【投資エリアの選定で一番最初に見る指標】 …
こんばんは。「がの」です。
投資エリアの選定で一番最初に見る指標。
それは、「人口」です。
経済の中心となる人が今後、
どの程度増えていくのか?というのが
ポイントとなります。
魚釣りを例にすると、、、
ちょっと表現が悪いかもしれませんが、
一番最初に、魚がいる池を探すわけです。
終身雇用型のサラリーマンは、
池に魚がいなくなっても、
ずっと釣りをし続ける事も多いですが、
先に「池」を探すことが大事です。
国の人口は人口ピラミッドを
見ると良いでしょう。
横軸に人口。左側が男。右側が女。
縦軸は下から10歳、20歳、、、100歳と
年齢で分けています。
この人口ピラミッドが、
正三角形の国が今後伸びると言われており、
歴史的にもその事例はいくつもあります。
正三角形という事は、
高齢者が少なく、働き手がそこそこいて、
子供がすごく多い国になりますが、
高齢者が少ない:社会保障負担が小さい
働き手がそこそこ:消費する人が多い
子供が多い :将来の労働力が確保
という事で、経済にプラスの点が多いのです。
また、国だけで見てしまうと
範囲が広すぎるので、その国の中で、
人口が増えている地域に注目していきましょう。
分かりやすいのは、
経済特区でしょうか。
法人税の優遇制度が実施され、
そのエリアに会社を移す人が多いとか。
アメリカは人口が増えている
先進国として、有名ですが、
フロリダ州の人口増加が多く、
さらにその中でネープルズという都市が
面白いと言われています。
フロリダ州は気候が過ごしやすく
税制優遇もしているので、
リタイアメントや企業の進出が多いようです。
テキサスはシェールガスの採掘で、
人口が伸びている都市が増えていますね。
あとは政治的な理由で、
隣同士の都市なのに経済格差がある
という話もポイントだったりします。
シンガポールと
マレーシアのジョホールバルは、隣同士なのに、
所得は3倍の差、不動産関連は8倍程度の
価格差があります。
両者が仲良くなってから、
経済が活発になりましたが、
家賃が5分の1〜8分の1のジョホールバルに住み、
仕事はシンガポールで3倍の所得を得る
というライフスタイルが増えています。
悪い例で言えば、森林を全て伐採し、
新しい近代都市を作る という計画が
色んな国で行われていますが、
お金ばかりが流れ、不動産価格が上昇し、
ただ一方でまだ人が全然いない
なんていう事もあります。
(こういったエリアでの投資は難しいです。)
様々なパターンがあると思いますが、
今からそのエリアで人口が伸びる理由、、、
これを分析していくのが、
市場探索の第一歩かと思います^^
もちろん、やり方は人それぞれなので、
これだけが正しいわけではありませんが、
非常に重要な要素だと思います!
ということで、
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)/
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