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GLOBAL INVESTMENT ACADEMY GIA通信 Vol.265
世界で最も投資に適している国は?
みなさん、こんにちは。


Global Investment Academyの
両角です。


お客様に投資商品のご紹介なり
お話をする際に注意していることとして


まず商品の知識をつけることは
最低限当たり前のこととして
やはり自らが経験・実践した上で
その魅力をお伝えしたいと考えています。


また、投資案件を作る(探す)段階では
やはりその土地にがっつり入り込むのも
とても大切なことだと思っていますが


まだ一度も行ったことがなく
とても気になってる国があります。


それは・・・・?
続きは【編集後記】にて
海外で投資をする際に
何を重要視しているのか?
我々が世界中から
面白い投資案件を発掘してくるときに
いくつか大切にしている基準・考えがあります。


投資したお金がきちんと保全され
自らの権利が法律によって守られるのか。


これは最重要課題です。


いくら大きなリターンが期待できたとしても
知らないうちに大切な資産が
第三者の手に渡っていた・・・


そんな笑い事のような話は
日本の常識からして信じがたいですが
海外投資の世界に身を投じていると
そんな出来事に出くわすことも
決して少なくありません。


最終的には概ね
リターンとリスクはバランスするので
期待するリターンが高ければ良い
という訳ではありませんし


逆にリスクを恐れるが故に
リターンを低く抑えてしまうと
せっかく海外という大きな伸び代を
持ったマーケットを十分生かし切れずに
終わってしまうことにもなりかねません。



では、資産運用の場で何を重要視するのか?



それぞれの属性や
目指すべきゴールの違いによって
選択すべき方法なり
取るべき道は変わりますので


一概に「どの国が一番!」とか
「この商品がベストです!」
いうことはなかなか言いづらいのですが


それでもやはり
様々な尺度・観点から考えた場合に
いくつか外せない条件があります。


わかりやすい例をあげるなら
その国の人口統計は必ず確認します。


国が中長期的に成長するためには
その国の人口が増えていく必要があります。


もちろん
他の国からの人の受け入れ
つまり「移民政策」を打ち出し
戦略的に人口を伸ばそうとしている国も
当然ながら対象になってきます。
(移民政策の是非はここでは問いません)


また一方で
ただ単に人口が増えるといっても
お年寄りの人口・割合が増えても意味がありません。


人口ピラミッドをみて
若い人口が多い綺麗な三角形であれば
社会保障などの経済的負担は少なくすみますし
中長期的に成長していくと考えられます。


特にその国の産業・経済を支えて行くであろう
15〜65歳の労働人口の割合がどの程度あって
今後どのように推移していくのか
その辺も押さえておく必要があります。


この観点でいえば
やはりASEAN諸国は
資産形成・資産運用を行う上で
重要なマーケットとして期待できますが
国によっては法整備の問題がネックに
なることもあるので注意が必要です。
世界の経済界におけるキーパーソンが選ぶ
「世界で投資に適している国」とは?
さて、先日USニューズ&ワールド・レポート誌は
「2018年に投資するのに最も適した国」
ランキングを発表しました。


このランキングを作成するにあたり
同誌は世界約80カ国の2万1000人以上を対象に
文化的影響や起業家精神、生活の質など
65の異なる特性を調査し


その内、8つの特性 ――
「起業家精神」「経済的安定性」「税制優遇」
「イノベーション」「技能労働者」
「技術的専門性」「ダイナミズム」「腐敗」

に絞って、経済界におけるキーパーソン
6000人超の回答に注目、ランキングを作りました。


あなたの気になっている国は
一体、第何位になっているでしょうか?


早速そのランキングの中から
まずは20位〜11位を紹介します。


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◇20位:チリ

◇19位:フランス

◇18位:ブラジル

◇17位:イギリス

◇16位:オランダ

◇15位:アイルランド

◇14位:トルコ

◇13位:ウルグアイ

◇12位:フィンランド

◇11位:チェコ

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こうやってみてみると
ほとんどがヨーロッパの国々
+南米の3か国が入りました。


南米についての情報が少ないので
詳細なことはわかりませんが
ヨーロッパはやはり法整備が整っていて
安心して投資できる環境が揃っていること


さらには「起業家精神」
「イノベーション」などの項目にて
高い評価・支持を受けたようです。
では、引き続き
10位〜6位までを見ていきましょう。
(注意:数値・指標は2016年のもの)


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◇10位:オマーン

・人口:440万人
・GDP:663億ドル
・GDP成長率:3.3%


◇9位:インド

・人口:13億人
・GDP:2.3兆ドル
・GDP成長率:7.1%


◇8位:タイ

・人口:6890万人
・GDP:4068億ドル
・GDP成長率:3.2%


◇7位:スペイン

・人口:4640万人
・GDP:1.2兆ドル
・GDP成長率:3.3%


◇6位:オーストラリア

・人口:2410万人
・GDP:1.2兆ドル
・GDP成長率:2.8%

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ここにきて
ようやくインドやタイといった
アジアの国がランクインとなりました。


オーストラリアは
どの項目においても
比較的高い評価になりましたが


特に高い生活の質や豊かな国民性、
さらにはビジネスに対する開放的な点が
高い評価・支持を受けています。
気になるトップ5はどこか?
そして最も投資に適している国は一体・・?
さあ、最後に
トップ5をご紹介しましょう!


