【 運命の期日は、春節明け。
【 運命の期日は、春節明け。次の動きは春に持ち越し】
みなさまこんばんは、GIA長谷川です^ ^
アルゼンチンのブエノスアイレスで
11/30からG20が開催されました。
今回の日程の中で注目されたのは、
保護主義的貿易、原油価格、
サウジアラビア皇太子、
米中貿易摩擦両国トップ会談、
トランプ大統領とプーチンの会談などなど、
様々ありましたが、
その中の一つ
米中貿易摩擦に関して、
トランプ大統領と習近平国家主席は
G20閉幕後に首脳会談を行い、
2019年1月から予定していた
アメリカから中国に対する
追加関税発効について、
90日間の猶予を設けることで
まとまったようです。
先日開催されたAPECでは、
この両国の対立から
首脳宣言を採択できない事態にまで
発展していたことから考えると、
今回の機会で
→直接対決による決裂
→2019年追加増税開始
→中国経済減速に拍車
→各国への影響拡大
という最悪の可能性も
なかったわけではないので、
一旦は
どちらが譲歩するのか
今後の方向性が見え、
先行きの不透明感が少し
和らいだ感じがあります。
会談の中ではこの他にも、
中国がアメリカの大豆などの
農産物の輸入を増やすこと、
アメリカの半導体大手クァルコムによる
オランダの半導体大手NXPの買収について、
承認する方向で前向きに検討するように、
という内容が
話し合われたようです。
(中国の最大手電子通信関係企業ZTEは
生産するハイテク製品の半導体のほとんどを
クァルコムから輸入していました。
中国としては
『中国製造2025』の実現の為に、
この企業が重要な技術を有していると
判断していましたが、
トランプ大統領の働きで
弊害が起きています。
中国としては
高い技術をもった会社であれ、
取引をできないのであればと、
クァルコムの拡大を妨害する姿勢をみせていた、
という背景がありました。)
このほか、
トランプ大統領のツイッターでは、
「今年7月に追加関税を課していた
中国が米国から輸入する自動車に対する
40%の関税の引き下げと撤廃の合意」
と投稿がありました。
とはいえ、
この90日はあくまで猶予期間。
この間に、
今回の追加関税の応酬の発端となった
「強制的な技術移転、知的財産侵害、
サイバー攻撃など」の改善に関して、
米中間で合意がなされなければ
追加関税拡大を実施する、
という事情にはなっていますので、
この猶予期間で、
中国が具体的な動きを
どこまで出せるのかにかかっており、
予断を許さない状況には違いありません。
90日後というと、
中国の旧正月春節の連休が明けて
2019年3月の初旬になるでしょうか。
期日が来る前には
双方で動きが出るはずですから、
春節の賑わい情報に埋もれないように、
ここの動きを見ていかなければなりませんね!
習近平国家主席には
全てを譲歩することは
立場上できないことですから、
アメリカが受け入れない部分を
日本やその他の国の技術で埋めるなど、
今後もプランBCDの動きも出てきています。
2019年の投資動向に
どう影響して来るでしょうか。
引き続きしっかり把握していきましょう!
以上、
最後までお読み頂きありがとうございます。
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