GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.600
米政府がついに銀を「重要金属」に指定!・・で何が変わる?
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


今週は銀投資について
熱く語らせてください!w


今週はとんでもない
ニュースが飛び込んできました。


8月26日に米内務省(*)が発表した
「米内務省公式発表資料」の草案で、


なんと銀シルバーが
新たに重要金属として
指定されることになったのです!


(*)内務省(Department of the Interior, DOI):

日本でいうと「環境省」「農林水産省」
「国土交通省」「文化庁」
などを
合わせたような役割を担う。
「え?銀って昔から重要じゃなかったの?」


と思われるかもしれませんね・・・・。


実は違うのです^^


これまで米政府の
「重要金属リスト」には、


レアアース(希土類)や
白金族金属などは入っていても、
銀は含まれていませんでした。


それが今回、
ついに仲間入りを果たした訳です!


米内務省の公式発表を読んでいて、
正直「やっと来たか!」という気持ちでした^^


このリストには
全部で54の鉱物が入っていて、


銀の他にも
銅、カリ肥料、ケイ素なども
新しく追加されています。


でも、なぜ今なのか?


そして、
私たち投資家にとって
それはどんな意味を持つのか?


今週のGIA通信で
詳しく解説していきますね!
目次
なぜ今、銀が重要になったのか? 答えは意外なところにあります!
4年連続の供給不足という深刻な現実 米中対立も銀投資の追い風に・・・
投資家として銀をどう見るべきか? 重要な3つのポイントを解説!
今後の銀価格はどうなる? 海外投資のGIAはこう見てる!
地政学リスクと産業構造の大転換が 生み出す歴史的な投資機会だ!
なぜ今、銀が重要になったのか?
答えは意外なところにあります!
リテラシー高く
日々様々な情報を入手され
投資活動をされている皆さんなら
きっとご存知のことと思いますが、


太陽光パネルに銀が
大量に使われているって知っていましたか?


近年、太陽光発電の普及が
銀の需要を押し上げている最大の要因なのです。
数字を見ると驚きますよ。


2024年だけで、
太陽光発電セクターが
消費した銀の量は1億9,760万オンス。


これって全世界の
銀需要の19%にもなるのです!


しかも、
この勢いが止まりません。


2019年から2023年の間で、
太陽光発電での銀需要は158%も増加しました。


そして2030年までには、
さらに170%以上の成長が予測されています。


「脱炭素」「再生可能エネルギー」
なんて言葉を聞かない日はないですよね。


その裏で銀が
ものすごい勢いで消費されているんです。
そして忘れてはいけないのが、
電子機器業界での銀の役割です。


銀って室温で
最も電気を通しやすい金属なのです。


つまり、
スマートフォンからパソコン、
そして最近話題の電気自動車(EV)まで、


現代の電子機器には銀が欠かせません。


EVだけでも現在すでに
全世界の銀需要の2.9%を占めています。


そして5G通信が本格化すれば、
この需要はさらに跳ね上がること
間違いありません!
4年連続の供給不足という深刻な現実
米中対立も銀投資の追い風に・・・
ただ、ここで問題なのは、
需要が急激に増えているのに、
供給が全然追いついていないということです。


