GIA通信 vol.90「東南アジアの国々の成長の違い」

GIA通信 vol.90「東南アジアの国々の成長の違い」

みなさん、こんにちは。

Global Investment Academy の
両角崇(もろずみたかし)です。

最近トップニュースでも伝えられている
急激な「円安・ドル高」の進行。

実に6年振りに109円台に入り
大きな節目である110円のラインも
視野に入ってきた模様。

「中長期的に見て為替は
 円安ドル高の方向に向かう」

為替相場は様々な思惑が入り交じり
単純に国(通貨)の強弱だけで
価格が決まらない難しいものですが

早かれ遅かれ円相場が
円安ドル高の方向に向かう
であろうことは

このメルマガだけでなく
様々な場面でお伝えしてきた通り。

だって、、、、

今の安倍政権下で行っている
様々な施策や現状の日本の財政問題

さらにはアメリカの経済回復による
金融緩和政策の停止に伴う
日米間の金利差の拡大など

円安に向かう条件は
揃っていたからです。

このところの円安の動きで
FXで大きな利益を出している人も
少なからずいることでしょう。
(我々はFXはお勧めしませんが・・・)

また、日本の株価も
一時1万6200円台後半まで
値をつり上げているなど
円安の効果も見られているようです。

でも、、、、
何か違和感があると思いませんか?

日本の景気は上向きになってる?
給料やボーナスはあがりそう?

我々国民にとって円安は
本当に望んでいることなのでしょうか?

続きは【編集後記】にて。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

■□━━━━━━━━━━━━━□■
   先週のメルマガで
  「フィリピンが熱い!」
   と書きましたが・・・
■□━━━━━━━━━━━━━□■

先週のメルマガで
今一番成長が熱い国は
フィリピンです!!!

という事を説明致しました。

人口が毎年200万人増えている
フィリピン史上最高の成長率。

そして、英語圏の中で
最も人件費が安い国。

株価も毎年右肩上がりで
非常に景気のいい話ばかりを聞きます。

一方、日本はこんなニュースが、、

▼4~6月期の実質GDP 年率7.1%減
http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA76

両国間の関係が
逆転するとは思いませんが

同じ時代でありながら
こうも国としての勢いに差があるのは
何とも不思議なものですね ^^;

それはさておき
皆さんに注目して頂きたい国は
何もフィリピンだけではありません。

我々が力を入れている
ASEAN諸国のマレーシアやタイも
ぜひ見て頂きたいと考えています。

では、どういう観点で見るべきか?

フィリピン、マレーシア、タイで
成長を後押しするエンジンが
それぞれ違うのですね。

フィリピンについては
先週がっつり説明しましたから

今週は、マレーシアとタイを
見ていきますね。

■□━━━━━━━━━━━━━□■
  マレーシアの成長エンジン
■□━━━━━━━━━━━━━□■

フィリピンと同様
マレーシアも人口は増えていきます。

これはその国が伸びる上で
大きな要素の一つです。

ただ、フィリピンと違って
もともとの人口が多くないのですね。

フィリピンが約1億人いるのに対して
マレーシアは約3000万人。

マレーシアの国土は日本の9割ですから
人口密度が全然高くないのです。

そこら中、ヤシの木、森だらけです ^^

要するに、フィリピンほど
人口増加による成長を享受できない
ということなのです。

では、何で成長するというのか?

マレーシアはもともと資源国であり
ASEANの中でも裕福な国の1つです。

また、イスラム教国の中で
一番最初の先進国入りを果たしている
という事から、もともとのベースが
フィリピンやタイより高いのです。

その上で、多民族国家というのが
非常に大きなエンジンになります。

マレーシアの人口構成を見ると
マレー系6割、中華系3割、
インド系1割、という割合です。

歩いていてもそこら中で
様々な言語が聞こえてきます。

ちなみにそれぞれの民族は、、、

マレー系 → イスラム教徒(20億人)
中華系  → 中国人(13億人)
インド系 → インド人(12億人)

