GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.588
地球上で最も過小評価されている資産を手にする絶好の機会
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


今週は日本の個人投資家の中でも
あまり馴染みが少ないであろう


『銀シルバー』のお話を少しだけ。


銀シルバーが
2025年の下半期以降、
主役に座に躍り出る日も
意外と遠くないかも・・・ですw
※注意※

今週のGIA通信は
弊社有料会員向けに配信している
《GGM通信(有料メルマガ)》から
一部抜粋し、リライトした内容となります。


そのため一部データと表現に
古い部分が含まれていることをご容赦願います。
目次
米相互関税懸念で2日で13%も下落 果たして銀は安全資産と呼べるのか?
V字回復を見せたリスク資産市場で 金ゴールドに遅れをとった銀・・・涙
景気の影響を受けやすい銀は 炭鉱のカナリアとしても注目!
需給バランスのタイト化は 中長期的に明るい未来を示す!
低迷している今が最後のチャンス!? 地球上で最も過小評価されている資産
米相互関税懸念で2日で13%も下落
果たして銀は安全資産と呼べるのか?
最近、銀(silver)の
値動きがイマイチぱっとしない…


そう感じている方も
多いのではないでしょうか?


下のグラフは直近3ヶ月の
コモディティ商品群における
価格推移の比較を示したものですが、


金ゴールドが
約15%伸ばしたのに対して
銀シルバーは4%弱にとどまっています。
私は2022年頃から
新時代における資産運用の手法として


インフレ耐性がある資産、
特に”希少価値が高い資産”
手にしておくことをお勧めしてきました。
同時に
これはGGM会員様にしか
お伝えしていないことではありましたが、


金ゴールド推しでありながら、
銀シルバーについても
自身が積極的に購入してきたことは
GGM会員様であればご存知かと思います。


しかしながら
4月上旬の米トランプ政権による
相互関税政策の導入発表によって、
銀シルバーの価格は2日間で約13%も下落。


暗号資産のビットコインであれば、
この程度のボラティリティは許容範囲ですが、


どちらかといえば
安全資産である貴金属の金銀価格が、


これほどまでに下落するのは、
これまでなかなかなかったことです。


それだけ今回の相互関税による
市場へのショックが甚大だったと言えるでしょう。
V字回復を見せたリスク資産市場で
金ゴールドに遅れをとった銀・・・涙
この大きな下落は当然ながら
自身のポートフォリオに
マイナスの影響を与えるものです。


「両角さん、残念ながら裏目に出ましたね・・・」


そんな声もチラホラ聞こえてくるようです、、、汗
しかし、4月中旬以降、
米中間の一時的な関税緩和合意や、
米国のインフレ指標の鈍化などが投資家心理を改善。


米S&P500は4月の安値から22%上昇し、
5月末には年初来でプラス圏に戻りました。


ナスダックも5月に9.6%上昇し、
1997年以来の最高の5月を記録しました。


株式市場だけではなく
債券市場やボラティリティの
高い暗号資産市場に至るまで、
幅広い種類のリスク資産の価格はは回復。


当然金銀価格も同様で、
2ヶ月の間にマーケットは
見事なV字回復を遂げました^^
一方、下のグラフは、
過去1年間の金、銀、銅の
パフォーマンスを比較したものですが、


ご覧のとおり、
銀シルバーは最近金ゴールドよりも
銅(copper)に近い動きを見せているのがわかります。
金ゴールドと銀シルバー。


どちらも貴金属という
くくりで見られがちですが、


その中身はけっこう違うこと
あなたはご存知でしょうか?
景気の影響を受けやすい銀は
炭鉱のカナリアとしても注目!
銀シルバーは、
投資だけでなく工業用途としても
幅広く使われている貴金属です。
細かくみてみると
実際には銀の需要のうち
約55%が工業用途(industrial applications)。


