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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
円安の勢いが
止まりませんね・・・汗
ドル円相場が
1ドル140円を目指す
そんな展開が
思いの外早まる
可能性が出てきました。
6月米国消費者物価指数が
前年比+9.1%の上昇となり、
これは40年半ぶりの高い伸び。
しかもエネルギーに限れば
前年比+41.6%ととんでもないことに!
この40年ぶりに経験する
物価上昇を抑制するために
FRBは今月予定されているFOMCにて
通常の4倍にあたる
1%の大幅利上げに踏み切るのでは?
との見方が強まっています。
円安が進む主な要因としては
日米間の金利差拡大に
よるところが大きいのですが、
先日も黒田日銀総裁による
「必要があれば躊躇なく追加緩和」
とのハト派的な発言もあって、
その差は縮まるどころか
むしろますます広がっていくばかり。
エネルギーや食料など
輸入物資の高騰が続くことで
日本国民の生活に間違いなく
悪影響が出てくることでしょう。
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日本円の力が急速に弱まる中で あなたは備えが出来ていますか? |
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では、金利をあげれば良いか?
今回はそう簡単な
問題ではありませんから
事態はより深刻です。。
金利上昇によって
借入コストが上昇すれば
金融機関から借入している企業も
住宅ローンを抱えている国民も
かなりの痛手を負うことで
景気が一段と悪くなることが
容易に想像できます。
そもそも
国債の債務利払いだけで
何兆、いや何十兆円も吹っ飛ぶので
日銀も金利を上げたくても上げられません。
まるで袋小路状態・・・涙
そんな状況を見据えて
海外の機関投資家から
猛烈な売りを仕掛けられていますが、
今は必死に指値オペで対応し、
金利上昇を抑えなくてはならない。
出ないと、、、、
【日本円崩壊】
↓
【ハイパーインフレ】
まさしく最悪の事態だけは
絶対に避けなくてはならないのです!
我々GIAは以前から
日本のリスクについて
何度も取り上げてきました。
リスクを回避する手段として
「資産分散」「通貨分散」の必要性を
繰り返し繰り返し説いてきたのですが、
あなたはきちんと理解し、
コツコツと周到に準備を進め
現状の円安に対処できているでしょうか?
今の日銀の姿勢を見ている限り、
世界的に大きな《リスクオフ》
危機回避的な局面にならない限りは
円安がさらに高進する可能性が高いです。
為替相場や金融政策については
我々がコントロール出来るものではありません。
コントロール出来るのは
「自らの資産ポートフォリオをどうするか」
これは自分の意思次第で
どのようにでもコントロール可能なはず。
もしかすると、
あまり時間は残されて
いないかもしれませんが、
今以上の円安になっても
将来のライフプランが崩れないように
「インフレ」と「円安」に対する
備えがまだ出来ていない人は
今すぐ行動に移すことをお勧めします!
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海外の物価は日本より高い?安い? 世界最大級のデータベースは必見! |
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さて、現在日本でも
これまで以上に《物価》に対する
意識の高まりがみられています。
大変な企業努力により
未だ日本の消費者物価指数は
前年比で2〜3%程度と
低いままで収まっています。
ただ、6月の企業物価指数は
前年比+9.2%と16カ月連続上昇してますので、
今後末端価格へ転嫁せざるを得ず、
値上げのラッシュが続くことでしょう。
海外では日本より深刻で、
特に欧米諸国では40年以上ぶりの
物価高騰で悲鳴が上がっています。
足元の物価上昇率が
酷い状態になりつつありますが、
そもそもの諸外国における
物価水準は日本と比べてどの程度なのか?
ご存知でしょうか?
