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今更恥ずかしくて聞けない?世界が注目する「グローバル◯◯◯」 |
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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
有名な諺(ことわざ)に
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
があります。
みんなが知っていて当然のことを
もし仮に自分が知らなかった場合、
「何だか人に聞くのが恥ずかしい・・・」
そう思うこと、ありますよね?
最近テレビや新聞などで
頻繁に取り上げられる
「グローバルサウス」
きちんと説明できますか?w
今日はこれからの世界経済、
海外投資で成功するうえで
とても重要になってくるであろう
「グローバルサウス」について
少しだけ深掘りしてお伝えしますね!
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グローバルサウスは何も 南半球に属する国を指していない |
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ウクライナ情勢をめぐって
国際社会の分断が深まる中、
「グローバルサウス(Global South)」
と呼ばれる国々への注目が高まっています。
先日開催された
G7広島サミットでも
「グローバルサウスとの連携が不可欠」
との共有見解を示したばかりですので、
いやがおうにも注目が集まります。
グローバルサウスという
用語には明確な定義はありません。
そもそもこの言葉は
すでに1950年代に使われていましたが、
その当時は
「支援されるべき対象」や
「発展途上国」としての意味合いで
使われることが多かったようです。
今では地理的な位置関係も含め、
北半球の先進国と対比した
言葉になっていますが、
だからと言って
南半球に属する国のみを
指している訳ではなく、
一般的に
東南アジアや中東・アフリカ、
中南米の国々、太平洋島諸国などを含みます。
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人類の4分の3がグローバルサウスに 暮らしているという衝撃的な事実 |
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グローバルサウスの中でも
存在感を示しているのが、
2022年の名目国内総生産、
いわゆるGDPが英国を抜いて
世界5位となった《インド》です。
今年1月に
120カ国以上を招いたオンライン会合
「グローバルサウスの声サミット」を開き、
モディ首相は演説の中で
「私たち『グローバルサウス』は
未来に関して最大の利害関係を有している。
人類の4分の3が私たちの国に暮らしている」と訴え、
世界への影響力を強調したことは
象徴的な出来事として世界中から注目されました。
また、そのインドは、
23年に20カ国・地域(G20)の
議長国を務める予定ですが、
グローバルサウスの中で
現在存在感が大きい
中国への対抗意識もチラつかせつつ、
グローバルサウスの盟主として
今後発信をより強めていくものと思われます。
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国の数や人口の多さだけでなく 経済力も圧倒的支配力を持つ! |
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グローバルサウスは、
単に国の数や人口の多さだけでなく、
将来は経済力も高まっていくことが確実です。
米ゴールドマン・サックスが
2022年12月に公表したリポートでは、
インドのGDPは2050年に世界3位、
2075年には2位に上がると予想しています。
下の表にあるように、
2022年の上位10カ国で
グローバルサウスはインドのみですが、
2050年には
インドネシアとブラジルが加わり、
2075年には実に
グローバルサウスに属する
計6カ国が占める見込みとのこと。
逆に現在まで
世界の覇権を握ってきた
米国を中心とした西側諸国は
大きく力を落とすことになり、
世界の力関係が今後大きく
塗り替えられていくことが確実です!
あれ、、、
我々日本の名前が
表の中に見当たらないのは
僕の目が悪いのでしょうか、、、涙
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米中に大きな遅れを取っている 中東&中南米&アフリカでの経済活動 |
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将来的に世界の覇権を握る勢いと
勢力を持ちつつあるグローバルサウスですが、
一方で、G7にも
ロシアや中国にもくみさず、
あくまでも
中立的な立場を貫く国もあり、
なかなか一筋縄ではいかなさそうです。
ウクライナ侵攻から
1年を迎えた今年の2月。
国連総会は
ロシア軍の撤退や
戦争犯罪の調査・訴追などを
求める決議を採択しましたが、
141カ国が賛成した一方で、
インドやベトナム、南アフリカなど
32カ国はその決議を棄権しました。
まぁ、
グローバルサウスだからと言って
全てが同じ方向を向かなくてはならない。
そんな訳ではないので
これはこれで当然の結果かもしれませんけどね。
インド、ブラジル、南アフリカは、
中国やロシアと『BRICS』を形成しており、
以前よりこのGIA通信の中でも
度々取り上げてきてはいますが、
ロシアによるウクライナ侵攻後も
オンラインでの首脳会議を開いて
連携を確認・強化しているようです。
そんな中で、
日本がグローバルサウスと
どの程度経済関係を持つことが
できているのでしょうか?
三菱総合研究所が出した最新レポート
「日米中とグローバルサウスの経済的関係」では、
グローバルサウスの
各地域と日米欧の経済関係を
「ヒト(アウト・インバウンド)」
「モノ(財輸出入)」
「カネ(投資・出資企業)」
それぞれの観点から整理しています。
これによると、
日本はASEAN・インドとは
既に一定の経済関係を築けているものの、
その他の地域とでは
米国と中国に完全に後れを
とっているのがはっきり見て取れます。
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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