投資向け(physical investment)の需要は
わずか20%程度しかないのです。


たとえば、
銅も工業用金属ですが、
最近の銀の値動きはまさにその銅に近く、
金ゴールドとはだいぶ異なる動きをしています。


つまり、銀は景気の影響を
モロに受けやすい「ハイブリッド金属」なんです。
景気が悪くなる局面では、
製造業が落ち込みますよね。


すると当然銀のような
工業用金属の需要も落ち込みます。


ちなみに銅も
建設や製造業など
多くの産業で必須となるため、


経済が活発化すると需要が高まり、
価格が上昇する傾向があります。


逆に経済が減速すると
価格は下落するため、
経済の不調を知らせる


「炭鉱のカナリア」


のような役割も果たします。
このことから銀は
金ゴールドと同じ貴金属でありながら、


リスク回避を目的とする
「安全資産」という捉え方よりも、


どちらかというと
《リスク資産》に近い
動きをすることがあるのです。


ここ最近の低迷もまさにその典型で、
世界経済の減速懸念が強まる中で、


銀は「いったん様子見」
なってしまっているわけですね。
需給バランスのタイト化は
中長期的に明るい未来を示す!
さて、ここからが本題です!


ここ最近の銀価格の低迷は、
あくまでも一時的なもので、


中長期的には
”非常に”明るい材料がある・・・


個人的には考えています!


その理由は以前から
お伝えしているように


《需給バランスのタイト化》が挙げられます。


特に注目なのが、
太陽光発電(ソーラーパネル)
向けの需要の増加であり、


ここ数年、
銀の工業用需要は右肩上がりで、
供給が追いついていません。


さらに重要なのは、
工業用として使われた銀は
リサイクルされにくいという点。


つまり、一度使われた銀は
市場に戻ってこないのです。


リサイクル利用が可能な
金ゴールドと違って、
これは将来的な「供給減」を意味します。


この需給の構図こそ、
とても強気な材料なのです!


▼Silver Instituteが出している最新の需給バランス実績/見込み
低迷している今が最後のチャンス!?
地球上で最も過小評価されている資産
景気後退が本格化し、
米国では物価の高止まりもあって
《スタグフレーション》の懸念が叫ばれていますが、


そうなれば米国の中央銀行でもある
米FRBは金利を下げざるを得ず、


再び金融緩和(QE)に
舵を切り始めることはもはや時間の問題。


そのとき、
銀は「安全資産」としての顔を見せ、


一気に価格が跳ね上がることは
過去の歴史が証明しています。


今の低迷はいわば


「嵐=価格急騰前の静けさ」


と言っても良いかもしれません。


今のステージは
将来への大きな布石=チャンス
そのものであるとも言えるのですね^^
前述したように、
私自身はここ数年、
金ゴールドや銀シルバーに対して
かなり強気なスタンスを持っています。


そして今後の投資環境を見通せば、
その考えなり姿勢はさらに強くなりつつあります。


むしろ、こういう価格が
低迷している今の局面こそ、


「地球上で最も過小評価されている資産」
のひとつをコツコツ買い増す絶好の機会だと考えています^^


あくまでも
個人的な見解ですし、
銀に対する投資を積極的に
推奨する訳ではありません。


特に銀価格は
ボラティリティーが高いので、
リスク許容度が低い方にはお勧めしません。


しかしながら、
過去数十年を振り返ってみて、


それこそ《ゲーム・チェンジ》
起きている今の投資環境下において、


銀市場は大きな転換期を
迎えていると言っても過言ではありません。


その転換期に起こるであろう
「チャンス」を捕まえたい方は、


今回お伝えした情報を含めて
ご自身の頭の中で投資戦略を
組み立てていくようにしてください。


最後に、、、


1970年以降の
金銀比価(gold and silver ratio)と、


過去の実績に基づいた
銀価格の価格見込みについて載せておくので、


実際に投資はしない方でも
妥当な銀価格はいくらなのか考えてみてくださいね!w


※詳しい説明は割愛させてもらいますね  m(_ _)m
なお、あくまでも
投資の判断は自己責任で、
慎重にされることをお勧め致します^^
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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