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世界は脱・◯◯化へ待ったなし!あなたの資産は大丈夫? |
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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
毎年年末に発表される
「流行語大賞」において
その年を振り返り
トレンドを知ることができます。
ちなみに2022年では
「村神様」が選ばれましたね^^
今年はまだ
3ヶ月しか経過していませんが、
もし仮に
今の時点で今年の
大賞を無理やり予想すると・・・?
「chatGPT」
が有力候補に
なるのかなと思いますが、
あなたの身の回りでは
どうですか? 流行っていますか?
そして対抗馬?として
4月以降に次の言葉・用語を
よく耳にするかもしれません・・・。
『脱・ドル(化)』
今日はそんなお話です!w
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金価格が史上最高値を更新! 2023年は「金が主役」的中^^ |
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早速ですが
こちらのチャートをご覧ください。
上のグラフは
直近1年間の金価格の推移です。
昨年11月を底として
右肩上がりに上昇しており、
一旦調整局面があったものの、
3月以降急反発しているのがわかります。
今年年初に開催した
《2023投資戦略セミナー》にて
このようにお伝えさせていただきました。
足元の金価格の上昇は
米銀行の連鎖破綻や
スイス中央銀行主導の
国内最大手銀行のUBSによる
クレディスイス救済的買収など
金融システムに対する
不安感からくる
《リスクオフ》により
『有事の金』として
金への需要の高まりを
見せたことが原因です。
また、
米国経済の景気悪化懸念による
長期金利の低下=米ドル安も
金価格の後押しになっています。
これは別に何も
「後出しジャンケン」ではなく
冷静にマクロ経済の動きを捉え、
マーケットに影響を与えるであろう
確固たる情報が我々の手元に入っていたから
自信を持って皆様に
お伝えしていた訳、ですね^^
金価格は日本円ベースで
すでに過去最高値をつけていますが
我々は今後さらに金価格が
高騰していくと強く感じています。
その理由については
繰り返しになりますが
中央銀行による
大量の通貨発行 (=ばらまき) によって
インフレ懸念が依然として強いことに加え、
露・ウクライナ戦争の長期化による
地政学的リスクの高まりが継続していること
さらには金価格に最も
影響を及ぼすでろう実質金利が
米国経済の景気悪化懸念により
大幅に低下してくる場合においては、
昨年米ドル一強だった
世界が巻き戻され、
2023年以降は
逆に《米ドル安》を
強めていくことが容易に考えられます。
そのような複数の要因が
金価格の高騰に繋がる可能性が高い
我々はそう考えています。
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◯◯銀行による高い買い需要 ロシアについであの国も・・ |
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では金価格の上昇が
冒頭に触れた「脱・ドル(化) 」と
どのような関係があるのでしょうか?
先ほどあげた
金価格高騰の理由に
一つ大きな要因が
抜け落ちていること
お気づきでしょうか?
それは
「中央銀行の買い需要」です。
こちらのグラフは
過去30年の各国中央銀行による
金の売買量を示したものです。
リーマン・ショック後の
2010年ごろから各国中央銀行は
金の売りポジションから
買いのポジションへ変更し、
2022年においては
55年ぶりの高水準となったことは
日頃からリテラシー高く
さまざまな情報収集されている
GIA通信読者様ならご存知のことでしょう。
これら中央銀行の買いは
インフレ対策の一環として動いている
大きな要因・インセンティブがある中で
ウクライナ侵攻後の経済制裁で
ロシアが保有する米ドルは凍結され、
それをみた世界各国で
制裁下でも融通が利きやすい
金へのシフトが活発になった、
そう推測されます。
これらの傾向は特に
新興国で顕著に示されています。
以下は過去10年における
各国の金保有量の動きですが、
ロシアや中国を筆頭に
上位10カ国全てを新興国が
連なっていることがわかります。
経済制裁を受けているロシアは
外貨準備における金の割合を
増やしていることは想像しやすいですが、
特に注目すべきは
第2位の中国の動きです。
中国税関総署によると、
22年の金の輸入額は
766億ドルと前年から6割増え、
金額は確認できる
2017年以降で最大となった模様。
一方で、
中国では米中対立が燻る中で
年々米国債の保有額を減少させており、
外貨準備で抱えるドル建て資産を減らす
「ドル離れ」をより加速させています。
中国は何事にもしたたかに
進めていく国として有名ですが、
これらの動きを見ている限り
彼らが何らかの意図を持って
動いていることは明白ですし、
ひょっとすると
「米ドルに頼っていては危険だ!」
という重要な秘密を
握っているかもしれませんね・・・汗
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新興諸国が次々に・・・ 「脱ドル化」の波は世界へ波及! |
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脱ドルの動きは何も
ロシアや中国に限った話ではありません。
例えば、
中国を抜いて
世界第1位の人口を有し、
GDPでも英国を抜いて
世界第5位になったインド。
インドが最近ロシアと
締結した新しい石油取引は、
これまで数十年にわたって
続いていたドル支配の状態を
大きく変えていく可能性を示唆しています。
インドは石油の主要輸入国であり、
長年にわたって石油を支払うために
米ドルを使用してきましたが、
最近インドは
ロシアとの石油取引において、
米ドルではなくインドルピーでの
支払いを行うことに合意しました。
これは石油の
主要生産国であるロシアとの間で、
ドルを介さずに直接取引することを
可能にしたことを意味します。
また時を同じくして
インドはマレーシアと
企業間取引の決済通貨として
米ドルを離れて
インド・ルピーの使用が
可能になったと発表しました。
さらには
GDP世界第8位のブラジルも
中国との取引で自国通貨を
使用することを決定しました。
中東最大の石油産油国の
サウジアラビアも
上海協力機構に参加する決定を
閣議で了承したと伝えられています。
サウジアラビアは
これまで米国と安全保障上、
強い結びつきがありましたが、
ここ最近は
中国と政治・経済的な
結びつきを強化しています。
また、ASEAN諸国の中では、
金融取引からドル、ユーロ、円、ポンドを廃止し、
代わりに現地通貨での決済に
移行する検討を始めたとの
衝撃的なニュースも入ってきています。
ここでは一部の
報道だけ取り上げましたが、
2023年に入り、
世界各国で一斉に進む
『脱・ドル化』の波。
この勢いは
月を追うごとに激しさを
増しているように感じていますが、
あなたは
その動きについて
しっかり把握できていますか?
そして何より・・・
その背景にある
世界がひっくり変えるかもしれない
あるとんでもない
「計画」が進行中である事、
理解していますか?
今週はここまでです。
もし仮に
皆さんからの反応がよければ
来週以降に少し
深掘りしてみたいと思います。
※追伸※
弊社会員制投資コミュニティ
【GGM (GIA Gold Member) 】の会員さんには
今週金曜に配信した
会員限定メルマガ【GGM通信】で
詳しく説明してるので
そちらを今すぐご確認くださいね!
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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