にアクセスできるポテンシャルを
持っているので

国際競争力が非常に高い!
という風に言われています。

ちなみに、国際競争力ランキングで
マレーシアは10位前後であり
我が国日本は20位前後となっています。

新興国の中でも元々のベースが高く
様々な成長市場にアクセスしやすい
他民族を抱える国。

これに加えて
今回は詳しくは説明しませんが

ジョホールバルとシンガポールの
アジア史上最大の開発計画
「イスカンダル計画」があります。

フィリピンには
人口増加の点では及ばないけれども、
それを補う大きな成長エンジンを
持っている国と言えるのです。

■□━━━━━━━━━━━━━□■
  人口があまり伸びないタイ
■□━━━━━━━━━━━━━□■

Globalグループは
各国の成長を分析する時に
最初に人口の伸びに注目します。

人口が大きく伸びてる間は
国が長期的に成長するという
歴史から判断しています。

これを人口ボーナス期
という言い方をします。

フィリピンやマレーシアと異なり
タイでは人口ボーナス期が
終わりを迎えています。

じゃあタイの成長は伸び悩むのか?

そうではありません。
タイは「産業」が強いのです。

現在、中国の情勢不安や人件費高騰より
ポスト中国を目指して製造業の
工場などが移転し始まています。

このターゲットがタイなのですね。

タイはもともと90年代に
日本が大きく投資をしているので

工場を運営するのに必要な
電気・流通網・道路などのインフラが
他の国より進んでいるのです。

中国より人件費が安く
インフラが整っていて
しかも初期投資が少ない!

多くの産業が
ここタイに集まっています。

加えて、2015年に
ASEAN経済共同体というものが
発足されます

EUやNAFTAの東南アジア版ですね。

ヒト・モノ・カネの
移動が円滑になってきます。

この時、タイは
物流の拠点になるでしょう。

タイの周囲は
東にミャンマー
西にカンボジアとベトナム

南にマレーシア
北にラオス
と囲まれています。

ラオスは怪しいですが、、、
他の国は日本でも注目され
今、◯◯が投資やビジネスで熱い!
とよく言われている国ですよね。

その国に囲まれつつ
なおかつ、それら周囲の国々が
陸路で貿易のやり取りをする時には
必ずタイを通らなければいけない。。

成長国に囲まれて
自らも成長する土壌があり
さらにASEAN経済共同体があって
ポスト中国で産業が集まってくる。

人口は大きく伸びませんが
構造的に期待したい国ですね!

フィリピン、マレーシア、タイの違い。
いかがですか?

これらの国を訪問する際は
ぜひこの違いを頭に入れた上で、
街を見てみてくださいね^^

■□━━━━━━━━━━━━━□■
大富豪が読む書籍から学ぶ (20)
「老人漂流社会
 ~長く生きるのは罪なのか?~」
■□━━━━━━━━━━━━━□■

大富豪が読む書籍紹介コーナー
第20弾。

今回は ”高齢化社会” の本です。

タイトルは
「老人漂流社会 ~長く生きるのは罪なのか~」
→  http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA77

”老人が漂流する社会”

