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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
海外への投資というと
多くの方がハイリスク(ハイリターン?)とか
怖いといったネガティブな
印象を持つ方が未だ僕の周りでも多いです。
では、海外の保険商品はどうでしょうか?
保険と聞けば、
多くの人が資産を増やすことより
資産をいかに守るかを考えた商品をイメージしますね。
最近ではレギュレーションの変更もあり
なかなか日本人が気軽に海外の保険に
加入することは難しくなりましたが、
やるかやらないかは二の次として・・・
今日は海外保険商品に関して
意外と誤解が多い魅力やメリット、
そしてデメリットについてお伝えします。
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高い運用利回りが魅力だけど 【攻め<守り】の海外保険商品 |
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日本とは
比較にならないほどの
高い利回りで運用されている
海外の《保険商品》
利回りが良い時点で
かなり魅力があると言えますが、
金融商品=リスク資産であるが故の
リスクが存在することは間違いないので、
当然ながら
良い面ばかりを見ずに
デメリットもきちんと
把握しておくことが必要です。
では、海外の保険商品の
デメリットはどこにあるのでしょうか?
私自身が2013年に
海外の生命保険に加入した身として、
《香港の保険商品》について
少しお話していきましょう。
と、その前に!
まずは頭の整理をする上で、
香港の保険商品のメリットを
改めてお伝えしてみたいと思います。
基本的に15年とか20年とか、
長期間に渡って資産運用をしていくことにより、
多くの商品の想定運用利回りが
6〜7%程度となっていることから、
『資産価値向上が見込める』
ことが最も大きなメリットと言えます。
そして、日本居住の、
特に将来の日本円に対して
不安を感じている日本人にとっては、
高い運用利回りだけではない、
多くのメリットを享受できるのです。
例えばそれは、
資産移転や資産分散、
資産保全(=資産防衛)、
そして資産承継と言った、
どちらかといえば攻めよりも
守りを重視したメリットが考えられます。
香港の多くの保険商品は、
契約者や被保険者を何度も
変更できるようになっていますから、
然るべきタイミングで
契約者や被保険者を
お子さんやお孫さんに変更すれば
代々にわたって資産承継が可能となるので、
とても使い勝手が良い
商品だと個人的には感じています。
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海外保険のデメリットは 為替リスク?カントリーリスク? |
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一方でデメリットは
どんな点があるのでしょうか?
まず考えられることは、
海外の保険商品である限り
「為替リスク」が伴うことです。
香港保険の多くは米ドル建て、
もしくは米ドルにペッグした
香港ドル建てになっています(基本、選択制)
その為、最終的にその保険を
解約して現金化しようとした際に、
自分が積み立てた時よりも
為替相場が大きく円高になってしまうと、
為替差損が出る可能性は否定出来ません。
ただ、そこを気にして
海外投資に二の足を踏んで
チャレンジしない方がたくさんいるのですが、
そういうリスクを取れない人は
そもそも海外への投資は難しいし
向いていないからやめましょう。
為替変動を怖がるより、
フローである収入や
ストックである資産の両方を
日本円に《一極集中》させている方が、
私は100倍怖いですけど・・・汗。
ちなみに日銀が四半期に
1回公表する『資金循環統計』
最新のデータを見ると、
家計金融資産に占める
外貨性資産の割合は「3.3%」で、
大半は依然として
円貨性資産だと伝えています。
本当に日本人って
日本円が好きで好きで
たまらないのですね〜w
ただ、この30年間で
日本円はどれだけ価値を毀損してきたか。。汗
海外の保険商品へ
加入することのデメリットというか
リスクについて別の見方をあげるなら
香港という国に対して
危機感を覚えている人も多いかもしれません。
いわゆる
「カントリーリスク」
の1つに該当するかもしれませんね。
香港が中国に完全に
取り込まれてしまった場合に、
我々外国人の権利や自由、
そしてお金はきちんと保全されるのか・・・
その辺の不安は
以前よりも増しているかと思います。
日本人が
海外の保険商品に加入する際、
多くの人が香港へ渡航して
保険会社と契約することになります。
そのため多くの人が
「香港の」保険商品と勘違いしがちです。
サンライフ香港やFTLifeなどは、
香港保険業監管局に登録して
香港での保険業を行っていますが、
会社自体は
バミューダにしていたりと
リスク回避がなされているのです。
なぜバミューダに??
なぜならば、
「香港が抱える様々な
リスクから回避するために」
そう答えそうなところですが、
実はそうではなく、、、、
これには香港の
相続税が大きく関与しているのです。
現在の香港は
相続税は撤廃されていませんが、
実は2006年までは香港でも
相続税が掛かっていました。
この相続税は
香港国外にある資産は対象外となる為に、
香港の多くの保険会社は
香港以外に本拠地を登録していたのです。
例えば、
サンライフ香港と同様に
日本居住の日本人を受け入れている
FTLife社も同じようにバミューダに会社を置いていますし、
バミューダ以外に
本拠地を置いている香港の
保険会社もたくさんあるのです。
ご存知でしたか?
