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みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。
今週のGIA通信は、
間違いなく来年以降の
大きなテーマになるであろう
・『利上げ』
・『インフレ』
・『債務残高』
について取り上げています。
文面に限りもあるので、
全てを深掘りできてはいませんが、
どれも投資家にとって
大きな関心事項でしょうし、
全てが絶妙に絡みあいながら作用します。
この辺の関連性とメカニズム、
そして投資環境の変化を知ることが大切。
なぜならば、
相場が大きな転換期を迎えるときは、
ボラティリティーの高さから
リスクは高まりますが、
一方でそれをチャンスに変えて、
資産を大きく伸ばすことも可能になるからですね!
世界で今どんな動きが
起きつつあるのか
まずは今週のGIA通信で
軽く頭の準備運動をしましょう!w
今週もよろしくお願いします!
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米国が量的緩和縮小へ動く中 先進国で初の利上げを決行した国 |
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米国の政策金利を決定する会合
【FOMC(米連邦公開市場委員会)】
が先週開催され
資産購入を
現行ペースで継続すること、
そして政策金利を
0.00-0.25%に据え置きし、
実質ゼロ金利維持を決定。
さらには、11月から
債券買い入れプログラムの縮小
(= テーパリング)を開始し、
来年の半ばにはそれを
終了させると明言しました。
肝心の『利上げ』については
具体的な発言は控えたものの、
FRBの主要なメンバーや
市場関係者の中では、
22年中の利上げを見込む
声が多いようです。
この流れを受けてというよりも、
事前に汲み取っていたのも含めて、
各国中央銀行は
インフレ率上昇への懸念や
具体的な出口戦略を見据えて
金融政策の正常化へ動き出しています。
23日にノルウェー中央銀行は、
新型コロナの感染拡大を受けて
昨年春にゼロ%に引き下げていた
政策金利を0.25%に引き上げました。
その前の週に
ロシアとペルーが、
先週はハンガリーと韓国が、
そして今週9月30日には
メキシコが政策金利を0.25%引き上げて
+4.75%にすることを発表するなど、
新興国の間では
インフレ警戒感から
利上げに転じる国も増えていました。
そんな中で
主要先進国*としては、
今回のノルウェーが
コロナ危機後で初の利上げとなりました。
注)
主要先進国:オーストラリア、カナダ、スイス、デンマーク、ユーロ圏、英国、日本、ノルウェー、 ニュージーランド、スウェーデン、米国。
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利上げを実施した国に
共通して言えることは、
《インフレ率の上昇》です。
下のグラフはノルウェー、
ハンガリー、ブラジルの3カ国の
消費者物価指数(CPI) の推移ですが、
ハンガリーとノルウェーは
8月に前年比+4.9%、+3.4%とそれぞれ上昇。
両国のインフレ目標は、
それぞれ+3%と+2%ですから、
足元の物価水準は
これを大幅に上回っていることから
利上げに繋がったと考えられます。
ブラジルでは、
今年3月から断続的に
計4.25%もの利上げを行ってきたものの、
直近のインフレ率が
前年比で10%を上回るなど、
インフレ抑制には至っていません。
(ピクテ投信投資顧問「最近の各国の金融政策の動向」から引用)
ちなみに、
ノルウェーの不動産市場は
とても堅調な動きを見せており、
2008年のリーマンショック時を除き
過去25年間に渡ってほぼ一本調子で
上昇を続けてきています。
1995年対比で
名目ベース(nominal)で約6倍、
インフレの影響を考慮した
実質ベース(real)でも約4倍に上昇。
海外で不動産投資をするのであれば、
こういう国に投資をしていくのが
理想的とも言えますね!
(Global Property Guideから抜粋)
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金余りで投資マネーが不動産に! 世界で最もホットな市場は◯◯だ! |
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せっかく不動産ネタが出たので
もう少し話を広げちゃいます^^
みなさんもご存知の通り、
現在は米国を筆頭に、
世界各国の不動産市場で
右肩上がりの価格形成が見られます。
これは、
ウィズコロナにおいて
徐々に景気回復が進展していくなかで
需給面からのインフレ圧力の高まりに加えて、
低金利(もしくはゼロ金利)の長期化で
人々が金融機関からお金を借りやすく、
不動産を購入しやすい環境が
継続していることが大きな理由と考えられます。
下の表は
世界中の不動産価格データを扱う
【Global Propterty Guide】が出している
2021年第二四半期時点における
不動産価格の伸びを国別に並べたものですが、
ノルウェー以外にも
軒並み前年比で2桁の伸びが
続出しているのがわかります。
まるでコロナ禍とは思えないほどの
景気が良い数字が並んでいますね・・汗
これらの国の中で
最も価格の伸びが著しい国は
南半球にある《ニュージーランド》。
前の四半期に比べて
▲2.04%ほど下落したものの、
前年対比では+24.18%と絶好調!
ちなみにニュージーランドの
不動産情報を取り扱っているREINZによると
2021年8月における
ニュージーランド全土の
平均住宅価格はNZ$850,000(約6600万円)で、
昨年同月の
NZ$677,400(約5250万円)から
約25.5%上昇したと伝えています。
各都市別のデータでも
軒並み同様の伸びを示しており、
全土に渡って不動産市場が
活況なことがわかります。
データが取れる
1992年からは約8倍も上昇!
ニュージーランド 、ヤバいです・・・汗
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今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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