GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.498
リーマンショック越えの危機→恐慌が間もなく・・・
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


いきなりですが
《リマインダー》です。
8月末に開催した
『タイ不動産徹底攻略セミナー』
後日動画配信を希望された方の中で
未だ視聴されていない方々がいらっしゃいます。


当該動画セミナーは
今月末までが視聴期限となります。


再度事務局から
視聴案内を送りませんので


ご自身で受信ボックス及び
迷惑メールフォルダなどに
紛れてないかご確認ください!
2022年は最悪な投資環境に・・・涙
「まだ、生き残っていますか・?」
「2022年は ”ゲーム・チェンジ” の年です!」


年初に開催した
投資戦略セミナーにおいて
私がお伝えしたキーメッセージです。


その後何が起こったのか?


・ロシアによるウクライナ侵攻
・英エリザベス女王死去
・米国40年ぶりのインフレ
・独国過去最高のインフレ率
・欧州エネルギー危機
・中国経済大減速
・約32年ぶりの円安水準
・スリランカのデフォルト
・安倍元首相暗殺



などなど・・・
どれも暗い話題が多いですね。


ここで改めて一つ一つ
説明する必要もないですが、


これまで当たり前だったことが
ある日突然、当たり前ではない世界に・・・
特にこのGIA通信の読者様は
海外投資を含めた資産運用に
深い関心と興味をお持ちであり、


すでに多かれ少なかれ
学びと実践を繰り返してきているはず。


そんな投資家の立場からすると
2022年は相当厳しいパフォーマンスに
なっている人も多いのでは?


先週のGIA通信で紹介した


【株式60% / 債券40%】


最強の資産ポートフォリオを
構築して運用していても、


2022年の9月末の実績では
1931年の▲27.3%に次ぐ
過去100年で2番目に悪い
という残念な結果に・・・涙
また下のプロットチャートでも
同じような傾向を示していまして


いかに2022年が投資家にとって
逆風が吹いているのかが
お分かりいただけたかと思います。


ま、だからと言って
ホッと胸を撫で下ろしていても


あなたの大切な資産は増えないので
悲しいところではありますけどね・・・涙


このような厳しい投資環境ですから
すでに市場から退場を余儀なくされた


そのような方もいるかもしれません・・・。


「何とか生き残っていますかー?」
将来のことは誰にもわからないが
歴史や実績から将来を予測する!
将来のことは
誰にもわかりません。


まして価格相場について
はっきりとした予測ができたら
誰もが億万長者になれちゃいますね^^
ただ、
いつも繰り返し
お伝えしている通り、


過去の歴史から
我々は学ぶべきことは多いですし、


過去の歴史が
何年後・何十年後かに
繰り返されることも少なくありません。


数字やデータは嘘をつけませんから、
やはり投資の世界で勝ち残るには


過去の実績を紐解き
そこからどれだけ多くの学びを得れるか


そこが大切かと思いますし、
このGIA通信は《無料メルマガ》ですが


同じ志を持つ同志【戦友】には
これまでも、そしてこれからも
シェアしていくつもりです。
個人的には
これから年末にかけて
投資環境やマーケットは
相当荒れてくると思っています。


マーケットと言っても
株式市場だけではなく
債券市場も然り、不動産市場も然り、
どの市場でも似たような状況になるでしょう。


そして恐ろしいことに、
荒れてくるのは何も
米国だけとか英国だけとか
一国での出来事ではなく、


世界同時多発的に発生していく


その可能性が非常に強いこと。


ある国なり地域で発生した
大きな金融危機や経済危機は


瞬く間に世界中に
伝播・連鎖していくことになります。
私がそのように思う根拠は
決して一つや二つではなく、


実際に
すでに色々なところで
その兆候がで始めており、


数多くのデータなり
資料を細かく分析・検証していくと
自ずと見えてくるものがあるからです。


その全部をこのGIA通信で
お伝えしているとキリがありませんが、


気になるデータを
少しばかりご紹介、お伝えしますね。
二度あることは三度ある!?
嫌な傾向がピタリと当てはまる
下のグラフは、
過去に発生した大きな
『バブル経済』崩壊後に


