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物価上昇率が440000% !? 嘘のようでマコトのお話 |
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みなさん、こんにちは。
Global Investment Academyの
両角です。
今週初めに大雪が降った日本。
暦の上では1年で最も寒いと言われる
【大寒】はすでに過ぎましたが
寒さはこれからが本番ですね、、、
風邪などひかぬよう
どうか気をつけてお過ごしください。
そんな寒さ厳しい日本とは真逆の
真夏のオーストラリアでは
テニスの四大大会の一つである
「オーストラリアンオープン
(通称全豪オープンテニス)」
が開催されていたのですが
なんと、こんなのを
発見してしまいました!!!
続きは【編集後記】にて
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物価上昇率が440000%って? 嘘のようでマコトのお話 |
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想像してください。
出社前に立ち寄るカフェの
1杯300円のコーヒーの値段が
ある時、2,100円になっていました。
週末家族でマクドナルドに行った時
チーズバーガーセット500円が
急に3,500円になっていました。
車の調子が悪いので
新車を買いに行こうとお店に行ったら
いつも200万円前後で販売している車が
なんと、1,400万円になっていました。
いずれもそれぞれ
7倍程度の値上げが行われました。
そしてこれらの値上げは
たった、1ヶ月とちょっとの間に
行われたとしたら、あなたはどう感じますか?
まあ、想像しても
想像しきれない状態ですよね、、、苦笑
でも、こんな嘘のような本当の話が
今世界の、ある国で起こっていること
あなたは知っていますか?
こうして日々何気なく暮らしている
今、まさにこの同じタイミングで
生活物資の値段がたった1ヶ月と少しで
7倍以上にもなってしまう・・・
物価上昇率に表すと、なんと
440000%以上!になるそうです!
・・・・・・
440000%以上って??
極端な例をあげると
今日100円で買ったパンは
1年後には440,100円払わないと
同じものを買えないということです。
ちょっと我々の常識・想像の範囲では
考えづらい状況ですよね、、、
物価が月に50%以上
年率600%以上上昇した場合に
「ハイパーインフレ」と定義づけされるのですが
この恐ろしいハイパーインフレが
日本から地球の反対側の、ある国で
まさに今現実に起こっているのです。
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お札の額が億、兆、京…… 意外と経験しているハイパーインフレ |
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ハイパーインフレに襲われているのは
「ベネズエラ」
南米北部の海岸に面し
自然の宝庫として、さらには
中南米最大の産油国として有名です。
社会主義国のベネズエラは
数々の愚かしい経済政策の失敗や
ここ近年産業の中心であった原油の
価格低迷などにより経済が急激に悪化し
今や国家破綻の危機に陥っています。
そもそもインフレとは
モノの価値に対して紙幣の価値が
目減りすることを言います。
そしてそのインフレが
程度を超えてハイパーインフレになると
人々は稼いだお金でモノが買えなくなり
働いても意味がないと勤労意欲を失います。
結果としてGDPは急激に縮小し
財政の安定が回復しない限り
減少の一途をたどるのです。
今のベネズエラのことを
日本ではあまり多く報道されていませんが
かなり深刻な人道的危機の真っ只中にあり
国民の8割が満足に食事もできず
飢えに直面しているそうです。
街も至る所で強奪・暴行などの犯罪がおき
首都のカラカスは、世界でもっとも殺人が多い
都市ランキング50の第1位となっています。
▲ある時のデモ行進の様子
政府としては
景気回復策の一つとして
大量の紙幣を刷ってばら撒いたようですが
その無秩序なやり方が結果的に
このような悲劇を引き起こしました。
ハイパーインフレは
過去にも同様なケースがあります。
記憶に新しいところだと
今からちょうど10年前の
2008年にジンバブエでおきました。
治安の悪化や富裕層や企業が海外に
脱出したことなどを発端として経済が崩壊。
当時発表されたインフレ率は
年率2億3,100万%となり
政府は物価に合わせた桁の大きな紙幣
(100億ジンバブエ・ドルなど)を発行。
最終的には100兆ジンバブエ・ドル紙幣が
発行されるまで通貨の価値が落ちました。
私の家にも100兆ジンバブエドルが
あと100枚くらい残っていますので
1京ジンバブエドルを持っていることになりますね
(えっ、合ってる!?・・・苦笑)
さらに過去に遡れば
第1次世界大戦で敗戦した後のドイツ。
政府が大量に紙幣を刷り続けたために
お札だけが大量に流通して価値が激減、
あっという間にハイパーインフレに陥りました
第2次世界大戦終了後のハンガリーでも
1946年にハイパーインフレが起きました。
この時のハイパーインフレはすさまじいもので
例えば朝に400円だったパンが夕方には
800円になっているといった具合に
とんでもないスピードで物価が上昇していきました。
1980年代後半にアルゼンチンは
経済政策の度重なる失敗から
ハイパーインフレを引き起こしました。
この時の物価上昇は前年比の50倍。
単純に考えると、1988年に100円だったものが
1989年には5,000円になったといわれています。
1990年代前半の国内紛争で
経済が完全に疲弊した旧ユーゴスラビア。
ハイパーインフレ真っただ中の1992年に
100億ディナール、翌93年には5,000億ディナールが
発行されましたが、5,000億ディナールの価値は
当時500円程度だったと言われています。
こうしてみていると
ハイパーインフレって
歴史の教科書に出てくるような
それこそなかなか滅多に起こらないこと
今でいう「ブラックスワン」として
我々の記憶に埋め込まれているかもしれませんが
実際には結構な頻度で
起きていることがわかりますね。
現在ベネズエラ政府は
大半の経済指標の発表を行わなくなりましたので
下記はBloombergが独自に
ベネズエラでの1杯のコーヒー価格の推移を
インデックスとして表したものです。
2018年に入ってからの上がり方、、、
マジで半端じゃないっす。汗
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備えあれば憂いなし ハイパーインフレに備えて 今からできること、やるべきこと |
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さて、このことから我々は
一体何を学べば良いでしょうか?
