GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.545
投資で勝ちたければ、今の流行りではなく数年後の未来を買え!
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


暗号資産のビットコイン。
今週ついに4年ぶりの半減期を迎えました。


ただ、肝心の価格は
一時6万ドルを割り込むなど
ボラティリティの大きい暗号資産の
本領発揮といったところでしょうか・・・・汗


これこそまさに

「Buy the rumor, sell the fact (噂で買って事実で売れ)」


の典型的な形でしたね!
ここまで好調だった
ブルマーケットは終焉を迎え、


これから大きな
ベアマーケットへと転換していくのか? 


それとも再度上昇トレンドに
残せることが出来るのか・・・?


いずれにしても
ボラティリティが大きい資産ですので


必要以上の大きなリスクを
取りすぎないようにしてくださいね!
目次
自分の投資のタイムフレームと投資サイクルは果たして合っているか?
天才投資家が語る 今利益が出ていることを理由に投資してはいけない!ワケとは?
投資の世界で勝ちたければ数年後の未来を読めるようになろう!
〜〜〜〜【次回予告】〜〜〜〜 有料会員限定コンテンツ 《新規投資案件》の枠を一部開放!
自分の投資のタイムフレームと
投資サイクルは果たして合っているか?
あらゆる投資には
《サイクル》があります。


例えば、
今話題のAI/半導体株には
数年程度のサイクルがあり、


株式市場全体には
9年の上げ相場と
1年の下げ相場という
10年程度のサイクルが、


そして更に
金融市場全体には、
40年から50年のインフレとデフレの
サイクルがあることは有名なお話です。
旧ソ連の経済学者である
コンドラチェフ氏が提唱した
『コンドラチェフの波』


まさに景気循環の
ひとつの形態を表したもので、


景気循環は50年毎に訪れ、
技術革新が起こるサイクルと
合わせることが出来るとされています。
以下の表は、
景気循環を示す代表的な波で、


周期の長さにより

「キチンの波」
「ジュグラーの波」
「クズネッツの波」
「コンドラチェフの波」


の4つに分けられます。
GIA通信の読者様の多くが
長期的な視点に立っての資産形成や
投資活動をされていらっしゃるかと思いますが、


今回ご紹介する
景気循環サイクルについては
絶対理解しておいて損はないばかりか、


これらのサイクルを逆手にとって
効果的に資産を増やせることでしょう。


どのような方法で投資をしても、
投資家はサイクルから逃げられません。


短期投資すれば短期のサイクルに、
長期投資すれば長期のサイクルに左右されます。


ですから、
自分の投資のタイムフレームと


そのサイクルにおける
タイミングが果たして合っているのか?


まずはこれを考えてみることが
賢い投資家として成功する
秘訣の一つかもしれませんね^^
天才投資家が語る
今利益が出ていることを理由に
投資してはいけない!ワケとは?
ジョージ・ソロス氏の
クォンタム・ファンドを
長年運用したことで有名な
スタンレー・ドラッケンミラー氏。


彼が投資を行なうべきタイミングについて
あるビジネス誌のインタビューで語った
内容が示唆に富んでいたのでご紹介します。
ドラッケンミラー氏は、
今の好調な株式市場に対するコメントとして、
化学株を例に出して次のように語っています。
化学株を買うべきタイミングはいつか?


ウォール街の常識では
その企業が大きな利益を
出している時に買うべきだ!
ということになる。


だが、化学株の場合は、
それは買うべきタイミングではない。


何故ならば、
大きな利益が出ている時には
化学企業は資本を使って生産能力を拡大し、


3年か4年後には
供給が過剰になって
損失を出しているからだ。


では化学企業が
損失を出している時はどうか?


企業は生産能力を
拡大するのを止めるので、
3年か4年後には供給が落ち込んで
利益率が大きく上がっているだろう。
彼が何を言っているのか
お分かりになりますか?


彼は単に利益を出している
株を避けよということではなく、


今利益が出ていることを理由に
投資してはいけない!


ということを伝えています。


うーん、ちょっと難しいですね・・・汗
つまりこういうことです。


多くの産業にはサイクルがあり、
好景気の中には後の不景気に繋がる種があり、
不景気の中には後の好景気に繋がる種があります。


例えば半導体などもそうですが、
化学産業は非常に景気循環サイクルに
左右されやすい産業として有名です。


景気によって
需要が大きく左右される産業では
生産能力の調整が問題となる訳で、


需要が急に減ったり増えたりしても、
生産能力は需要ほど急激には増減させられません。


急に需要が増えたからと言って、
設備投資は数日で済ませられるものではないですし、


逆に急に需要が減っても
作ってしまった設備は
何年も使えるものなので、


需要が減っている中で
市場に製品があふれ
価格が下がるということになってしまいます。
投資の世界で勝ちたければ
数年後の未来を読めるようになろう!
当然こうした
景気循環サイクルがあることは


化学業界全体としても
理解しているはずですが、
サイクルを読むことは容易ではありません。


だから基本的には、
企業は好景気の時に設備投資を増やし、
不景気の時に設備投資を減らす訳ですが、


多くの場合、
好景気時に過剰な設備投資をしてしまって、
供給過剰の原因となってしまうのです・・・汗


特にそれがたまたま
景気後退と重なってしまった時は悲惨です。
ドラッケンミラー氏が
言っているのはそういうことであり、


彼は数年後の供給過剰が予想される
化学株を今買うべきではないと言っています。


もし投資の世界でしっかりとした
成果や結果を出したいのであれば、


我々は常に
18ヶ月から24ヶ月後に
世界が今と比べてどうなっているか、


それを想像出来るように
ならないといけません。


そのために必要なことは・・・・?


投資について
日々アンテナ高く情報収集をし、
愚直に学びと実践を繰り返すことです^^


このGIA通信で
一緒に学んでいきましょう!
〜〜〜〜【次回予告】〜〜〜〜
有料会員限定コンテンツ
《新規投資案件》の枠を一部開放!
先週もお伝えしましたが、
今年に入ってからこのGIA通信の
配信が滞ってしまっておりました。


そのお詫びも含めて
有料会員向けに提供していた
コンテンツを一部開放します!


具体的には
無料メルマガでは
ここ数年ほとんど流していない


《海外の投資案件》のご紹介です。


詳しくは
来週のGIA通信でふれますが、


世界的には
大きな波がきているものの
現在日本人にはほとんど知られていない


長期間に渡って
安定的に外貨を獲得でき、
かつ将来大きな売却益も狙える
医療系の産業に関わるお話となります。


ただし、
特別なご縁があっての話なので、
希望した方全員が参加できる訳ではありませんが、


この2024年以降も
不透明な投資環境が続いていく中で
我々GIAと一緒に走り続ける《戦友》には
是非ともお話だけでも聞いてもらいたいと思います^^
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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