株価(米S&P500)がどのように
変化・推移したかを示したものです。


パッと見て、
3本の折線グラフが
ほぼ似たような傾向を
たどっていることがわかるかと。
ちなみに
グラフの説明を簡単にすると


オレンジ色の線は
ドッドコムバブル崩壊後の
2000年〜2003年の株価。


薄い青色の線は
リーマンショック後の
2008年〜2009年の株価。


そして黒色の線は、
現在の過剰流動性相場後の
調整局面(現在進行中)での株価。


それぞれ弱気相場=
ベアマーケット入りした時点を起点に
それ以降週毎の推移が示されています。


恐ろしいほど、
似たような動きをしていますね・・・汗
このグラフからの示唆、
重要なメッセージがもう一つあります。


こうした大きな
バブル経済の崩壊時には


株価はただ闇雲に
右肩下がりに落ちるのではなく、


3つのステージを踏みながら
下落する、とのことです。


《Phase 1》においては
3つの期間とも大幅な価格の下落、


つまり、マーケットが
崩壊し始めたことがわかります。


ただ、いずれも
ある時点を境にして
落ち着きを取り戻して、


価格は反発し、
回復基調を見せ始めます。


これが《Phase 2》です。


大体この頃に、
大きな下落は底を打ったので


「今が買いだ!」


と、マーケットは
楽観的な雰囲気に包まれ、


多くの投資初心者は
ここで買いを入れ始めます。


おそらく今年の7月〜8月にかけて
似たような局面だったと記憶しています。


しかしながら
その後の《Phase 3》においては


《Phase 2》での上げ幅を
丸ごと失ったばかりか、


さらに大きく下落し、
嫌なのはその下落期間は
かなり長期間にわたっていることです。


例えば
ドットコムバブル崩壊時には
実に1年以上も下落局面が続いたのです!


果たして今回も
このような暗い歴史が
繰り返されることになるのか・・・?


あなたはどう思いますか?


再度上のグラフで
現在の位置を確認しておきましょう。


おそらく《Phase 3》
近いうちにやってくることでしょう。
リセッションを引き起こす原因は
いつも◯◯◯がやってきたことだ!
別のグラフもご紹介します。


青色の折線は
米国におけるFFレート
「フェデラル・ファンド・レート」


いわゆる政策金利の推移です。


そして灰色の部分が
米国内の景気後退局面、


いわゆる《リセッション》
発生した時期です。
これを見ると
米国で発生した多くのリセッションは


赤丸で囲われたように
《利上げ》が引き金になって
引き起こされたケースがほとんどです。


もちろん利上げだけが
リセッションを引き起こした
原因という訳ではないですが、


大きな要因の一つに
なっていることは明確かと。


そして現在発生している
過剰流動性相場後の大きな調整局面ですが、


皆さんもご存知の通り、
米国は物凄いペースで
利上げを推し進めています。


もちろんこれは
40年ぶりに発生している
インフレを抑制するために


国内の経済を
ある意味殺してまでも
インフレ退治に躍起になっている。


そのためですが、
以下のグラフに示されているように


そのスピードは
過去の利上げ局面と比べて
明らかに早いことがわかります。
だとすれば・・・・


現在の株式や不動産などの
リスク資産の下げは
この程度で収まるのでしょうか?


気になるところですよね?(汗)
リーマンショック越えの恐慌がくる!?
著名な投資銀行CEOが衝撃の発言!
ついでにこちらも。


下のグラフは同じく
米国のFFレートについての推移で、
その変化を年率ベースに換算したものですが、


上で見たように
利上げのスピードだけでなく


利上げの「幅」自体も
かつて経験したことがないほど
大きいことがこうしてグラフで見ると
よくわかりますね。。。


これこそ、
『ゲーム・チェンジ』
が起きている典型的な理由なのです。
しかも。です。


今週13日に発表された
米国9月消費者物価指数は
当初の予想を上回り


総合CPIが前年比+8.2%
(前月比+0.4%)、


コアCPIも前年比+6.6%と
約40年ぶりの高い伸び率となりました。


内訳をみてみると
原油価格の下落によって
エネルギー品目は落ち着いてきたものの


逆に労働賃金を含む
サービス品目がかなりの勢いで
上昇していることがわかるかと。


企業にとって
商品価格の上げ下げよりも
給与の上げ下げの方が難しいため、
賃金のインフレは上がりにくく下がりにくい。


しかも中央銀行の
金融引き締めの効果が
出にくいから厄介なのですね。。
ちなみにですが、
世界的に有名な投資銀行でもある
JPモルガン・チェースのダイモンCEOは


S&P500指数が
現時点からさらに2割の価値を
失っても何ら驚きではないと伝えています。


そして、さらに・・・


「ドットコム・バブル崩壊や
 世界金融危機の比ではない」



なんていうコメントも。
(ザワザワ・・・・)
彼らは時に
ポジショントーク的な
発言をして物議を交わしますが、


果たして今回の発言は
単なるポジショントークか、


あるいは彼らだからこそ
知っているような極秘情報をもとに
そのような悲観的な発言となったのか?


信じるか信じないかは・・・・


あなた次第。w
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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