画像がうまく表示されない方は、
こちらのWEBページをご覧ください。
GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.306
当たれば混乱確実!?2019年世界大胆予測
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


素敵な日曜日をお過ごしですか^ ^?


続きは【編集後記】にて
未来が分かれば誰も苦労しない・・・
あなたの予測は当たり?ハズレ?
毎年この時期になると、
様々なメディア・雑誌などで


「2019年○○大予測!」


などの言葉が目につきます。


どの媒体の情報が定かなのか?


こればかりは
終わってみないと
正確なことはわかりませんし、


まして予言者でもないので、
予測の全てが当たることなど、
ありません。。。
(当たったとしても2つか3つ程度)


ただ、
様々な情報を読み取り、
ある一定の仮定なり前提をおき、


その上で実現する可能性の
高いものから低いものまでを、
ケーススタディをして予測していく。


そのアウトプット(予測)は、
どれも読者の関心を引きつけるものですが、


それよりも、
本物の投資家になるためには、
それらの予測を打ち出した
経緯なり根拠を知り、学ぶことで、


海外投資で勝っていく上で
必要なリテラシーが身につき、
特についつい脇が甘くなりつつある、
リスク管理についての考え方を学べる
とても良い教材になっています。
そして様々な媒体がある中で、
私が個人的に毎年注目しているもの。


それは、
デンマークに本社を構える
デリバティブ取引の世界的大手である


サクソバンク社の100%子会社
『サクソバンク証券』が出す予測。


この会社が出す「大胆予測」は、
実際には起こる可能性は低いものの、


現実に起こった場合には、
世界市場に多大な影響を及ぼす
10つのテーマを取り上げるもので、


もうかれこれ10年以上も、
このような予測発表を続けています。


2017年のブレグジット
(英国のEU離脱)を言い当てた
ことでも知られる同社ですが、


2018年の大胆予測は以下の通りでした。


-------------------------------

■2018年大胆予測(2017年末発表)

1.アメリカでは財務省が舵を握り、FRBが独立性を喪失
2.日銀、統制力を失いイールドカーブ・コントロール政策の放棄へ
3.中国が人民元建て原油先物取引を開始
4.S&P500の突然の「フラッシュクラッシュ」によりボラティリティ急上昇
5.アメリカ有権者が2018年中間選挙で左傾化、債券利回りが急上昇
6.「オーストリア・ハンガリー帝国」、EUの敵対的乗っ取りを開始
7.政府の逆襲によって投資家のビットコイン離れが進む
8.「アフリカの春」の後、南アフリカが復活
9.TencentがAppleを抑え、時価総額世界トップに
10.女性が企業内での権力を握る


-------------------------------



このレポートが


++++++++++++++++
実際には起こる可能性は低いものの、
現実に起こった場合には、
世界市場に多大な影響を及ぼす
++++++++++++++++



的なものなので、


予測が当たらなかった
=比較的平和な一年だった


と解釈できるでしょうし、
(これはこれでよかった・・・)


事実、2018年は、
前年の2017年に引き続き、
世界のリスク資産にとって
ボラティリティがとても小さく、


世界的にみても
とても良かった一年だった
と概ね評価されています。


幸いにして、
今年の彼らの予測が外れましたが、
その中でも強いて挙げるとすれば、


下落の原因が違うものの
(政府の逆襲ではない)、
投資家のビットコイン離れが進み、


2018年年初から比べて
約70%程度価格が下がったことは、
『アタリ』と言えるかもしれませんね。
2019年の主役はやはりこの人か!?
サクソバンクが出した10つの予測
さて、そんな毎年興味深い
予測を出している彼らですが、
気になる今年の予測はどうでしょうか?


