インフレについて
もっと長いスパンで見てみると、
ある一定の周期で、
上昇と低下を繰り返していること
リテラシーが高い
みなさんならきっとご存知かと。
インフレ率は短期では
その時々における経済環境や
金融政策によって影響を受けるため、
なかなか一定の法則性を
見いだしにくいものですが、
長期で見てみると
一定のサイクルが鮮明に
浮かび上がってくることに驚かされます。
ただ、その周期が50年とか
60年という長いものですから
ほとんどの人が
気付かないのですけどね^^
この長期的な循環サイクルは
それを発見した経済学者の名前にちなんで
『コンドラチェフサイクル』
と呼ばれています。
コンドラチェフは、
英国、米国、フランスの
それぞれの経済動向を調べ、
物価、利子、貿易、生産などの指標について
140年間に3つの山があることを発見しました。
景気循環が
50年毎に訪れるとされるもので、
技術革新が起こるサイクルと
合わせることが出来るとされています。
ここでいう技術革新とは
産業革命や鉄道の建設、電子機器の発達、
自動車の発達など比較的大きなものが該当します。
コンドラチェフの波を
具体的にイメージするために、
まずは過去の景気循環について
技術革新をテーマに振り返ってみます。
以下に景気循環サイクル
(景気が上昇して下降するまでの期間)と、
影響を及ぼした主な技術革新を年代順に記します。
▶第1のサイクル:1780~1840年代/蒸気機関、紡績機
▶第2のサイクル:1840~1890年代/鉄道、鉄鋼
▶第3のサイクル:1890~1940年代/自動車、電気、化学
▶第4のサイクル:第2次大戦後~1990年代/石油化学、電子、原子力、航空宇宙
▶第5のサイクル:1990年代~現在/デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジー
ふむふむ、なるほど。。
この理論において現在我々は
第5のサイクルの中にいると考えられますが、
直近ではAI(人工知能)やロボット、
ビッグデータ、NFT、メタバースなどの
更なる技術革新がけん引する
《次代のサイクル》が
より明確に意識されるようになった。
そう感じています。
「デジタルを制するものは
時代を制する!」
とはよく言ったものですが
あながち間違ってはないかもしれませんね^^
そう考えると・・・?
次の世界的な覇権は
現在データ技術において
世界の1歩も2歩も先に進んでいる
《中国》が重要な鍵を
握ってるのかもしれませんね!
(ざわざわ・・・・)
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