非常に不吉な高齢社会の未来を
予見するようなタイトルに
思わず気持ちが暗くなる本著。

大富豪に薦められて
読んでみましたが、、、

少し読んで湧き出てきた感情は
”これは人ごとではなく
自分の身に振りかかる事だ”
というものでした。

この本には、社会保証費の不足や
介護士、施設の人手不足により

最終的に様々な施設を
たらい回しにされ
”漂流”する高齢者達の現状を
取材した実話が載っています。

そして、そいうった人たちは
”死ぬ場所すら選べない”
という現状に直面し、亡くなっていく。

半年前まで
普通に生活していた老人が・・・

一気に歯車が狂いはじめ
漂流生活に陥る現状。

自分が想像している
もしくはテレビ等で見る
愛する家族に見守られながら
病床に伏すというのは

そう簡単には
実現できないのかもしれない。

やはり自分自身
もっとお金の勉強をし

この本に書かれているような
漂流生活にならない老後を送ってほしい。

そのために
もっと自分がお金の勉強をし
自身と家族を守り

さらにより多くの方々に
お金の勉強の重要性を理解してもらって
金銭的自立を達成してほしい。

改めてそのように
決意させる本でした。

自身と自身の家族を守るために
将来起こりうるリスクを知るために

こういった類の本は
1冊、2冊、、少しでも読んでおく
方がいいな、、と思いましたね。。。

■□━━━━━━━━━━━━━□■
  お金の知恵の塊コラム
 「アベノミクスのリスク」
        by がの
■□━━━━━━━━━━━━━□■

こんにちは。
お金の知恵の塊コラムを
担当しています「がの」と申します。

私の簡単な自己紹介につきましては、
5月4日配信のGIA通信で書いていますので、
よろしければ、バックナンバーをご参照ください
→ http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA64

アベノミクスのメリット・リスクを
それぞれ書いていくとなると、
それこそ1冊の本になってしまいますので、
リスクの1つを書きたいと思います。

前週から金利や国債について
書いてますので、この流れで
1つの側面について書きます。

黒田日銀は、
毎月7.5兆円のペースで
国債を買い入れしています。

これは国債市場の毎月の出来高の
70%に及ぶ額です。

今までいなかった買い手である
日銀が、70%の買い占めを行うと
どうなるか?

市場で売りに出せば、
必ず買ってくれる日銀さんがいるので、
売ることに困ることはありません。

そして、確実に売買が成立するので、
国債の価格が上昇していきます。

国債の価格が上昇することは、
国債の金利が下落することを意味します(先週参照)

例えばですが、
国債の金利が下落していくと、
10年を超える長期の国債ですら、
金利1%を切るような低金利になってしまいます。

低金利になると何が困るか?

銀行や年金ファンドや保険会社は
国債の利息で運用していますので、
この運用益が減るということです。

ここで例を出しますが、
例えばあなたが、
急に年金ファンドの運用を任されたとします。

あなたは国民が汗水垂らして
働いたお金から支払われている
年金の運用を任されたのです。

お金を増やすために、
預かったお金を何に変えますか?

すごいプレッシャーの中だと思います。
一番安心するのは、やはり国債だと
思うのです。

無難で国が潰れない限り、
リターンが返ってくる。

ですので、
銀行や年金ファンドや保険会社も
国債で多くを運用しています。

その利息が下がるので、
運用が難しくなります。

エスカレートすれば、
国債ではとても運用できないので、
株など他の方法をとり、(よりリスクが高い)、
運用リスクが高まる可能性あります。

また、先程
10年物でも1%を切る利息に
なりかねないと書きましたが、

都銀は調達金利を1%以下の低い金利で
資金調達できますが、

地方銀行や生保などは、
1%程度の調達金利であるため、
金利が下がり続けると運用が儘なりません。

5年物より10年物、そして20年物
と金利の高い長期国債を持つ傾向になり、
返済期間が長期化します。
(これはリスクが高まることを意味します。)

そして、日銀が買いをやめたり、
それかインフレ率の向上によって
国債金利が上昇(国債の下落)等が起こった際に、、、

高すぎる国債が逆方向に動きますが、

より長期化した国債をもっている
地銀や生保などは、
ここでダメージを受ける可能性があります。

あくまで、想定ですが、
都銀は国債の返済期間を短期化する方向に動き、
地銀や生保は返済期間が長期化する方向に
動いているようです。

これはアベノミクスによる
リスクの1つだと考えています。

こういうリスクを知った上で、
自らに置き換えて、
今後自分がどう動くべきかを
考えておきたいですね。

成功するのであれ、
失敗するのであれ、
リスクを回避できる準備が必要ですね。

今回は少しマニアックな内容でしたが、、、
いかがでしょうか^^;

それでは、
今回はこの辺で。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

【編集後記】

別のニュースにこんな記事もありました。

「日本の貿易赤字 26ヶ月連続」

「円安でも輸出が増えない」

確か2013年初めには
円安による輸入価格上昇によって
当初は貿易赤字が増大するものの

円安が徐々に輸出価格競争力を高め
輸出数量の増加とともに
貿易収支も徐々に改善すると
言ってはなかったでしょうか?

