【シニョリッジについて】
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
昨日の投稿
「そもそもお金とは?④」
にて、
金本位制崩壊からの
最後に「シニョリッジ」の話を
しました。
なかなか聞きなれない
経済用語の説明となりますが、
アベノミクスによって
デフレ経済からインフレ経済への
大きな転換期に移る中で、
重要な用語だと思いますので、
説明をいたします。
(過去に投稿したものの
一部修正版となります。)
それでは、説明に入ります。
最初に簡単な質問ですが、
あなたは何をした時に
お金を貰えますか?
大抵の人は、
労働の対価として
働いた分、お給料を貰えますね。
もしくは、何か持っているものを
売るとか、サービスを売るとか。
あとは、担保を差し出すことで
お金を借りれたりしますね。
いずれにせよ、お金をもらう際に、
「対価」やそれに対する「担保」が
あるわけです。
しかし・・・日本では唯一。
なんの対価もなくお金を
得られる機関があります。
これは、
「日本銀行」ですね。
正確には、1万円を刷るのに
約20円の原価が必要ですので、
20円→10000円で、500倍の価値を
生み出すことができます。
20円は、まぁタダに等しいですので、
無から10000円を創り出していることに
しましょう。
通貨を発行することによって
20円の費用で10000円の価値を生み出す、
この9800円の利益。
これを「シニョリッジ(通貨発行益)」
といいます。
昔は紙幣は同価値の金と交換できたのですが、
今の紙幣は20円の紙切れに、
日本銀行の信用としてシニョリッジを上乗せ
しているだけに過ぎません。
ちなみに
100ドル札も原価は約20セント。
100ユーロ札も原価は約20セント
だそうですよ!
20円で10000円を創りだす…
対価もないし、担保もない。
すごいことですよね?
まさに「打ち出の小槌」ですね。。。
以上、
ということで
職場で話せるトリビアでした(笑
引き続き、明日の投稿は、、、
なぜこのシニョリッジについて考えるのが
重要なのか?という観点を書いてみたいと思います。
それでは、
今回はこの辺で。
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