【タイバーツとマレーシアリンギット】 こんばんは。
こんばんは。 「がの」です。
私が東南アジアに来た３年前。
マレーシア・リンギットは２５円。
タイバーツは２．５円でした。
マレーシアとタイの通貨は、
１０倍違うという感覚で為替を見ています。
その後、アベノミクスがはじまり、
円安が加速していきましたが、
同じく、
マレーシア・リンギットは３５円。
タイバーツは３．５円
という価格でした。
隣国の同国の為替差は、
ほとんど発生していない状態です。
しかし今価格を見ると
マレーシアは２９円
タイは３．４円です。
マレーシアの通貨が
非常に弱くなっていることが
分かります。
そういう事情を知りながら、
先日このような記事を見ました。
▼マレーシアとタイの外貨準備
異なる道筋をたどる
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O1JE5K6K50YO01.html
原油安の影響ですね。
ロシアも昨今、
市場最安値水準の
１ルーブル１．５円ですが、
原油純輸出国であるマレーシアは、
原油の影響を受けて、
大きく暴落してしまいました。
タイとマレーシア。。。
縦に隣接しているのに、
全然違う動きをするので面白いです。
縦に隣接しているのに違う
なんて言ったら、
韓国と北朝鮮なんて全然違いますが。
あと以前も書きましたが、
マレーシアとタイというのは、
経度がほぼ同じなのに、
タイは日本−２時間。
マレーシアは日本−１時間。
と時差があります。
マレー半島を北上していくと
国境を渡ったところで、
時差が１時間発生するという
面白い減少です。
タイは華僑の影響が少なく、
マレーシアは経済界の華僑の力が強く、
中国の時差に合わせてるのかな？
と勝手に想像しています。
東南アジアの現状を見る時に、
マレーシアは資源価格の影響を
大きく受けやすいというのは、
頭に入れておいた方が良いと思います。
一方で、タイは、
成長国の典型の輸出主導型経済なので、
世界全体の需要に左右されやすい
という弱点がありますね。
マイナスの観点ばかり
書きましたが、
タイは、東南アジアの陸路、水路の中心で、
物流拠点になりますし、
昨年末に発足したアセアン経済共同体の影響で、
大きく伸びる可能性を秘めています。
マレーシアは、多民族国家で、
イスラム、中華圏、インドの市場に
ネットワークの強い民族が多く、
イスラム教徒：２０億人
中国人 ：１３億人
インド ：１０億人
の市場にアクセスができます。
色々書きましたが、
先進国の多くは、高齢化社会で、
高齢者を支えるための
歳出がどんどん増えていきますが、
東南アジアをはじめとした
成長国というのは、
自国の成長にどんどんお金を使えるので、
やはり、長期的にみて、
めちゃめちゃ楽しみだよなー
と改めて思う次第です^^
ということで、
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)／
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