GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.565
NATO加盟国がBRICSに参加要請で世界の分断加速か!?
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


ブラジル、ロシア、インド、中国、
南アフリカなどで構成するBRICSが


10月下旬にロシア西部カザンで開く
首脳会議に少なくとも32カ国が参加表明し、
首脳級24人が出席する予定だと報じられています。


そしてその中には
NATOに加盟している、
あのお騒がせな国の首相も
参加する予定だとか・・・(ざわざわ)


世界的な分断が
顕著になっている2024年・・・。


今回のある動きによって
分断化がより一層加速していくのか?


世界の目が向けられています。
目次
さらにBRICS勢力が拡大する? NATO加盟国が参加要請の衝撃度!
地政学的な重心が先進国から離れつつある 世界のパワーバランスに変化が!?
18年開催「トルコ不動産セミナー」は トルコについて改めて知る良い機会!
国際外交で注目を集めるトルコ 世界の分断に拍車を掛けるか?
さらにBRICS勢力が拡大する?
NATO加盟国が参加要請の衝撃度!
果たしてこの大きなピースは
うまくハマることが出来るのか・・?


現在あるニュースの信ぴょう性を
確かめるために情報を集めていますが、


国内=日本語のサイトでは
ほとんど取り上げておらず、
イマイチ正確性に欠けるところがありますので、


あくまでも速報ベースで
お伝えさせていただきます。
ただ、もしかすると、
今後世界の構図や覇権争いに
大きな影響を与えそうな
動きになりかねませんので、


皆さんの中でも
注意して情報を拾われてください。


『NATO:北大西洋条約機構(*)』

の一員でもあるトルコが、
BRICSへの加盟を正式に要請したようです。
(*)NATOとは
北大西洋条約機構は、
中東1か国と北米2か国と
欧州29か国の計32か国からなる、
北大西洋両岸にまたがる集団防衛機構。


直近では
2023年4月にフィンランド、
2024年3月にスウェーデンが加盟。
地政学的な重心が先進国から離れつつある
世界のパワーバランスに変化が!?
ブルームバーグの記事によると、


トルコ政府は
「世界的な影響力を強化し、
従来の西側諸国の同盟国を超えた
新たな関係の構築を目指している」



と語ったそうで、
トルコのエルドアン大統領は


「地政学的な重心が
先進国から離れつつある」

と考えていると伝えています。


また、トルコが
BRICSに加盟するという決定は


「北大西洋条約機構(NATO)の
主要メンバーとしての義務を果たしつつ、


多極化した世界の
すべての国々との関係を
育むというトルコの願望を反映している」



「数十年にわたるEU加盟の試みが
進展していないことに不満を募らせる中、
数か月前に BRICS加盟の申請を提出した」



と述べています。
リテラシー高く
世界経済について学ばれている
GIA通信の読者様であればご存知の通り、


BRICSはグループを構成する
5つの中核国であるブラジル、ロシア、インド、
中国、南アフリカにちなんで名付けられました。


そして、2024年の初めに、
イラン、エジプト、エチオピア、
アラブ首長国連邦の4つの新しいメンバーが
最初の5か国に加わりました。


さらに、
マレーシア、タイ、
アゼルバイジャンなどの
国々も加盟を検討しており、
さらなる拡大が見込まれています。
18年開催「トルコ不動産セミナー」は
トルコについて改めて知る良い機会!
ちなみにトルコといえば、
弊社として2018年10月に
トルコ不動産に関するセミナーを開催したので、


そちらに参加いただいた方は
トルコに関してある程度の情報は
頭に入っているかと思います。
今から6年前のものなので
情報が古いものの多いですが、


3時間半をかけて
ガッツリとトルコ不動産について
体系的に学べるセミナーでもあります。


もし興味がある方は
一時的に開放しますので
以下のリンクからご視聴くださいませ。
PW:sw5zktHUpGEr
国際外交で注目を集めるトルコ
世界の分断に拍車を掛けるか?
トルコは数十年にわたり
欧州や米国と連携してきたにもかかわらず、


EU加盟を
一貫して拒否されており、
これはトルコ政府にとって
長年の頭痛の種となっていました。


NATOの一員であり、
人口8500万人のユーラシア大陸の国
トルコのBRICSへ加盟要請は、


トルコにとって
国益を確保するという
戦略的伝統に加えて、


西側諸国を
少し怖がらせることで
何かしらの譲歩を引き出す
交渉戦術として注目されています。


また、トルコはここ数年、
国際外交における役割を拡大してます。


例えば、
捕虜交換取引の仲介や
ウクライナとロシア間の
その他の交渉を主導する一方、


サウジアラビア、
アラブ首長国連邦、


そして最近では
エジプトといった地域大国と
これまで緊張していた関係を修復しています。
これまでトルコ政府は、
西側諸国が中心となって行ってきた
ロシアに対する制裁にも加わっていません。


この姿勢は米国を中心とした
西側同盟国を苛立たせていますが、


いわゆる「中堅国(中立国)」としての
独立した立場を維持するのに役立ち、


中国や南半球諸国との関係に
有益だと判断していることでしょう。


《脱ドル化》を目指している国々からは、
今回トルコのBRICS加盟の動きについては
対岸の火事というわけではなく、


結果次第では
「我が国も!」的な話になりかねません。


そう簡単に
認められるとは思いませんが、


こちらの成り行きには
引き続き注意して見ていこうと思います!
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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