【民主主義と資本主義は矛盾する・・・】 …
こんばんは!「がの」です。
民主主義、資本主義、グローバル化
を同時に成立させようとすると矛盾する
というお話・・
今回は、民主主義と資本主義に
スポットをあてて書いていきます。
昨日の記事にも書きましたが、
民主主義というのは、
機会均等、市民平等。
みんなにチャンスがある事。
資本主義というのは、
需要・供給で良い物が高く売れる世界。
理想的な話ですが、
より社会に役だっている人達に
お金が集まる・・・
という社会が、
資本主義であり、自由競争です。
まぁ・・・理想論です。
リーマン・ショックについて
考えてみましょう。
あの出来事は・・・
経済・社会に壊滅的な打撃を
与えた金融系の人達にお金が集まり、
一般庶民が、借金を背負いダメージ
を大いに受け、不況に陥ったため、
先に書いた、
「より社会に役立っている人達にお金が集まる」
とは逆の世界です。
自由競争?
お金の集まり方に、
偏りができていき格差が生まれます。
本来は、お金の偏りを
できるだけ平たくするのが、
政府の仕事で、
一つは、「累進課税」
という考え方があります。
累進課税っていうのは、
お金持ちほど、税金を多く取られる
ってやつです。
格差が広がりすぎると、
社会のバランスが悪くなり、
不況に陥るので、できる限り平たくします。
(ちなみに平等は100%無理です。)
累進課税というのは、
民主主義(機会均等)よりの
ものの考え方です。
ただ、累進課税を進めても、
お金持ちは、自分が貯めたお金を
簡単に取られたくない。
と思います。
当然かもしれません。
節税のテクニックを磨き、
できるだけ取られないようにする。
また、財力にものを言わせ、
政治献金、金持ちが税金が取られない
有利な法案ができます。
(金持ちに有利=大抵庶民に不利です。)
1票の力(民主主義)より
1円、10円、100円・・・
とお金の力が強くなります。
民主主義と資本主義を
両立させようとした時に、
国の力が本当に大事になるのですが、
国もお金が必要なので、
財力の方に頼っていく傾向があるのでしょう。
そうなると、
税金を取るのは、一般庶民から。。。
格差がさらに広がっていきます。
この流れに加えて、、、
さらにグローバル化が加わると?
もっと悪い方向に進みます。。。
なぜでしょうか?
続きは明日・・・
本投稿は賛否両論あると思いますが、
あくまで一意見として捉えてください。
リーマン・ショックの時、、、
アメリカ政府は、「自由市場に任せればいい」
といって、崩壊しました。。。
自由市場の理論は良いのでしょうが、
「より社会に役立っている人達にお金が集まる」
が前提ですので、、、
どこかで抜け道があり、
歪んでいくのでしょうかね。
より正確に書くと、
一般庶民の住宅ローン返済リスクを
金融業界の人達が、金融工学を駆使して、
小さく小さくしていって、
そのリスク低減の報酬として、
金融業界にお金が集まったわけですが、
ほんとのところ、リスクをコントロールできてなかった、、
彼らは金融のプロだけど、
不動産や住宅ローンのプロではなかった
とも言われてますね。。。
余談ですが!
ということで、
それでは、
今日はこの辺で!
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