早速ご紹介しましょう。


-------------------------------

■2019年大胆予測(2018年末発表)

1.EUがデットジュビリーを表明
2.アップル、テスラを1株当たり$520で買収する「資金は確保」
3.トランプ大統領がFRB議長に「お前はクビだ」
4.コービンの首相就任でGBPUSEDは1.00へ
5.企業の信用収縮でネットフリックスがGEの流れ弾に当たる
6.豪州は四大銀行を国有化後、
 “豪州版TARP(不良債権救済プログラム)”を導入
7.ドイツが景気後退期に突入
8.X線等級の太陽フレアが大混乱を招き、2兆ドルの損害が発生
9.気候変動に対するパニックが広がり、世界通行税法が成立
10.IMFと世銀がGDPを評価するのではなく、生産性に焦点をあてると発表


-------------------------------


いかがでしょうか?


少し難しい表現があるので、
何を指しているのかパッと見て
わからないものありますね、、、苦笑


確かにこの中で、
一つでも実現するものが出てきたら、
世界経済にそれなりの大きな損害、
インパクトを与えることになるでしょう。


個々の解説は、
他のメディアで詳しく
書かれているので割愛するとして、


私個人的に、この中で
注目しているものとしては、


『トランプ大統領がFRB議長に「お前はクビだ」』


やはり、これですね!


実際に先々週あたりから、
アメリカ国内での混乱が
世界金融市場に動揺を与えています。


マティス米国防長官の
突然の辞任発表に始まり、
一部の政府機関は議会の「ねじれ」から、
つなぎ予算を可決できずに閉鎖。


さらには、
トランプ大統領がパウエル議長の
解任を議論しているとの報道から、


NYダウ平均株価は
一時期最大で▲2800ドル、
足元若干反発しているものの、
それでも月初から約12%も下落。


『アメリカ・ファースト』
『保護主義政策』



数々のトランプ大統領流の
政治改革を進めてきたことで、
株価も最高値を更新してきたものの、


このままいけば、
3年ぶりに前年比下落で、
越年することになりそう・・・。


これは、
トランプ大統領にとって、
就任後初めてのことであり、


これまで再三FRBに対して
苦情を投げかけてきたにもかかわらず、
FRBが12月の追加利上げに踏み切り、
その結果がこうなったことで、


プチッという音が
聞こえてきたか、来ないか、、、汗


あのジャイアン・・・


いや、、、もとい。


トランプ大統領なら
やりかねませんね、、、、
▲何やら後ろの視線が気になりますね・・・汗



何れにしても、
他の予測と比べると、
起こりうる確率としては、
かなり高いのではないかと。


ただ、もし実現すれば、
国の中央銀行の独立性が
損なわれることを意味し、


米国のみならず、
世界経済までもが
相当な混乱を引き起こすことに
繋がりうるかもしれません・・・


何とか無事に11月の
中間選挙を乗り越えた
トランプ政権ですが、


中国との貿易戦争も
まだまだ先行き不透明ですし、
大統領の鶴の一声で、
大きな転換をせざるを得ない
ことも今後も出てくることでしょう。


やはり2019年も、
アメリカの動きから
目を離すことはできません。


皆さんなりの、
2019年の予測はどんなものでしょうか?


率直なご意見なり感想を
聞かせて頂ければ嬉しいです。
予期せぬ出来事が起きたとしても
負けないポートフォリオを作る!
もちろんこういった予測に、
我々が右往左往しても仕方ありません。


世界経済が混乱しようとも、
我々の資産形成に影響が出ないよう、


常に守りを固めつつ、
筋肉質なポートフォリオを
構築しておくことが大事です。


もっと言えば、
こうした混乱から発生する
ピンチなり歪みというものを、
資産構築するチャンスに変えるべく、


周到に準備を進め、
虎視眈々とその時を狙う、、、


そうした素晴らしい投資家が
この読者の中にいることを信じていますし、


まずは我々がそれを実践し、
このメルマガを通して
皆さんにお伝えしていくことを
2019年も続けていきたいと思います。



そんな中で、
我々なりの2019年における
仮説なり予測を皆さんとシェアする、
そんな場をご用意しています。
こちらのセミナーでは、
2018年の投資環境を振り返りつつ、
我々として何に着目し、どう動いたのか、