実は銀市場、
2021年から4年連続で
供給不足が続いています。


2024年だけでも
1億4,890万オンスの供給不足。


4年間の累計では
6億7,800万オンスもの不足です。
これがどれくらい
すごい数字かというと、
だいたい10ヶ月分の
世界の鉱山生産量に相当します。


「じゃあ、もっと掘ればいいじゃん」


そう思うかもしれませんが、
そう簡単ではないのです。


実は、銀の60%以上は銅や鉛、
亜鉛を掘るときの「おまけ」
として出てくるのです。


つまり、
銀の値段が上がったからといって、


銀だけをターゲットに
採掘を増やすのは難しいんですね。


それに加えて、
鉱石の品質が年々悪くなっていて、
採掘コストも上がっています。


新しい鉱山を開発するには
10年以上かかるのが普通ですから、
この供給不足はしばらく続きそうです・・・汗


▼Silver Instituteが出している最新の需給バランス実績/見込み
そしてもう一つ重要なのが、
地政学的な要因です。


中国が重要鉱物の
輸出規制を強化しているのは
皆さんもご存知だと思います。


米国としては
「中国に頼りすぎるのは危険だ」
として、国内での資源確保を急いでいるわけです。


銀の重要金属指定は、
まさにこうした「脱中国依存」戦略の一環なのです。


米国政府が本気で
国内の銀生産を支援することを
意味している訳ですね!
さらに、米国として
メキシコからの銀供給が
止まったらヤバい!という危機感があります。


メキシコは
世界最大の銀産出国で、
最近は鉱山の国有化されるような噂もあったりで


米国としては
「いざという時に
 銀が手に入らなくなるかも・・・」

という危機感を持っているわけです。
投資家として銀をどう見るべきか?
重要な3つのポイントを解説!
1. 金と比べて「お買い得」感がある


投資の世界では
「金銀比率」という指標があります。


金の価格を銀の価格で割った数字です。


8/30時点での
金銀比率は約87倍。


つまり、金1オンスで
銀87オンスが買えるということです。


歴史的に見ると、
この比率の平均は50〜60倍程度なので、
今の銀は金ゴールドと比べて割安感があります。


しかも、
銀の方が産業需要による
価格押し上げ要因が強いのです。


金ゴールドは主に
投資や装飾品に使われますが、
銀は実際に「消費」されて
無くなってしまいますからね。
2. インフレ対策として優秀


実際銀の価格を見てみましょう。


・2024年:前年比21.2%の堅実な上昇
・2025年年初来(8月末時点): 37.8%の大幅上昇



株式投資としても
なかなか良いパフォーマンスですよね。


しかも現物資産なので、
インフレが進んでも価値が
目減りしにくいという特徴があります。


私がいつも言っている
「現物資産でのリスクヘッジ」の重要性が、
まさに数字で証明されている形です。
3. 政府のバックアップが期待できる


重要金属に指定されると、
どんな良いことがあるのか?


まず、国内の鉱山開発に
連邦政府がお金を出してくれます。


規制も緩和されるでしょうし、
税制面での優遇措置も期待できます。


そして何より、
政府が戦略備蓄を始める可能性もあります。


つまり、米国政府が銀の価格を
下支えしてくれるということです。


投資家にとって、
これほど心強いことはありませんよねw
今後の銀価格はどうなる?
海外投資のGIAはこう見てる!
では、多くの方が気になる
今後の価格はどう変化していくでしょうか?


短期と中長期と分けて
自分なりの考えをお伝えしておきます。


まず、短期的に見ると、
2025年の銀価格は
35-45ドル/ozのレンジ
動くと予想しています。
(8/31時点で約39ドル/oz)


供給不足が続いている以上、
価格の上昇トレンドは維持されるはず。


そして重要金属指定が
正式に決まれば政策効果も
本格化していくことでしょう。


そして中長期期的には、
もっと大きな上昇が期待できます。


太陽光発電やEVの普及は
まだまだ序の口であり、
これから本格的な成長期に入ってきます。


一方で、
新しい銀鉱山の開発には時間がかかります。


この需給ギャップが拡大すれば、
50ドル/oz突破は完全に視野に入り、


そう遠くない時期に
60ドル、さらにはその先へと
導く可能性があると私は考えています。
もちろん、
良いことばかりではありません。


中国が報復的に銀の輸出を
制限してくる可能性もあります。


技術革新で銀の代替材料が
開発されるかもしれません。


世界経済が不況に陥れば、
産業需要も減るでしょう。


こうしたリスクも頭に入れながら
投資戦略を練る必要があります。
具体的にどう行動するか?
GIAが推奨する実践的なアドバイス
もし仮に
今あなたが銀への投資を
真剣に考えている場合、


具体的・実践的な
アドバイスはこうです。


1. 現物銀の積立を始めよう


まずは基本中の基本、
《現物銀への投資》です。


私がお勧めするのは、
ポートフォリオの5-10%を
銀に配分することです。


いきなり大金を投じるのではなく、
毎月定額で積み立てていく方法が良いでしょう。


多くの方に馴染みのある
「ドルコスト平均法」の効果で、
リスクを分散できます。


また、銀貨なら、
カナダのメイプルリーフや
米国のシルバー・イーグルが定番です。


これらは信頼性が高く、
将来売却するときも困りません。
2. ETFも上手に活用しよう


「現物を保管するのは面倒」
という方には、銀のETFもお勧めです。


『SLV(iShares Silver Trust)』
銀価格に連動する代表的なETFです。
『SIVR(Aberdeen Standard Physical Silver Shares ETF)』
手数料が安いのが魅力ですね。
現物を自宅に保管する
リスクやコストを考えると、
ETFは有力な選択肢の一つですね!


3. 銀鉱山株への投資も検討してみて


もう少しリスクを
取っても良いという方は、
銀鉱山企業への投資も面白いでしょう。


特に、米国やカナダの鉱山会社は、
今回の重要金属指定による
政策恩恵を直接受けることができます。


ただし、鉱山株は
現物やETFよりも
価格変動が大きいので、
その点は注意が必要です。
地政学リスクと産業構造の大転換が
生み出す歴史的な投資機会だ!
繰り返しますが、
投資で一番大切なのは


『リスク管理』です。


銀への投資も、
現物・ETF・鉱山株など
複数の方法を組み合わせて
リスクを分散していきましょう。


そして、
ある程度利益が出たら、
定期的に利益確定することも忘れずに。


また、銀だけでなく、
金ゴールドとの組み合わせも効果的です。


金銀比率を見ながら、
相対的に割安な方に
ウェイトを置くという戦略もあります。
今回の米国政府による
銀の重要金属指定は、
単なる行政手続きの変更ではありません。


これは地政学リスクと
産業構造の大転換が生み出す、


歴史的な投資機会なのです!


私たちが長年お伝えしてきた
「現物資産による資産防衛」の重要性が、
まさに現実のものとなっています。


インフレ対策にもなるし、
成長投資にもなる。


こんな美味しい話は、
そうそうあるものではありません。


もちろん、
投資にリスクはつきものです。


でも、
適切なリスク管理をしながら、
この大きな流れに乗ることができれば、


きっと皆さんの
資産形成に大きく貢献してくれるはずです。


まずは小さな一歩から始めてみましょう!
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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