ハイパーインフレって怖いなぁ・・
日本がそうなったら嫌だな・・・
程度では、ダメですよ!笑
財政赤字を毎年何十兆も出している日本。
慢性的な赤字を
国債という借金を発行することで
何とか次世代に繰り延べし続けているだけで
根本的な問題は一向に解決されていません。
物価の動きは
単にモノの需要と供給のバランスで
必ずしも決まるわけではなく
それこそ政治や経済
そして金融の仕組みが大きく
かつ、複雑に絡み合っているものです。
私は経済学者でもないですし
大した知識を有している訳でもないので
日本の経済が、物価が、為替が
今後どうなっていくのかについては
全くもってわかりません。
ただ、常に頭の中にあるのは
このままいったら、やべぇな・・・
という強い危機意識と
だったら余裕がある今のうちに
少しでも対応策を考えておこう
という心掛けです。
今回ベネズエラで起きている
ハイパーインフレがこの日本で
起こることはなかなか考えにくいですが
かと言って、全く起こらない可能性も
決してゼロではないように思います。
下記の例にあるように
決してハイパーではありませんが
ここ20年で確実にお金の価値は下がっています。
もし、、、
万が一、、、、
日本にハイパーインフレがやって来たら・・・
その前の準備・備えとして
今、何をしておくのがいいのか・・・
この情報武装メルマガでは
その辺のことを色々な切り口を変えながら
みなさんには常にお伝えしてきたつもりです。
まず、先が見えないなら
リスクを取れる範囲で回避(ヘッジ)をするのです。
これだ!
あそこだ!
とわからないからこそ
モノの種類を変え、場所(国)を変え
そして時間を変えながら分散しておくのです。
特にポートフォリオを構築する時には
相関関係が薄いものを組み合わせることが大切です。
言い換えれば
世界的にリスクが高まると
値段があがるものと逆に下がるものを
上手に組み合わせておくのです。
インフレ時には
相対的にモノの価格が上昇しますので
不動産や金・プラチナなどの実物資産を
持っておくことが対応策の一つになりますし
準備・やり方次第では
インフレによって大きな財産を
築くことだってできるのです。
ただ、常にリターンと
リスクはバランスしますので
どちらか一方に固まらないようにしましょう。
さらには
資産ポートフォリオを
定期的に見直すことも忘れないように!
さて、あなたはどんな資産を
持っていたいと思いますか?
ハイパーインフレが来ても
涙流して喜んでいられるような
そんな資産ポートフォリオを
考えてみるのも良いかもしれませんね!
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「懐かしいな・・・・」
と思いながら
パソコンをパチパチしていたら、、、
・・・・・
ありました。
こんなのが出て来ました。
はい、、、
私が生涯で一度だけ
4大大会に出場した時の記録が
こんな形で残っていました!!!
(シード選手に吹っ飛ばされました・・苦笑)
公式記録ではないですけど
なんか嬉しいですっ!!
私が出場したのは1992年で
今からもう26年も前の話ですが
この当時、ボリスベッカーや
エドバーグ、クーリエなどが全盛期で
レンドル、マッケンローなども参加していました。
(わかる人にわかれば良い・・w)
試合会場のロッカールームは
大人たちと同じだったので
普段テレビに映る大男たちが
目の前で着替えたり
準備運動するのを見て
一人ワクワク(バグバク)してました汗
残念ながら
今年は錦織選手が欠場しましたが
代わりに韓国の若手選手が大活躍しましたし
アジアの選手たちが
ああいう舞台でしのぎを削って
世界のトップと戦っている姿をみて
勇気と感動、そして元気をもらいました〜♪
投資の世界でも
もっと日本人が活躍しなきゃ、ですね!
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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