やはりあの国がトップか、、、


いや、まさかの・・・!?


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◇5位:シンガポール

・人口:560万人
・GDP:2970億ドル
・GDP成長率:2.0%
・経済収支:560億ドル(世界第8位/190カ国中)
・失業率:2.1%(世界105位/109カ国中)
・国際競争力:5.7(世界第3位/137カ国中)
・ビックマック価格:486円(世界21位/56カ国中)

◇4位:マレーシア

・人口:3120万人
・GDP:2964億ドル
・GDP成長率:4.2%
・経済収支:70億ドル(世界第23位/190カ国中)
・失業率:3.5%(世界97位/109カ国中)
・国際競争力:5.2(世界第23位/137カ国中)
・ビックマック価格:252円(世界54位/56カ国中)


◇3位:ポーランド

・人口:3790万人
・GDP:4695億ドル
・GDP成長率:2.9%
・経済収支:▲10億ドル(世界第117位/190カ国中)
・失業率:6.2%(世界61位/109カ国中)
・国際競争力:4.6(世界第39位/137カ国中)
・ビックマック価格:328円(世界43位/56カ国中)

◇2位:インドネシア

・人口:2億6110万人
・GDP:9323億ドル
・GDP成長率:5 .0%
・経済収支:▲168億ドル(世界第179位/190カ国中)
・失業率:5.6%(世界69位/109カ国中)
・国際競争力:4.7(世界第36位/137カ国中)
・ビックマック価格:296円(世界48位/56カ国中)

◇1位:フィリピン

・人口:1億330万人
・GDP:3049億ドル
・GDP成長率:6.9%
・経済収支:6億ドル(世界第43位/190カ国中)
・失業率:5.5%(世界72位/109カ国中)
・国際競争力:4.4(世界第56位/137カ国中)
・ビックマック価格:293円(世界48位/56カ国中)


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おー!!


なんと2018年最も投資に適する国として
アジアのフィリピンが見事
『第1位』に輝きました!!



我々もフィリピンについては
かなり前から注目しておりましたし
世界の要人も同じ感覚で見ていることがわかり
ホッとしたというか、嬉しいですね!


世界的にみてもまだまだGDPは低く
貧しい国であることには違いありませんが


若い人口が多く
今後数十年にわたって
人口が増えていくことが
投資に適していると判断される
大きな要因の一つになっているのでしょう。


また世界の各国に住む
フィリピン出稼ぎ労働者からの仕送りは
毎年数億ドル、自国へ送金されますし
これがこの国の観光産業とともに
国家予算を支える貴重な資源になっています。
フィリピンの首都
マニラの中心地「マカティ」
日本人が多く住んでいると言われる
「ボニファシオ・グローバル・シティ」
にある一部の不動産は


すでに東京と似たような
価格水準まで高騰しており
10年前の価格を知っている身としては--
なかなか今のタイミングで
ご紹介しにくいのですが


それでもやはり世界からみて
まだまだ大きな伸び代があるとして
フィリピンは注目・評価されていますし


不動産価格が上昇したと言っても
マクロ的な平均値でのお話であり
不動産というものは相対取引なので
まだいくらでもチャンスはあるのです。


引き続き情報を吸い上げ、調査し、
何か良い投資の機会はないものか
虎視眈々と狙っていきます。
編集後記
本編でもご紹介しましたが
「世界で最も投資に適している国」
ランキングで第3位にランクインした


「ポーランド」


ヨーロッパの中欧に位置し
北から時計周りにロシア、リトアニア、
ベラルーシ、ウクライナ、スロバキア、
チェコ共和国、ドイツの7国に囲まれた国です。


そのためポーランドは
Heart of Europeといわれ、まさに地政学的・
文化的に東西ヨーロッパの懸け橋になってきました。


最近では日本から
首都ワルシャワへの直行便も就航し
昨年夏以降、週4便と増便されたようです。


一体どうしてこの国が
投資する上で適していると
世界から評価されているのか・・・?


私的には
かなり意外な高評価でしたが
まだ世界的に見ても情報が少なく
だからこそ投資のチャンスが転がっているはず。。


いつか近いうちに
その秘密を探りにいきたいですね^^
以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!
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