そのものの説明です。
A社が以下の資産を
持っていたとしましょう。
・現金 1000万
・不動産(新築) 1000万
・車(新車) 500万
合計2500万円の資産を
持っていることになります。
特に問題ないですね。
出資している方もこの資産の額には
文句がないと思います。
じゃあここから10年経ちました。
説明を単純化するために、
毎年100万の利益が出たとして、
10年で1000万円現金が増えたとします。
A社の資産は、
・現金 2000万
・不動産(築10年)1000万
・車(10年物) 500万
となっています。
合計3500万円ですね。
でも違和感ありますよね・・・
だって、10年前の不動産
「不動産(新築) 1000万」と
「不動産(築10年)1000万」
は同じ価値だ
って言ってるわけですから・・・
この会社に出資している人が
10年後の上記の資産表を
見たところで、
その不動産は築10年で、
新築の時と同じ、1000万の
価値があんのかよ?
合計資産3500万円
と言われても納得できんぜよψ(`∇´)ψ
となります。
じゃあ、
10年後の市場価格で、、、
資産計上すればいいのか?
と言われると、、、
市場価格っていうのは、
実際販売してみないと
分かりませんし、
いちいち、自分の持っている資産を
査定に出してから、会計処理を
していたのでは、決算に間に合いません。
じゃあどうするか?
ここで「減価償却」がでてきます。
ちゃんと
「不動産(新築) 1000万」と
「不動産(築10年)1000万」
は差を付けるようなルールがあるわけです。
前述の通り、会計期ごとに、
資産を査定していたら、
会計担当が死にますからね。
さて、例えば、
この不動産はコンクリートなので、
20年は保つだろうと言われてるとします。
じゃあ1年毎に、
購入価格の1/20ずつ価値を
減らしていこう。
そうすれば、
20年後にほぼ価値が無くなったとして、
ちょうどいい計算になる!
という感じのルールを設定します。
1000/20 = 50 万円ずつ
毎年価値を減らしていきます。
「不動産(新築) 1000万」は、10年後には、
「不動産(築10年)500万」という価値になる
という計算になります。
こうすれば、概算とはなりますが、
資産の価値を計算でき、
その企業の力をある程度
把握することができるわけです。
不動産が20年保つと書きましたが、
その資産が何年使えるか?
という年数を、「耐用年数」といいます。
この耐用年数は、
資産ごとに決められており、
PCだったら何年、
コンクリートの不動産だったら何年、
木造の不動産だったら何年、、、
という法で定められています。
こんな感じです。
で、この価値が減った分の
減価償却は、
「費用」として、
申告できるのです。
実際お金減ってないんですけどね。
減ったことにできるのです。
そうすると?
あなたが不動産を購入して、
不動産の価値が減った分を、
自分の所得から引いて、所得申告ができ、
引かれた分の、
所得税が節税できるわけなのです。
これが不動産の減価償却での
節税の旨味になります。
いかがでしょうか?
うーん、、、減価償却。
やはり1から説明するの難しいですね^^;
ちなみに・・・
説明のためにざっくり書きましたが、
実際は
残存価格とか、定率法、定額法とか、
また、不動産の20年の償却も、
分かりやすい数値を使っただけですので、
実情とは異なります。
あくまでイメージということで
お願いしますね!
テキサス不動産を4年で減価償却して、
円で節税するスキームに関する説明はこちら
→ http://ul.lc/3fj9
ということで、
それでは
今日はこの辺で。
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