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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.284
超穴場!日本から最も近いヨーロッパ
みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。


災害レベルの猛烈な暑さが
ひと段落したと思ったら・・・


今度は大型台風が
いつもとは違った経路で日本列島に上陸と、、


もう踏んだり蹴ったりですね、、、涙


犠牲者が出ないように祈っていますが
皆さんもどうかくれぐれもお気を付けください。
中国と韓国からの観光客で大賑わい
「日本から一番近いヨーロッパ」
先々週、私はカンボジア・
プノンペンに行っておりましたが、
先週末から今週にかけては
ロシア・ウラジオストックへ行ってきました!
▲後ろはウラジオストック空港。ロシア語全然読めません・・・汗



今回の渡航の主な目的としては
ここの地方銀行に銀行口座を持っていて、
そのインターネットバンキング専用の
カードの有効期限が切れてしまったために
再発行の手続きをしにきました。
(ネットバンキングが使えないと何かと困るのです・・汗)


前回この地を訪れてから2年が経過・・・


久し振りにウラジオストックを訪れましたが、
人の多さ、増え方にびっくり!


急激に増えたのは、
中国と韓国からの観光客。


2年前と比べて5倍・・・
いや、、、10倍くらいは増えたイメージがあります。
▲韓流ドラマのロケ地にでもなったのでしょうか・・?
▲ウラジオストック駅のホームでも記念撮影のツアー客
▲観光スポットにはバスが列をなして停車中
ウラジオストックは
まだまだ日本人にとって馴染みも薄く、
すぐに場所を言える人も少ないかと思いますが、
近隣諸国では観光スポットとしても人気が出ているようです。


今週のGIA通信では
「日本から一番近いヨーロッパ」でもある
ロシア・ウラジオストックについて
視察時の写真と動画を交えながら
少し取り上げて見たいと思います。
日本人にあまり馴染みのない
「ウラジオストック」ってどんな街?
ウラジオストックは、
ロシアの極東部に位置する都市で、
沿海地方(プリモールスキイ地方)の州都です。


ロシアって日本から遠く感じますが
実はこのウラジオストックは、
東京成田空港からたった2時間程度で行ける
『日本から最も近いヨーロッパ』として有名なのです。


2時間って
東京から福岡に行く感じの距離ですし
香港、上海に行くよりも近いんです!笑


札幌とほぼ同緯度に位置していることから、
気温はほぼ同じようなものですし、
冬でも港が凍らない「不凍港」として
貿易が非常に栄えています。


また不思議なことに、
東京よりも西に位置しながら、
時間が1時間早く進んでいます。
(東京が15時であれば、ウラジオストックは16時)
かつてはロシアの極東政策の拠点となる
軍事・商業都市だったようですが、
1958年からソ連の崩壊する1991年まで、


ごく一部を除いて、
外国人の居住とソ連国民を含む
市外居住者の立ち入りが禁止されていました。


今からわずか、27年前のお話です。


ウラジオストックに行けばわかりますが
ヨーロッパの古き良き時代を感じさせる
格式高い建物がとても多いですし
かつて閉鎖されていた都市とは思いません。
また、海(正確には湾)に面していることや
街には急な坂が多いことから
『東洋のサンフランシスコ』
なんていう呼ばれ方もするそうです。


主な産業は
造船業と漁業、軍港関連産業でしたが、
日本と韓国からの中古車の輸入や、
電気製品の個人的な輸入、さらには、
海産物と森林(木々)の密輸もかなり行われていたようです。


2012年のAPECのサミット以降
ようやく本格的な開発が始まり、
街も少しずつ開けていきましたが
それでも人口は約60万人にとどまっています。


街の中心部にあるウラジオストック駅は、
世界最長のシベリア鉄道の東の始発駅としても有名で、
終点のモスクワまでは電車で約1週間かかるらしいです ^ ^
▲ウラジオストック駅構内から動画収録中の一コマ



ロシアの1人当たりのGDPは、
通貨安の影響で下がっており、
現在1万米ドルとマレーシアと同程度となります。


物価は輸入品・贅沢品などは総じて高いですが
パンや野菜、果物などは安いですね。


ただ、現在の所得水準からすると、
この物価では市民の生活は決して楽ではなく、
将来の生活にもかなり不安(不満)を持っている
ものと思われます。
▲一つのバケツで40〜80円と驚愕の安さのじゃがいも
▲海産物は種類も豊富で安い!
▲一方で電化製品はかなり高い(百均でも買えそうな時計が約3000円!)



