【中国のシャドーバンキング。真の危うさについて・・・】
こんばんは!
海外投資の知恵袋の「がの」です。
先日の投稿
「【中国のシャドーバンキング。崩壊の序章?】」
→ http://ul.lc/3k2n
にて、
シャドーバンキングとは
何ぞや?ということを
説明いたしました。
銀行 → 工場 → デベロッパー
という風にお金が流れて、、、
デベロッパーには、、、
20%とか高金利でお金を貸す。
という本来、工業を行うべき工場が、
裏で金融業を行っている。。。
簡単に書くと
そういうことです。
さて、この説明だけでも、、、
勘の鋭い方は、これがいかに「危うい」ことか、
お分かり頂けると思いますが、
なぜこれが危ういか?
をもう少し丁寧に書いてみます。
改めて書きますが、
例えば、シャドーバンキング上では、
以下のような金利でお金が動いてたりします。
銀行→(5%)→工場→(20%)→デベロッパー
まず、この図式ですと
デベロッパーが安定して、20%以上の業績を
上げ続けなければなりません。
日本のGDPを越えた、
スーパー絶好調の中国であれば、
不動産事業で20%の業績を収益を
上げ続けるのは可能かもしれませんが・・・
日本で不動産神話が
続かなかったように・・・
バブルが近づいている中国の不動産市場で
20%は徐々に困難になっていきます。
どう考えても、長くは続きません。
そして、
さらに問題があります。。。
デベロッパーが作る不動産です。
だいたい今の中国で不動産を
購入する場合、
投資家が得られる収益は、
年間不動産価格の2%だそうです。
一方で、投資家が不動産を融資で
購入した場合、銀行への支払いは
年間6%程度の利息となるそうです。
2%のリターンに
6%の返済。
完全に逆ざやなのです。▲4%です。
不動産の価格が高すぎるのです。
一応、、、投資家は、
不動産の値上がり(キャピタル)を狙って、、、
土地、不動産転がしをやっていますが、
こちらもどう考えても
続くわけがありません^^;
逆ざやの不動産を
高金利で借りたお金を元手に
作り続けるデベロッパー。
もはや、
いずれ、、崩壊が見えている図式です…
より平たく言うと
利益の出にくい、もしくは逆ざやのものを
高金利のお金を利用して
売り続ける会社。
最悪ですよね・・・
不動産が値上がりし続けるうちは
いいのですが・・・
値上がりすればするほど、
家賃は一緒には伸びない為に
投資家にとっての投資回収率は
悪化する一方なので、
徐々に売れにくくなります。
よい未来が見えません。
さらに加えていえば、
このシャドーバンキングは、今や
430兆円の規模にまで
拡大したそうです。。。
430兆円。。。
デベロッパーが
20%以上の業績を
出せなかったら・・・
逆回転しはじめます。
中国不動産バブル崩壊。
不良債権の多発。
サブプライムと同じですが、
そもそも、いびつな流れの
お金の動きは必ず破綻するでしょう。
その不安が
先月の中国短期金利の急上昇です。
不動産バブル崩壊。
日本、世界にどのような影響を
及ぼすのでしょうか。。。
不安でございますね。。。(´-`).。oO
それでは、今日は
この辺で!
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