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海外保険会社の信用力が不安? 実は江戸時代から続いているぞ! |
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蛇足になりますが、
私が契約している保険会社は
「サンライフ香港(正式名称:Sun Life Hong Kong Limited)」。
海外生命保険の多くは
日本国内で加入している生命保険と同じで、
契約している期間中に契約者が亡くなってしまった場合、
契約で定められた「死亡保険金」が支払われます。
また、
幸いにも保険期間中に
事故や病気もなく元気で過ごせた場合、
毎年の保険料の一部を
保険会社が高い利回りで
運用してくれてるお陰で、
「解約返戻金(=その時点で
保険を解約した際に戻ってくるお金)」が
自分の掛け金を
早期に上回る形になっています。
どんなプランに
加入したかにもよりますが、
私の場合は保険開始後11年目に
その分岐点が訪れるようなプランになっています。
日本国内の生命保険だと、
何年目くらいにそのような分岐点が来ますか?
保険会社のHPなどで
シミュレーションが
出来るようになっているはずですので、
一度ご自身でも確認されると良いですね!
そもそも
このGIA通信の読者様の中で、
そのサンライフ香港社自体が
信頼置ける保険会社なのだろうか?
と疑問を持っている人もいるかもしれませんね。
サンライフ(Sun Life)は
グローバルな保険会社でして、
その母体は、カナダはトロントにある
『サンライフファイナンシャル(Sun Life Financial Inc.)』となります。
サンライフファイナンシャルは
1865年に設立された会社ですから
なんと今から約160年前・・・・
日本の時代で言えば
江戸時代末期の幕末から
会社を持続している事になるから驚きです!
日本で最も
古い生命保険会社は、
1881年設立の「明治生命」
(現在の明治安田生命)ですが、
サンライフファイナンシャルは
それよりも歴史が長いのですね^^
また、
サンライフファイナンシャルは
カナダの出版社
コーポレート・ナイツ社が選定している
“Global 100 Most Sustainable Corporations in the World.”
(世界で最も持続可能な100社)に
14年連続でランクイン中!
(2023年最新ランキングでは77位)
これまで長きに亘って
保険会社を経営してきた信頼感だけでなく、
将来に亘っても安心できる保険会社だ!
という事が客観的に評価されているのです!
ちなみに、
日本の保険会社・金融会社ですが、
最新版を見ても100位以内に
1社もランクインしていないのは、
残念というか何というか・・・汗
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結婚と同じで長い人生の中で 信頼できるパートナー選びが重要! |
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では、話を戻して、
私が考える最も大きなリスクや
デメリットは何かと言えば、、、、
「サポートが受けられなくなってしまう事」
かもしれません。
香港の保険商品は
香港保険業監管局に
登録された会社が保険商品を
販売している会社の正規代理店となり、
契約から
アフターサポートまでを
請け負う事になっています。
これが俗にいう
『IFA(Independent Financial Adviser)』
と呼ばれている会社のことですね。
香港のIFAが契約から
アフターサポートまでを
請け負う事になるのですが、
日本人スタッフがいて
日本居住の日本人の受け入れや
サポート実績が豊富なIFAであれば
安心して契約できることでしょう。
しかしながら、
実際に私も経験していますが
中には業務を丸投げして
紹介者や仲介会社任せにしている
IFAもあったりもしますし、
完全に飛んでしまった
ひどい輩も知っています。
(あいつ、今頃どこで何してるんだろう・・・)
そうした場合、
何かあったとき
(例、契約者がお亡くなりになる)
の時のための保険商品でありながら、
その何かあった際に
肝心のサポートが適切に受けられず
途方にくれることになる
ケースが意外と少なくありません。
ですので、
IFAの選択こそ、
香港の保険商品に加入する上で
1番気をつけなければならない点かと思います。
もちろん商品自体の
良し悪しを判断するのも大事ですが、
結婚する際の
奥様・旦那様選びと一緒で
保険商品は
人生で長い付き合いになるので
相手を間違えないように慎重に選びましょうw
最後に、
今回デメリットの1つとして
前述した「為替リスク」ですが、
現時点ではデメリットとは
真逆の「メリット」として効いています。
ご存知の通り、
ドル円相場はこの10年で大きく
《円安/ドル高》環境となっているので、
もし仮に現時点の為替で
解約した場合は大きな為替差益が
得られることになりそうです。
これが海外投資の醍醐味ですし、
私が10年以上も前から継続的に
お客様へお伝えしてきたことでもあります。
今後の日本の成長力や
日本円を取り巻く環境を考えた場合、
やはり今からでも海外投資を
少しずつでも行っておいた方が、
自分の資産を守り
継承していくために必要な
リスクヘッジにつながる。
私はそう思っていますが、
みなさんはどう考えますか?
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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