ウラジオストックへ渡航するには
事前にロシア大使館にて渡航ビザの
申請が必要だったのですが、


昨年8月から電子ビザでの取得が可能となり
ハードルが一気に下がったことから、
現在日本からも多くの観光客が
この地を訪れるようになりました。


皆さんもぜひ一度
ウラジオストックへ行ってみてはいかがですか?
暴落したロシアルーブルを狙え!
高金利x為替差益の定期預金はオススメ
さて、ウラジオストックの紹介は以上として、
なぜ我々がこの地に目をつけたのか、
その理由について簡単にお話しします。


ご存知の通り、
ロシアは2014年の終わり頃に
アメリカからの経済制裁の影響を受け、
ロシアルーブルが大幅に下落しました。


それまで1ルーブル3円程度だったものが
半値近くの1ルーブル1.7円近くまで下がりました。
(2016年2月には1.4円近くまで暴落)
その国の通貨が下がる(円の価値が上がる)ことは
我々からしてその国のモノが
安く買えるチャンスということで当初は


「ロシア不動産の大バーゲンセールだ!」


と、かなり意気込んだのですが、


現地に入っての
様々な調査・ヒアリングを通して
物件の管理体制や建物の品質、
複雑な税務処理など予想以上にハードルが高く、


結局この地での不動産投資については
リスクが高いと判断し、見送ることにしました。


ただ、当時のロシアルーブルの
為替水準はかなり魅力的でしたので、
ロシア国内での銀行にて
ルーブル建の外貨定期預金に
そのチャンスを見いだしました。


しかし、、、


外国人である我々は
ロシア国内の銀行での定期預金はおろか、
口座を持つことさえほとんどできません・・・涙


チャンスは目の前にありながら
泣く泣く諦めるしかないか、、と思っていた矢先、


あるロシア人と運よく出会い
その彼の献身的なサポートのもと
ある地方銀行がパスポートと
簡単な書類の提出だけでOKということがわかり、
私を含め、これまで多くのお客様にご紹介してきました。
こちら下のチャートは、
私が実際に行なっている
ルーブル建の定期預金の金額と
利回りの推移を示したものです。
(最初の半年はデータ取り損ねました・・)
当初元金として225,000ルーブルを預け入れ
ちょうど今3年が経過したところです。
(青色棒グラフが元金、赤色棒グラフが利息、
緑色の折れ線グラフが年換算の利回り)


金利は最初6ヶ月の定期でスタートし、
その当時の金利は年利12.0%でした。
▲定期預金開設当時の金利表(2015年4月)


その後は1年定期に変更し、
毎年自動更新を繰り返してきました。


金利は9.8% → 9.0% → 7.0%
と段階的に下がっていきました。


金利が下がることは
残念なことに思えますが、
基本リスクとリターンはバランスしますので、


よりロシア全体の景気・経済が
安定してきた証拠だと考えられますし、
リスクが抑えられてきた
良い傾向であると考えています。



なお、利息については、
毎月受け取るのか、
満期後に1年分纏めて受け取るのか、
それぞれ契約時に選択することが出来ます。


私の場合、毎月受け取ることを選択しました。
なぜなら、複利で運用するができるからです。


よって、グラフで示されているように
1年定期預金で預金金利は固定ですが、
年換算の利回りが毎月徐々に
上昇しているのがわかるかと思います。


効果的な資産形成には、
この”複利”の考え方はとても大切なのです。


さらに面白いのがこちらのグラフ。
同期間での
ルーブル建での利回りと
円建ての利回りを比較したものです。
(為替は毎月の平均値を適用)


これによると、
多少円安/ルーブル高になった
2016年末から2017年中旬までは
明らかに円建てでの利回りが高くなっています。


これは単に参考までに比較しただけで、
最終的には解約する時点での為替が適用されるので、
為替差益が出るのか差損になってしまうのか
現時点ではわかりませんが、


ここ数ヶ月原油価格が上昇していることから、
産油国でもあるロシアの経済は、
徐々に落ち着きを取り戻してきていますし、


中長期的には今よりもルーブル高/円安方向へ
行くと個人的にはみていますので、
しばらくは温かく見守りたいなと思っています。
▲いつもお世話になっている銀行本店の前で



それでは最後に・・・
景色の良いカフェで撮影した動画を
ご覧いただき、今週は終わりたいと思います。
以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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