■□■□ 投資セミナー フィードバックシリーズ □■□■ 【Q71】今アメ…
フィードバックシリーズ □■□■
【Q71】今アメリカに産業が
集まっているのはなぜですか?
こんばんは。
海外投資の知恵袋の「がの」です。
「セミナーフィードバックシリーズ」第3弾です。
今回の質問は、
「今アメリカに産業が
集まっているのはなぜですか?」
です。
世界中で、工業など各種の産業は、
人件費の安い中国で展開されていましたが、
現在、先進国である
アメリカに工場が戻ってくる
現象が起きています。
色々理由はありますが、
例えば、
リーマン・ショックの時に
散々叩かれていた
米最大手自動車企業の
「GM(ジェネラルモータ―ズ)」
経営破綻の労働者の賃金は、
福利厚生も含め、時給が90ドルだった
そうですが、
経営破綻後は
19ドルまで下がり、、、
実際、2011年には、
14年ぶりの最高益を達成しました。
何をお伝えしたいかというと、
リーマン・ショックの後に、
企業は復活をするために、
人件費の大幅カットを行ったということです。
GMの例では1/4に圧縮したわけですね。
人件費が安くなりました。
これに加えて、
シェールガス革命によって、
エネルギー価格が大幅に下がりました。
どのくらい低いのか?
意外と知られていませんが、
アメリカで取れるガスは
100BTU辺り2ドル〜4ドル
日本で輸入しているガスは、
100BTU辺り16ドル〜18ドル
世界で平均しても10ドル強
といったところです。
エネルギー価格だけで
これだけの差があるのです。
エネルギー価格が大幅に低く、
そして人件費も大幅に下がっている。
さらには、
中国はシャドーバンキングの問題や
経済成長等の数値の真偽が怪しいところもあり、
様々なリスクが内在しているため、
総合すると、
アメリカで工場を立てた方がいい!
ということで、
中国→アメリカへの
産業戻りが始まっているのです。
もちろん
シェールガス開発自体の雇用も増えています。
さらには、
シェールガスを利用した化学製品(プラスチックなど)を
開発する技術が研究されており、
化学製品メーカーもゾクゾクと
シェールガスエリアへと
進出(出戻り)をしています。
リーマン・ショックから7年。
通常、大規模な景気後退は
10年程度で回復傾向になると言われますが、
10年経つ前に、シェールガス革命が進み、
今、アメリカが大復活を遂げる
方向に動いています。
雇用が大量に生み出されています。
今後はやはり、、、
アメリカがまだまだ強い時代が
続くのではないでしょうか?
それでは、
今回はこの辺で。
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