80円を割っていた歴史的円高も
3割以上も安くなったにも関わらず
一向に貿易収支が改善の兆しを見せない。

これは根本的に為替相場が問題ではなく
日本製品の国際競争力が低下している
ことに問題がありそうですし

日本企業がアジアに生産拠点を移し
そこから部品輸入をしていることから

円安による貿易収支改善効果が
起こりにくい構造になっている
と言えるのでしょう。

まあ、最初からそんなの
分かりきっていたと思うのですが、、、

ただ、私が憂うのは
これも再三にわたって言っている通り

今のご時世では円安によるメリットは
一部の大企業のみが享受するだけで

ほとんどの企業並びに
我々一般庶民にとっては
あまり望ましいこととは思えません。

なぜなら多くの生活物資を
輸入に頼っているのが日本であり

円安が直接物価の上昇に繋がり
我々の生活は今後ますます
厳しさを増すばかりだからです。

では、どうしたらいいのか?

海外に逃げましょう!

というのは、冗談として、、、
資産だけでも海外に逃がすのです。

逃がすという言い方は
あまり前向きではないですが
つまり、資産分散をしておく
ということですね。

円安=円の価値が下がる
ということですから
円安が進むと資産が目減りする
という考え方が大事です。

いくら自分が日本に住んでるから
為替なんぞ関係ない!

そうではないのですね ^^

海外投資というのは一見すると
攻めの姿勢のように思われますが

こうした為替の変化による
資産の目減りを少なくする為にも
日本円以外の資産を持っておく。

資産ポートフォリオ自体に
外貨の資産を加えておくことで
為替の影響をあまり受けない
「筋肉質」な体質が出来上がるのです。

海外投資=資産分散は
決して攻めではなくて
自分の資産を守る投資法であることが
お分かり頂けるかと思います。

ただ、為替の動きは
予測不可能でしょうから

海外に資産をシフトする時には
一気にはやらず

コツコツ時間をかけて
それこそ時間を分散して行うことも
リスクを抑える上で大切なので
覚えておいて下さいね。

あ、、、、

円安になって
いい事がありました!

今話題のi-phone の新商品。
世界中で見ても日本が一番安く
買えるようになったことですかね ^^

これはチャンスです!!

– – – end – – –

以上、今回も最後までお読み頂き
誠にありがとうございました!

それでは、次回のアカデミー通信で
またお会いしましょう!

両角 崇

(以下、お勧めのコンテンツです)

金(ゴールド)を保有するだけで・・・
・将来的な値上り益が享受できる
・毎月安定した収入が入る
・値下がりリスクがほぼゼロ
・小額から参加できる
「秘密の“金”案件」をご案内する
GLOBAL流 最新「金」資産運用セミナー(動画)を公開します!

▼セミナーダイジェスト動画はこちら!
http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA236

HSBC香港に口座をお持ちの方も
これから開設されようという方も必見!
『HSBCフル活用セミナー』
セミナーダイジェスト版(約2分) ができました。
視聴無料ですので、ぜひご覧下さい^ ^
▼HSBCフル活用セミナーダイジェスト動画はこちら!
http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA260

海外投資の酸いも甘いも
たくさん経験してきた我々Globalが
「海外不動産投資において
こんな案件あったらいいのにな・・」
を形にした素晴らしい案件をご紹介致します!

▼メルマガ講座の登録はこちらから
http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA246

▼Global Investment Academyが提供する
世界各国から収集した海外投資のノウハウを凝縮した
数々のイーブックをお届け!!
http://academy-global-investment.com/link/screate.php?BID=GIA33