そしてその結果、
今どうなっていて、
2019年はどう動くと思うのか、


その辺を
PDCAサイクルとともに
振り返ってみたいと思います。


また、なかなか普段の
メルマガではお伝えしきれない、
詐欺案件の見極め方とその対処方法など、
2018年に実際に起きた実例を挙げながら、
業界の裏側もお見せします。


さらには今回、
特別ゲストをお呼びしています。


現在、
グローバル株式ストラテジストとして、
優良グローバル上場企業の経営層や、
投資銀行のエコノミスト・
ストラテジストとの戦略ミーティングを
数々こなしている志村氏をお招きして、


2019年の
世界経済の行方についての
貴重な意見・アドバイスは、
間違いなく2019年における
皆さんの投資活動の指針に
役立つものになるでしょう。


そして、
ビットコインをはじめとして、
軒並み暗号通貨の暴落が続く中、


大きな結果を出している『CROSS』の、
中西氏にも直接登壇頂き、


プロジェクト側視点からの本音や裏情報、
今後の暗号通貨市場への見解などを、
熱く語っていただく予定です。



残念ながら、
今回特別にご用意した『VIP席』は、
ご好評につき満員御礼、完売となりました。


ただ、お席は違えど、
聞ける話は全く同じですので、
一般席での受講はお得です。
一般席も残りわずかですが、
2019年投資で失敗したくない方は、
ぜひ会場までお越しください。
編集後記
2017年末に書いたメルマガ(vol.255)。


せっかくなので、
その時の思いを抜粋しておきます。
2018年もそうしたトレンド
つまり、日本人が海外にお金を
出しにくい環境は変わらない
あるいはますます厳しくなっていくことが
容易に予想される中で


「強い者、頭の良い者が生き残るのではない。
 変化するものが生き残るのだ・・・」


というダーウィンの言葉にもあるように
環境の変化に対してその都度適切に
そして柔軟に対応していくことが重要です。


どれだけ大きな資産を持っていたとしても
どれだけ豊富な知識を有していたとしても


常にアンテナ高く情報を取り
学びを続け、実践を繰り返していく人に
最後は決して勝ることはできません。


このGIA通信を読むことだけで
成功者になることなどあり得ませんし
誰でも簡単にお金が手に入るような
マジックを提供する訳でもありません。


ただ、国がもう自分を
守ってくれるような時代ではなく
さらには情報弱者からお金を
毟り取ろうとするおかしな連中がいる中で


自らが情報武装をし
そうした環境の中で戦い
生き残っていくしかないのです。


引き続き来年以降も
みなさんの資産形成・資産運用に
プラスになる情報・ネタを海外から
発信していけるように頑張っていきます。
2019年。


世界経済にとって、
景気の減速あるいは
転換期を迎えることが
予測されている状況の中で、


我々としていかにそれに
引きずられずに順応していくか。


アカデミーはアカデミーらしく、
幅広い視野から物事を分析し、
学びと実践を繰り返しながら、
変化→進化を遂げていきます。
今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
※本メールの内容は事前の書面による許可なく複製、複写、転載、転送する事を禁じます。
※本メールは、投資にご興味を持って頂いた方に特別にお送りしているメルマガで、投資学習用に作成されています。
 記載されている内容は、情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。
※ご紹介している事例や数値、市場動向の見通しなどは、この文章を書いた時点での数値を元にした参考例であり、
 将来の利回りや運用成果、市場環境の変動等を保証するものではありません
バックナンバーはこちら
メールアドレスの変更配信解除利用規約個人情報保護の方針お問い合わせ

※メールマガジン配信設定後に退会された場合、退会当日、または翌日にメールが届く場合があります。
何卒ご了承ください。

Global Investment Academy
Rm.804, Boss Commercial Centre, 28 Ferry Street, Jordan, Kowloon, Hong Kong
info@academy-global-investment.com

Copyright(C) GLOBAL INVESTMENT ACADEMY All Rights Reserved.

このメールはGIA通信に登録された方にお送りしております。