実は海外の物価レベルを知るのに
とても役立つサイトがあるのでご紹介します。
このサイトでは
世界中の都市の様々な地域の
データベースが含まれており、
生活コストだけではなく、
不動産価格、ヘルスケア、
交通情報、犯罪率、人口などの情報を
国や都市ごとに
調べることが可能なのです。
また、以下にあるように
生活費 (Cost of Living) に関することだけでも
様々な切り口が
用意されているのは驚きですし、
実際に様々な調べごとに役に立ちます。
Numbeoには、
大量の情報が詰まっているので
一つの地域の
情報すべてを見るのさえ
かなり大変ではありますが、
海外移住を検討する際、
もしくは海外旅行する際に
これらの情報をもとに調べれば
ものすごく役に立つはずなので、
覚えておいて損はありません。
今日はいくつか気になる点を
ピックアップしてご紹介していきます^^
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ニューヨーク州での生活コストは 東京の約◯倍と言う驚きの事実! |
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まず最初に紹介するのは
世界の主要都市における
生活コストの比較です。
そもそもこのデータベースでは
米・ニューヨーク州を基準=100として
全て指標化されているのが特徴です。
もし80と表示されていれば
その国・地域はニューヨーク州より
20%生活コストが安いという意味です。
以下のグラフは
主要都市別の生活コストの比較で、
日本・東京は『72』となっています。
オーストラリア・シドニーや
イギリス・ロンドンとほぼ同レベル、
ドイツ・ベルリンや
中国・北京よりは高いことがわかります。
もし、現在東京に住んでいて
毎月の生活コストが65万円かかる場合
(上記数字に家賃も含む)
ニューヨーク州で
同レベルの生活を維持するためには
1,222,132.61円 (8,917.37$) を
支払わないといけないそうです。
(※2022年7月15日時点での為替適用)
これは東京での生活コストの
《約2倍》に相当しますから、
現在のニューヨーク州は
いかに生活コストが高いかを
物語っていることがわかります。
なお、東京と
ニューヨーク州との
主な点での比較は以下の通り。
基本全ての項目で
東京よりも上回っている中で、
特に家賃については
東京の2倍となっています。
(2倍はさすがにキツイな・・・汗)
私ごとで恐縮ですが
今夏から息子がニューヨーク州へ
留学するために渡米するのですが、
この物価水準を考えると
親として顔で笑って
心で泣いていることは
言うまでもありません・・・涙
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日本は食費(食事)において コスパ・ナンバーワン間違いなし! |
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上記は主要都市との比較でしたが、
国単位で見た時はどうでしょうか?
それが下のグラフです。
日本全体では
『62.77』となっていて
欧米諸国とほぼ同じ水準に
あるのがわかります。
個人的な肌感覚では
欧米諸国に対して
日本は1割程度は安いかな?
そう思っていますので
この結果に少し驚いています。
特に食費については
この素晴らしい味に対して
こんな安い値段はあり得なく、
「世界一コストパフォーマンスが良い!」
と本気で思っているほどです。
世界を見渡した時、
スイスや北欧諸国は
やはり物価が高いですね。
また、アジア圏域では
シンガポールや香港、
オーストラリアが日本より
物価が高いことが示されています。
特に家賃については
香港とシンガポールが
世界の中でも2位と3位にランクイン。
確かに両方とも
ホテルでの宿泊費も高いので
毎回行くたびに冷や汗が出ます・・。
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国内で経済格差が大きい新興国では 物価が全然違うから要注意! |
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一方、日本から地理的に近く
物価が安くて日本人に人気の
《ASEAN諸国》はどうでしょうか?
以下のランキングは
Rent (家賃) を含めた順になっていますが
シンガポールはさておき
意外にもカンボジアと
ブルネイが上位に来ています。
それ以下ではタイ・ベトナム・
マレーシア・フィリピンと続き、
ASEAN諸国の中では
インドネシアが最も
生活コストが安い国だと
このデータ上は評価されています。
私も確か2015年に
インドネシアのジャカルタに
現地視察へ行きましたが、
そこまで物価が安い
イメージはなかったので意外でした。
と、ここで
このランキングをみる際に
重要な点を見落としているのに気づきました。
こちらは各都市ごとの
ランキングに置き換えたものです。
フィリピンは国全体で見ると
ASEAN諸国の中で下から3番目でしたが、
ビジネスの中心地である
マカティは上から4番目、
街の再開発が進行中の
ケソン市も5番目に入っています。
また先ほど国別で
最下位だったインドネシアの
バリが7位、ジャカルタも13位に。
このことから、
首都など特定の都市では
やはり物価がそれなりに高いですが、
その他の都市やエリアでは
ガクンと物価が下がってしまうので
特に新興国のように
国内での経済格差が大きい場合は、
国単位でみた時に
先ほどのような歪みというか
影響が薄まってしまうことがわかりました。
いかがでしたでしょうか?
多くの経済指標は
《国単位》となっていることから
生活費も国別比較だと
わかりやすいかもしれません。
ただし、
海外旅行するにしても
海外移住するにしても
その国ではなく
その街・都市に行く訳で、
同じ国でも
都市によって
生活コストはガラッと
変わることもよくあるので
こうしたデータを見る際には
やはり都市単位で見ることをお勧めします!
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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